スンバ島農業プロジェクトについて





インドネシアにスンバ島という島がございます。 スンバ島は水が少なく、中でも東スンバ県というところは降水量が特に少ない地域です。 そこにカル村という村があり、そこの子供たちは学校に行く前に、1時間ほどかけて、バケツに3-4cmの水を汲みにいくというような状況です。 村には仕事はなく、水がないのでバナナとトウモロコシしか育ちません。



そこに、自分たちの力で生きる手段を得るため、野菜を作り現金収入を得る事ができるようになるため、 2014年、農業に必要な環境と技術を支援するというプロジェクトを、「NGO法人地球の友と歩む会」と共に始めました。
まず、川から村の畑まで、地面を掘り、給水管(ホース)を敷設しました。そしてポンプで水を汲み上げ、防水シートが張られた貯水池に溜めます。 いずれにいたしましても、手作業による簡単なものです。もちろん飲料にはなりません。 そして専門の方による農業指導です。
【苗床作成】
害虫や動物からの被害を避けるため、地面より少し高めのところに竹製の台を作りその中で苗を育てる。
1.苗床の作り方
2.バナナの葉を利用した容器の作り方
3.肥料の与え方
4.野菜の種子の蒔き方
5.苗の世話の仕方

【肥料】
作物が必要とする栄養を理解するために基本的な肥料の知識を学ぶ。
1.個体と液体の肥料について
2.作物に必要な肥料の量
3.肥料の効用

【作付】
苗を畑に植え付けるにあたり、野菜栽培の初歩を学ぶ。
1.植え付け時の作物の間隔
2.作物の育て方
3.防虫、および病気の管理

鮮やかな緑の葉をもつ野菜を見て、子供たちも大人たちもみんな、笑顔になりました。
そして、少しばかりですがお手伝いできた私共も、幸せな気持ちになりました。

村には、約30名の他村からの見学者や、東スンバ県職員などが訪れるようになりました。 メンバーは、有機農業について見学者の質問に対し、イキイキと返答をします。 そして他の村、また他の島にも、有機農業が広がり、合わせて笑顔も広がると嬉しいです。