うららかな春の陽気。やわらかな日差しと澄んだ青空。
蕾を膨らませていた木々に、淡い色の小さな花が咲き始めるのを目にすると、否が応でも気分は高まります。
長く抑圧された生活からの開放は、まだ本番とは言えませんが、
いよいよ本番を迎える春の一コマを収めに、カメラ片手に出かけてみるのはいかがでしょうか。
まずは近くの街歩きから。
人混みを避けて郊外にドライブがてら、なんていうのも良いかもしれません。
今回は「写真×ファッション」をテーマに、春のフォトウォークスタイルをご紹介します。
カメラを持って出かけてみよう。
いつも歩くこの道も、ファイダー越しに見てみると、いつもと違うように見えたりする。普段なにげなく暮らす街にも知らなかった場所がまだまだあったりする。
冬のピンと張り詰めたような澄んだ空気も悪くないけど、春の穏やかな空気は角がたった心も丸くしてくれるようで好きだ。
いつもなら桜の木の下で「花より団子」よろしく、友人とお酒を飲むのが恒例だったけど、今年はカメラ片手に梅の花の甘い香りを楽しんでみよう。
今日は人混みを避けて郊外の低山へドライブ。まだ少し肌寒さが残る山の中で、思い切り深呼吸。うん、気持ちいい。
生い茂る木々も、流れる清流も、自分の思うように止まってはくれないからこそ、その一瞬一瞬を切り取る作業がとても面白いんだ。
夕日が綺麗に見える場所を求めて、あちらこちらと歩いてみる。
この日は雲が多くて当てが外れたけど、雲の隙間から漏れる光も、それはそれで綺麗なもんだなとシャッターを切った。
