ZiaFree(ジアフリー)について Q&A お客様からお問い合わせの多い質問をカテゴリーごとに掲載しています。使い方 特長 取扱い 品質 安全 ■ 使い方に関すること Q.使用できる食塩について 「塩化ナトリウム含有率99%以上の食塩」を使用してください。旨味成分等が添加された食塩等は使用しないでください。含まれる不純物が電極に結晶として析出し、ガス発生効率を低下させたり、電極の寿命を低下させる原因となります。 Q.使用できる水について 「水道水(上水道水)」を使用してください。井戸水、海水、ミネラルウォーター、アルカリイオン水等は使用しないでください。ガス発生効率を低下させる原因となります。 Q.食塩の濃度を高くしすぎたら問題がありますか? 本器に影響はありませんが、濃度が過剰に高すぎる場合、設計上の適切な電流値が流れず、発生効率を悪化させることがあります。 Q.効果の強弱はつけられますか? 設計段階で食塩水の量、電極の仕様、電流値設定等、ガス発生にかかわる諸条件が固定されていますので、ガスの発生量を任意に変化させることはできません。効果が強すぎると感じた場合は、換気を行い、調整してください。 Q.どんな場所に置いたらいいですか? 「ZiaFree™(ジアフリー)」は、ガスを空間に充満させることで、除菌・消臭効果を発揮するものです。トイレなどのある程度閉じられた空間に設置すると、より高い効果を実感できます。 Q.どんな場所に設置したら良いですか? 金属や電子機器からは20cm以上離れた安定した場所に設置してください。また、小さなお子様の手の届かない場所に設置してください。 Q.どのくらいで効果が発揮されますか? 動作を開始してからガスが部屋に充満するまでに、一定の時間が必要です。部屋の広さにもよりますが、家庭用トイレ(0.5坪)の場合、約3~7日で効果を発揮します。 Q.冷蔵庫内の消臭に使用できますか? 冷蔵庫内でのご使用は想定しておりません。 Q.食塩水の交換の目安は? 食塩水がMINラインを下回らないように食塩水を交換してください。 Q.プールの消毒のような臭いがします 運転時にわずかな成分臭(プールの消毒のような臭い)が伴います。成分臭が強すぎると感じたら、換気を行ってください。狭い密閉空間で長時間使用する場合は、適度に換気を行ってください。 Q.電気分解後の水溶液の安全性は? 電気分解が進むと、内カップには主に次亜塩素酸水溶液、外カップにはカセイソーダが生成されます。電気分解後の水溶液は、すでに食塩水ではありませんので、決して飲まないでください。但し、内カップ内の水溶液は微酸性~中性、外カップ内の水溶液は弱アルカリ性ですので、肌に触れても問題ありませんが、触れてしまった場合は水で洗い流してください。 Q.転倒させてしまったときは? 本体を転倒させてしまった場合は直ちに起こしてください。中の水溶液がこぼれてしまった場合は、すぐに拭き取ってください。そのまま放置すると、色落ちやしみが発生する場合があります。なお、転倒させたまま長時間(20分以上)経過してしまった場合は、食塩水を交換して使用してください。倒したまま長時間(20分以上)経過した場合、外カップと内カップの水溶液が混ざり合ってしまい、ガス発生効率を低下させる原因となります。 Q.使用を一時中止した場合の運転再開について 使用開始後に使用を一時中止し、その期間が1週間以上経過した場合や、電池切れに気づかずに、電池切れの状態が1週間以上経過した場合は、食塩水を交換して使用してください。すでに外カップと内カップの水溶液は中和が進んだ状態のため、そのまま再始動すると、ガス発生の再開が遅くなる場合があります。 ■ 特長に関すること Q.『ジアフリー』はどんなものか? 次亜塩素酸水溶液をガス化して除菌消臭します。 Q.次亜塩素酸ガス化とは? 次亜塩素酸水溶液を気化した次亜塩素酸水溶液の超微粒子です。 Q.次亜塩素酸水と次亜塩素酸ナトリウムの差異は? 【次亜塩素酸】 ・次亜塩素酸は私たちの体内でも作られ、細菌や異物を分解しています。 ・有機物と接すると分解して「ただの水」になります。 ・pH5.0~6.5(弱酸性)でHP値が中性に近く人体にとっても優しい。 ・直接、肌に触れたり、目に入っても影響はありません。 ・有機物と触れると分解するので、残留性はありません。 【次亜塩素酸ナトリウム】 ・強アルカリ性でアミノ結合(ペプチド結合)を加水分解する。タンパク質を腐食する。 ・原液が皮膚等に付着した場合、やけどのような症状を引き起こし、危険。 ・酸との混合で有毒ガスが発生。金属を腐食してトリハロメタンを生成する。 Q.除菌効果はカタログにある浮遊菌(インフルエンザウィルスやノロウィルス)、付着菌(大腸菌、黄色ブドウ球菌)以外の菌についても有効か? Montrois除菌消臭器「ジアフリー」は亜塩素酸水の超微粒子を空間に放出する世界ではじめての方式の製品です。 次亜塩素酸水の効果についてはwebにあるご周知の情報からあらゆる菌、ウィルス、カビ、スギ花粉、シッハウスの原因物質であるホルムアルデヒドに有効であることがわかります。 Q.殺虫できますか? 殺虫効果はありません。 ■ 取扱いに関すること Q.どのくらいの部屋の広さに適用? 窓、扉を閉めた部屋で、1台あたり6畳の広さにご使用頂けます。トイレでのご使用では比較的早く効果(消臭)を実感できます。大きな部屋の場合は、6畳換算で設置台数を配置してください。 Q.食塩水が無くなったことの確認方法は? 食塩水は半年毎に廃棄して新た入れ替えてください。食塩水の量の確認はボトルの背面の目盛に対し液面がMaxとMinの間にあることを確認ください。液面がMin位置より下の場合は食塩水を入れ替えてください。電極が液面より露出して性能低下となります。 Q.食塩水は、半年もつとありますが、水は腐らないのですか? 食塩水を電気分解して次亜塩素酸水のガスを生成します。電気分解直後は食塩水ですが電気分解が進むと容器内の2つの槽には次亜塩素酸水とカセーソーダが各々食塩水と同居する形で作られています。 塩は食品を長期保存するために従来より使用されています。また次亜塩素酸水は除菌、消臭効果を発揮します。一方カセーソーダは洗浄能力がありますので生成された液体は腐らないと考えています。 Q.転倒させた場合に問題は起きないでしょうか? 本体には透湿防水フィルターを設けておりますので中の液体が漏れ出すことはありませんが、転倒したままにしておくと次亜塩素酸水溶液のpH(ペーハー)のバランスが崩れ次亜塩素酸ガスの発生効率が悪くなります。転倒したらすぐに起こしていただければそのまま使用できます。いつ転倒か分らない時には容器内の液体を捨てて新たな食塩水に入れ替え後、再度通電して頂いたほうが復旧が早くなります。 Q.食塩水を入れてからの寿命が半年なのか2ヶ月なのか、よくわからない。 食塩水は満水から下限まで減るまでに約半年もちますが、アルカリ乾電池は2ヶ月で切れてしまうのでそれぞれ交換が必要です。食塩水は6ヶ月毎に入れ替えてください。アルカリ乾電池は2ヶ月は毎に入れ替えてください。 Q.電池交換の周期は? 単三アルカリ乾電池をご使用頂きますと2ヶ月間動作致します。マンガン電池をご使用の場合は1ヶ月しか動作しません。取扱説明書では単三アルカリ乾電池のご使用をお願いしています。 Q.電池が切れた時の確認方法は? 電池が切れると正面の青いLEDランプが消灯します。 Q.動作確認用試験紙の袋に入っているドライマットは何か? 試験紙の湿気防止のためのものです。試験紙が湿気ると検出部の試薬が上部に滲んできて、反応が見難くなるためです。ドライマットは検査に使用しないので、試験紙使用後は廃棄してください。 Q.パソコンの置いてある6帖の広さの部屋にジアフリーを設置しても大丈夫か? ジアフリーをパソコンから20Cm以上離して設置してください。ジアフリーから出た次亜塩素酸ガスは20Cm以上離れると塩素濃度が0.05ppm程度に拡散しますので機器を腐食させる心配はなくなります。 Q.