20239/29FRI
vol.002this One KS スウェットの凄み

this One
この記事は、「One」1つのモノに絞って。私の目線からオススメしたいアイテムを紹介するものです。なぜ、このような記事を書きたいと思ったのか。それは、そのアイテムを購入する理由って人それぞれで、その理由こそが、そのモノを愛する理由になり、長持ちする(させる)秘訣だからです。

お店で、いいモノを見つけて、購入をする時の心の中を想像してみてください。「カッコいい!!」もちろん十分な理由。店員さんが「それはカッコ悪いです」なんて言うことはまずありません。なんなら、「これって、〇〇〇で~」「実は、〇〇なんです」と言われると。さらに欲しくなり、購入後もそのアイテムを着用する度に思い出すのです。トレンドには左右されない、そのモノ「One」の価値を高めて、所有した時の満足度に繋がればと思って書きます。

【vol.2 KAPTAIN SUNSHINE スウェットの凄み】

この時期、程良いスウェットが欲しくなるのは僕だけでしょうか。
この、"程良い"が難しいのです。スウェットと言えばChampion REVERSE WEAVE®。古着の定番でもある、そのスウェットの値段は高騰の一途。各ブランドも、それを元ネタに独自のエッセンスを加えスウェットを完成させます。中でも、特に"程良い"を感じたKAPTAIN SUNSHINEのスウェット(Crewneck Pullover)を紹介します。

入荷と同時に目に入ったこの色。
スウェットと言えばグレー、間違いなくかっこいい。中でも僕が目に留めたのはNavyでした。画像だけでは伝わりにくいですが、BlackとNavyの中間のような色味で、抜け感(低いトーン)が雰囲気抜群。この色味を古着スウェットで探そうと思うと至難の技です。
調べてみると、KAPTAIN SUNSHINEの染色技術により少しフェード感を持たせ染められたもの。BrownやGreenも同じように、少しトーンダウンした色味はvintageさながら。

  

裏毛(パイル地)仕様であること。
これ、案外少ないんです。C社のリバースウィーブを忠実に再現しようとすると、裏起毛タイプになりがち。しかし、KS Crewneck Pulloverはリバースウィーブの製法を踏襲しながらも、パイル地仕様に。ここが、最もオススメしたいポイントです。裏起毛タイプは、それはそれで保温力抜群で、より肉厚なボディの耐久性は言うまでもありませんが、今回KSのCrewneck Pulloverはパイル地を採用。それにより保温力こそ落ちるが、真夏以外使えるアイテムに。秋や春、夏の暑さを感じる時期にこそ活躍する1枚です。KSオリジナルのコットン100%生地で肉厚ボディをも再現。耐久性は抜群。衣替えで片付ける必要のないアイテムです。

着心地と直結するストレスのないシルエット。
着心地と言うと、生地感が注目されがち。動きやすさや、快適さは製法や特にシルエットが関係してきます。手首に程良くかかる袖丈、肩周りから肘までのユトリ。それでいてスマートに見える身幅。スポーツウェアの製法でありながら、街でも格好が付く上質さをKSのスウェットには感じます。

色 / 生地 / シルエット
それぞれ、こだわり抜かれたKAPTAIN SUNSHINEのモノづくりを感じることができます。STANDARDな物こそこだわりの逸品を。10年後も着ていたい長く愛用できる1枚ですよ!
(Crouka別注色)Padding Over Vestはこのスウェット との相性抜群。こちらもチェックしてほしい1着です。

item

KAPTAIN SUNSHINE
Crewneck Pullover
COLOR :
PRICE : ¥28,600
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KAPTAIN SUNSHINE
Padding Over Vest
COLOR :
PRICE : ¥46,200
BUY

profile

Crouka Photographer1986年生まれ、イセックこと井関です。趣味で風景写真を撮っています。
休みの日は三脚を担いで撮影に出かけるか、古着屋巡りに行くか、スパイスカレーを作るか。古着しか愛せないわけではなく、古着から学ぶことが多く、その目線で今のモノを見るとより深くモノを見つめることができるのです。偏りのある記事になるかもしれませんが、よろしくお願いします。