コンタクトの使い方
コンタクトレンズをご使用になる前に、下記をお読みいただき、正しくご使用ください。
また、使用上の注意もお読みください。
レンズの付け方
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レンズを利き手の人差し指にのせ、レンズをチェックします。 ※手と指の水分をよくふき取っておくとレンズをつけやすくなります。
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レンズの表裏を確認します。 ※横から見たとききれいなお椀形になっていればそのまま装着できます。レンズの縁が反っている時はレンズが裏返しになっています。
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同じ手の中指で下まぶたを開き、まばたきをしないようにしっかり引き下げます。
もう一方の手の中指(または人差し指)で上まぶたを開き、ふちをしっかり引き下げます。 ※この時まつげも一緒に押さえるとスムーズに開きます。 -
両目でまっすぐ前を見たまま、レンズを黒目の上に静かにのせます。 レンズがきちんと黒目の上にのっている事を確認し、ゆっくりと指をはなします。 ※この時決して黒目にレンズを押し付けないでください。目を傷つける場合がございます。また急に離したり、強くまばたきをすると、レンズがはずれる場合があります。
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2~3回軽くまばたきをします。
レンズのはずし方
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鏡をよく見て、レンズの位置を確認してから、利き手の中指で下まぶたを軽く引き下げます。
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そのままの状態で利き手の親指と人差し指でレンズを軽くつまみ、レンズをはずします。
レンズケアの方法
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レンズに洗浄保存液を数滴つけ、両面各20~30回丁寧にこすり洗いをします。 ※その際同じ方向(左右または上下)に動かしてください。円を描くようなこすり方はレンズ破損の原因になる場合があります。
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レンズを洗浄保存液でよくすすぎます。
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レンズケースに洗浄保存液を満たし、レンズを完全に液中に沈めてください。
そのまま決められた時間放置し、消毒をしてください。消毒後はそのままレンズを取り出し装着してください。 ※そのまま数日使用しない場合は、保存液を3~4日で交換してください。
【基本的な装用スケジュール】
レンズの装用に慣れるまでのスケジュールは個人差がありますので、眼科医の指示を守り、無理のないスケジュールで装用してください。レンズを初めて装用する場合は、以下の例を参考に装用する時間を眼科医に相談し、徐々に装用時間をのばしレンズに慣れてください。
※最大1日8時間が標準装用時間となります。 就寝の際は必ずレンズをはずしてください。眼科医に指示された装用時間内であっても、違和感や刺激があるときは装用を中止して眼科で診察を受けてください。1ヶ月以上装用を中止した場合は、眼科医の指示に従って装用を再開してください。
【定期検診】
安全で快適にレンズをご使用していても、3ヶ月ごとまたは眼科医の指示に従って定期検診を必ず受けてください。特に異常を感じなくても、目に傷がついていたり、目のトラブルが進行している場合もあります。目の健康を保つために必ず眼科医の定期検診を受けて、眼科医の指示に従い装用をしてください。
使用上の注意
■眼科医に相談する注意点
- レンズの装用に関しては、いかなる場合も眼科医の指示に従い装用時間や装用スケジュールを守り異常を感じなくても定期的に眼科医の定期検診を受けてください。
- 点眼薬を使用する場合は、眼科医の指示に従い点眼してください。
装用中に痛みや、くもる・かすむ・ぼやけるなどの見え方の異常を感じたら、直ちにレンズをはずして眼科医に相談してください。 - アレルギー疾患をお持ちの方は、レンズの装用に適さない場合がありますので、眼科医に相談してから装用してください。
- 高齢の方や小児で、レンズの取り扱いが難しい場合は無理な装用はせず眼科医に相談をしてください。
- 病気、妊娠・出産などによる体調の変化や、薬剤の服用、生活環境によってはレンズの装用に影響を及ぼす場合がありますので、眼科医の指示に従ってください。
- 装用中に化学薬品などが目に入った場合、すぐにレンズをはずして水道水などで目を洗い流し眼科医で診察を受けてください。