どこに置くとガスが効率よく拡散されますか? ジアフリーより気化した次亜塩素酸は空気より重いので置き場所ははなるべく高所に配置してください。ガスが拡散しやすくなります。 Q.臭いが強いトイレなので窓を開放したままで使用の結果、効果がわからなかった。 窓を開放したままにすると気化した次亜塩素酸が窓から逃げてしまい部屋に次亜塩素酸ガスを満たすことがでません。効果は望めません。 Q.防水フィルターの寿命はどのくらいですか? 交換はできるのでしょうか? そのままでも使用できますが、お客様のご希望があれば、ご購入の代理店を通してご依頼いただければ有償での修理もお受けいたします。 Q.防水フィルターの破損等について 防水フィルタは化学繊維の不織布で、気体を透過させますが液体は通しません。「ジアフリー」を転倒させた時などに、中の液体がこぼれないようにする為のものです。防水フィルターは比較的丈夫ですが、鋭利な物の先端で引っ掛けると破れることがありますが、破れた場合でも次亜塩素酸ガスの生成能力は落ちません。「ジアフリー」を転倒させなければこのままご使用できます。破れたままで転倒させると中の液体が流れ出すことにご注意ください。(弊社での有償交換は可能です。)防水フィルターは誤って破らなければ、通常のご使用で製品寿命までの耐久性があります。 ■ 品質に関すること Q.ジアフリーの耐用年数は? 品質保証はご購入から1年です。製造上の瑕疵の不具合がある場合は無償修理いたします。稼働部がなく壊れにくく取扱で破損がなければ5年以上はもつ設計になっております。 Q.電極の寿命は? 電極は消耗しない素材を採用していますので半永久的に使用可能です。但しご使用の食塩や水道水に含まれる不純物などが電極に付着して性能を劣化させることがあります。 Q.フィルタ上面に発生する白い結晶物は何か?それは除去したほうがよいか? 塩です。塩の結晶です。少しくらいの結晶なら問題ないですが、たくさんつくようなら除去してください。除去方法は頭の小さい歯ブラシなのでこするか、こびりついているようなら割りばしなどで掻きとるきとってください。その際、フィルタを破損しないように注意してください。 Q.容器の中の次亜塩素酸水の濃度はどのくらいですか? 食塩水の電気分解で生成する次亜塩素酸水溶液の残留塩素濃度で400~1000mg/Lです。参考に市販の次亜塩素酸水(bb・・)は450mg/Lでした。 Q.車内での使用は、OKですか? 車載用の機器は現在想定しておりません。将来の開発対象としては考えております。 Q.『ジアフリー』に猫の毛や埃(ホコリ)は、入らないですか? 製品にはガスの出入り口には透湿防水(気体は通して液体を通さない)フィルターを設けておりますのネコ毛や埃(ホコリ)の進入を防いでいます。 Q.猫のいたずらで容易に倒れませんか? 本体の重さは約900gあり簡単には倒れないと思いますが、猫が体当たりをすれば転倒もあるかと考えます。本体が転倒しにくいように両面テープやマジックテープなどで補強するなど工夫されると良いでしょう。 Q.トイレなどに置くと、電球等は錆びたりしないのか。 本体から20cmの場所の塩素系ガス(腐食の原因)の濃度は0.05ppm程度であり、それ以上離れた場所で錆びを発生させることはありません。 ■ 安全に関すること Q.人体、ペットなどには影響はないのか。 ジアフリーから発散しているガスは次亜塩素酸水溶液の超微粒子であるため人体、ペットへの影響はありません。次亜塩素酸水は除菌や消臭を行うと成分が「ただの水」に戻るためです。 ・霧化粒子の吸入の安全性もラットを用いた90日間亜慢性吸入毒性試験では,雌雄ともに体重および一般状態において,また血液学的検査および肺の病理組織学的検査の結果において,特記すべき変化は見られないことが報告されている。(公益社団法人日本生物工学会刊行・生物工学会誌–92巻7号 談話室「次亜塩素酸が実現する安全安心空間」(執筆者:福﨑智司 氏)より引用 ) ・次亜塩素酸水は皮膚と同じ酸性であるため肌にダメージを与えず手荒れをおこしませんので、頻繁に手洗いを繰り返すような場合にも使うことができます。