季節の変わり目、春から増える紫外線から肌を守るために。

2022/3/15

暖かな陽気に誘われて、春は外に出たくなりますね。寒さからやっと解放されて、ポカポカ気分。

お出かけが増えてくるこれからの季節、気をつけたいこと、それは「紫外線」。
本番は夏ですが、油断しやすい春こそ紫外線対策が重要だったりします。

だからといって、日光を浴びないと、免疫機能を調節する役割や骨を健康に保つビタミンDが生成されなかったり、体内時計を整えることができず休めないなどのデメリットもあるので、紫外線について理解して付き合っていきましょう。

春から紫外線量が増加

1年を通して見てみると、紫外線量は3月から増え始め5~8月にピークを迎えます。
春になると太陽の高度が上がり地上に近くなります。紫外線を吸収するオゾン層を通過する距離が短くなることで、春頃から紫外線が多く降り注ぐようになるとのこと。
時間や天候、場所などにより、毎日紫外線を受ける量は変わってきますが、紫外線対策は春から始めるのが良さそうです。

紫外線の種類

紫外線には「UV-A」「UV-B」「UV‐C」の3種類ありますが、地表に降り注ぐのは「UV-A」と「UV-B」。

UV‐Aは『生活紫外線』と呼ばれ、紫外線の中で最も波長が長く、じわじわと肌の深部まで到達。肌を黒くするだけでなく、ハリや弾力のもととなる線維芽細胞を破壊してしまいます。しみ・しわ・たるみといった肌老化へと繋がります。
UV-Bは『レジャー紫外線』と呼ばれ、真夏に最も量が多くなり、主に肌の『表面』にダメージを与え、シミ・そばかすの原因になってしまいます。

そして、春は1年の中でも「UV-A」が最も強く降り注ぐ時季。

そんな春の紫外線対策は?

【 1. 】日焼け止めはTPOに合わせて選ぶ。
日焼け止めに表記されている、SPFはUV-Bに対する防御力の数値、PAはUV-Aを防ぐレベルを+で表したもの。
春に気をつけたい紫外線はUV-Aなので、PAのレベルです。普段使いであればPA++程度、長時間外出する場合はPA+++くらいのものが◎
SPF値は15~25くらいあると十分のようです。
また、春の肌は花粉や乾燥など肌トラブルが起きやすいので、スキンケア効果の高いものを選ぶのがおすすめ。

【 2. 】紫外線量が少ない時間に外出する。
地域や場所にもよりますが、一日の中で紫外線が強いのは午前10時から午後3時頃。
紫外線量が多いからといって外出しないことはできませんが、いつでもいい予定とかだとこの時間帯を避けるのが良さそうですね。

【 3. 】日陰を歩く
日陰は日向よりも約50%の紫外線を防ぐことができるといわれています。
「反射光」や「散乱光」により完全に防ぐことはできませんので、日焼け止めや帽子などで対策したうえで、日陰を歩くことを意識しましょう。

【 4. 】身に着ける紫外線対策をする。
日傘・帽子・UVカットのものを身に着けるのが、一番簡単で直射で紫外線を浴びることもありません。
簡単に身に着けられるものを1点持っておくと良いですよ。

紫外線対策におすすめアイテム

帽子

UVカットカーディガン

サングラス

ストール