20239/8FRI
vol.001this One SALOMONを選ぶ理由

this One
この記事は、「One」1つのモノに絞って。私の目線からオススメしたいアイテムを紹介するものです。なぜ、このような記事を書きたいと思ったのか。それは、そのアイテムを購入する理由って人それぞれで、その理由こそが、そのモノを愛する理由になり、長持ちする(させる)秘訣だからです。

お店で、いいモノを見つけて、購入をする時の心の中を想像してみてください。「カッコいい!!」もちろん十分な理由。店員さんが「それはカッコ悪いです」なんて言うことはまずありません。なんなら、「これって、〇〇〇で~」「実は、〇〇なんです」と言われると。さらに欲しくなり、購入後もそのアイテムを着用する度に思い出すのです。トレンドには左右されない、そのモノ「One」の価値を高めて、所有した時の満足度に繋がればと思って書きます。

【vol.1 SALOMONを選ぶ理由】

月に数回、店舗に立つこともあるのですが、SALOMONをおススメするときは決まって「あのスキーのやんね?」という会話になります。もちろんそれも間違っていません。幼少期に父親に連れられてスキーに行った時、「あれはサロモンっていうメーカー」と初めてSALOMONを耳にしたことを思い出します。

それから、十数年が経ちハイキング用に買った靴がSALOMON XA PROというモデル。カラーリングと、ワイヤーのような細紐をキュッと締める機能面(レーシングシステム)に惚れて選んだことを覚えています。その次に、ランニングシューズを買いました。それもまたレーシングシステム採用モデル。そして今年、XT-6を購入。通算3足目のSALOMON。これまたレーシングシステム採用モデル。どうも私はレーシングシステムに惚れています。

レーシングシステム(QUICKLACE)

ストッパーをキュッと締めるだけでフィット!脱ぐ際もそれを緩めるだけ。SALOMONの靴を履いて出かけるとき、その締める動作だけで気持ちも高まります。ワイヤーが通っているので、耐久性◎ これまで切れたことはありません。

SALOMONは1947年のフランス生まれ。スキーはもちろん、近年はトレイルランニングにも力を入れています。トレラン…簡単にいうと山や自然の中を走るスポーツですね。 個人的な感覚ですが、ヨーロッパ生まれのSALOMONにはアメリカメーカーにはない、カラーリングやスマートさを感じます。だからこそ、キレイめなパンツにも合わせやすく、モード系コーディネートにもハマります。これまで、ハイトーンな配色が多かったSALOMONですが、ALL BLACK / WHITEのようなモノトーンなカラーリングを出したことで一気に人気が高まったと感じます。

あと1つ言うならば、ソールでしょうか。その他のスニーカーと比較すると硬いです。これは、SALOMONがクッション性にこだわっていないわけではなく、(トレラン)山を走る上で柔らかいソールは向かないからです。 個人的には、硬いソールの方が長時間の着用が楽。街を走ることはなくても、自然の中を歩き回る私にとってはSALOMONのソールは安心感があり、激しめな活動にも付いてきてくれる相棒です。グリップ力はもちろん、深いラグ(溝)のおかげで、雨や泥離れが良いのも心地良いですよ。

SALOMONを履き始めて十数年が経ちます。私なりにこの靴に対する価値を高めてきましたが、このXT-6が潰れたとしても、また次もSALOMONを選びます。レーシングシステム採用モデルで、ハイトーンなカラーリングのモノを。SALOMONの代わりはSALOMONしかなくて・・・。注)もちろん他のメーカーのスニーカーも履きますよ。

item

SALOMON XT-6
COLOR :
PRICE : ¥28,600
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profile

Crouka Photographer1986年生まれ、イセックこと井関です。趣味で風景写真を撮っています。
休みの日は三脚を担いで撮影に出かけるか、古着屋巡りに行くか、スパイスカレーを作るか。古着しか愛せないわけではなく、古着から学ぶことが多く、その目線で今のモノを見るとより深くモノを見つめることができるのです。偏りのある記事になるかもしれませんが、よろしくお願いします。