- 本製品着色部分が、光量を妨げ見えにくく感じられる場合や視野に違和感を感じる場合がありますが、次第に慣れ軽減されます。気になる場合は使用をやめ眼科医に相談してください。
- 本レンズは金属を含む着色剤が使用されていますので、金属アレルギーの方は眼科医に相談してください。MRI検査を受ける場合は予めレンズをはずしてから検査を受けてください。
■お客様にご注意いただくこと
レンズを使用する前に必ず添付文書をよく読み、必要なときに読めるように保管してくだい。
- 目に違和感があるときや、体調が優れない場合は装用しないでください。
- レンズ装用中は目をこすらないようにしてください。(レンズがずれたり、角膜に傷をつけたり、レンズが破損する危険性が高まります)
- 眠る前(仮眠や昼寝も含む)は、必ずレンズをはずしてください。
- 水泳の再はレンズを外してください。
- 激しいスポーツ等では、レンズがずれて、視界を妨げることがあります。
- レンズを装用してテレビやコンピューターの画面を長時間見続けると、目が乾燥することがあります。常に完全なまばたきをするように心がけてください。
- 常時、乾燥した生活環境にいる方は、使用しないようにしてください。
- レンズ装用中は空調や扇風機などの風を目に長時間当てないようにしてください。レンズが乾燥する原因となります。
- ヘアスプレーを使用する際は必ずレンズに付着しないように、目を閉じてから使用してください。
- 化粧品等がレンズにつかないようにしてください。
- 化粧はレンズをはめてから、化粧落としはレンズをはずしてから行ってください。
- 粉塵、薬品等が眼に入りやすい生活環境にいる人は、レンズを使用しないようにしてください。
- レンズの装用により、暗い場所では見えにくいことがあります。暗い場所での車の運転や機械の操作は、特に注意してください。
- 夜間の車やオートバイ、自転車の運転、機械類の操作には不向きですのでレンズをはずしてから行ってください。
- レンズをなめたり、口の中には入れないでください。
- レンズを水道水につけないでください。
- レンズを複数枚重ねて使用しないでください。
レンズに関するご質問
①レンズデータはどこを見ればわかるの?
BC (ベースカーブ)PWR (度数)DIA (直径)などのレンズデータは、各商品ページに掲載しておりますので、そちらでご確認ください。
②レンズデータって何ですか?
レンズデータとは、BC(ベースカーブ)、PWR(度数)、DIA(直径)、CYL(乱視度数)、AXIS(乱視軸)、AD(手元補正度数などの使い捨てカラーコンタクトの機能を示す数字のことです。
③ベースカーブって何?
BC(ベースカーブ)とはレンズのカーブの度合いを示す数値です。
眼球に合わせてレンズもカーブを描いており、眼球のカーブとレンズのカーブが合わないと、レンズをつけたときに違和感があったり、レンズがずれやすくなったりすることがあります。
BCの適切なサイズについては専門の眼科医までご相談ください。
④DIAって何?
DIAとはレンズの直径のことです。通常 13.8 mm~ 14.5 mmくらいまであります。
製品によってDIA(直径)が異なりますので、よく確認して適したレンズを選択することが必要です。
⑤眼科検診はどれくらいの間隔で受けるの?
眼科検診は3ヶ月に1回は定期的に検診を受けることをおすすめしています。
眼科医から指示を受けている場合、指示に従って必ず定期検査を受けて下さい。
⑥取り扱っているレンズはソフトレンズですか?ハードレンズですか?
当店の取扱いカラーコンタクトレンズは全てソフトレンズになります。
⑦眼科医への相談は必要ですか?
はい、必要です。
涙の量、アレルギー体質など、眼の健康状態により装用できない場合もあります。
眼科医にご相談のうえ、検査・処方を受けてお求めください。
⑧検査を受けずに購入できるの?
初めてカラーコンタクトレンズを使う場合は、必ず眼科医の処方の上、ご自分にあったレンズを医師と相談の上決めて下さい。
必ず定期的に検査を受け、そのレンズが自分に合っているか、また目に異常はないかを確認の上 購入するようにして下さい。
■レンズケアの注意点
・カラーコンタクトレンズは煮沸消毒できません。コールド消毒専用です。
・ケア用品の添付文書をよく読みケアを行ってください。
・レンズケースは常に清潔を保ち使用してください。
■レンズの取扱についての注意
・レンズに強い力を加えたり、摩擦を与えないでください。レンズの形状が崩れたり、破れたりする危険性があります。
・レンズに異物の付着・傷・破れ・凹凸・変形・変色が見られる場合は使用を中止してください。
・レンズを取り扱うときはレンズが破損する場合がありますので、爪を立てたり、ねじったり、折り曲げたりしないように気をつけてください。
・乾燥したレンズは、使用しないでください。再使用可能なレンズは、常に保存液を使用して保管してください。
・レンズケースに保存するときはフタにレンズをはさまないようにご注意ください。
・破損しているレンズや、違和感のあるレンズは直ちに装用を中止し、症状が続く場合には眼科医の診察を受けてください。