( 「次亜塩素酸水を人やペットに使う場合のポイントと注意点(2015年12月07日)」(執筆者:高荷智也 氏)より引用) Q.一個で約6畳の広さとの事ですが、広さが狭くなると濃度が高くなりますか。 仮に6畳の広さの半分、3畳の広さを想定して、塩素濃度は0.05ppmの2倍の0.1ppmを超えることはなく塩素ガスの労働環境濃度0.5ppmより低く安全です。じかもジアフリーから発生するのは次亜塩素酸水溶液の超微粒子であり塩素ガスではありませんので心配はいりません。 Q.食潜水の電気分解で苛性ソーダが発生するとのことだが、毒性はどの程度か?また飲み込んだ場合の健康への影響度は? Montrois除菌消臭器「ジアフリー」は本体が2つの槽に分かれており、白い半円筒形のカップに次亜塩素酸水溶液が、反対側の槽に苛性ソーダ水溶液が生成されます。5%を超える苛性ソーダ水溶液は「毒物及び劇物取扱法」により劇物指定されており、5%を超える高濃度苛性ソーダ水溶液は強アルカリ(pH14)で、タンパク質をアミド結合して腐食し、皮膚に付着したまま放置すると火傷のような(ぬるぬるする)症状を起こします。これに触れた場合は緊急では水で洗い流す処置が必要です。しかし、Montrois除菌消臭器「ジアフリー」で生成されるカセイソーダは濃度が0.000004~0.00004%と低く、指で触れても’ぬるぬる’することはありません。誤って飲み込んだ場合でもほとんど影響はありませんが、低濃度とは言え直ぐに吐き出しし医師にご相談ください。 Q.気化した次亜塩素酸ガスは周囲の布地を変色させる恐れはないか? 次亜塩素酸ガス(HClO)は物質を酸化させる働きがあります。「ジアフリー」を置いたところを中心に半径20cm程度の範囲内はガスの濃度が高く(0.5ppm程度)、長期に置くと金属を腐食させてしまう恐れがあるので、取扱説明書では設置には注意を促しております。色のある布地についても同様に「ジアフリー」の直近に長期間置くと酸化により変色する恐れがありますので注意してください。しかし半径20cmより離れたところではガスが拡散し濃度が低下(0.05ppm以下)するので、腐食や布地を変色させる力はありません。 Q.取扱説明書やメーカーホームページのFAQに「・・・換気をしてください」とあるが、換気をしない場合どのようなことが起きるのか? 「ジアフリー」から放出される除菌消臭成分である次亜塩素酸ガスは、臭いを感じる個人差はありますが、若干の塩素臭(病院やプールの臭い)を感じることがあります。取扱説明書やFAQで換気を促している記述は、臭いが気になる場合は部屋の空気を入れ替えてくださいという意味です。頻繁な換気は居室内に充満した次亜塩素酸ガスが逃げてしまい、除菌消臭効果が薄れてしまうことになるので、密閉と換気のバランスの考慮は必要です。また換気をしなくても人体には影響はありません。 Q.次亜塩素酸の認可や公的基準はどうなっているか? 次亜塩素酸水は塩酸または食塩水を電解する特定の装置で生成した次亜塩素酸ナトリウムに塩酸 等のpH 調整剤を混ぜて作られたものが食品添加物として認められています(※2002年 官報 第3378号 食品添加物指定酸性電解水(次亜塩素酸水)の要点参照)。次亜塩素酸ガスはその存在自体未だ公に周知されていないため、許容濃度の基準もまだありません。また、現状では次亜塩素酸ガスを測定する手段もありません。しかしながら次亜塩素酸ガスは’HClO”という分子構造から、塩素系のガスであるため、塩素ガスを測定するガス検知管に反応することがわかっています。そこで当社では次亜塩素酸ガスの濃度を塩素ガス検知管にて測定し、その濃度が日本産業衛生学会「許容濃度に関する委員会勧告2015」労働環境濃度「塩素ガス」の許容濃度0.5ppmを超えないことを自主基準としています。測定は「ジアフリー」を1㎥のチャンバー内に設置し、20時間以上放置した後に塩素ガス検知管にて測定しています。 ページ上へ戻る |