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お吸い物など、上品なだしをとる場合は、血合の部分は削り落とします。ただし、こくのある料理を作る場合は血合があるほうがこくがでます。
「家庭では、血合も一緒で問題ないですよ」 |
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野崎さん自らの削りの実演。
削るときは、手前から押すように削ります。
「布巾で湿らせておいたから、楽ですよ」 |
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これで、約25g。1.4リットルの水でだしをとると、みそ汁7〜8杯分のだしがとれます。
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水から昆布を入れ、弱火に火をかける。しばらくすると昆布が浮いてきます。 |
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沸騰してきたら、昆布をとりだします。煮すぎると海藻くさくなりますので、注意。もったいない!と思うかもしれませんが、残りの昆布は佃煮にするとおいしいですよ。廃棄ゼロ! |
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ここがポイント!100ccほどの差し水をいれて、温度を下げます。90度ぐらいにしておいて、かつおを入れる準備OK! |
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ここに削った鰹節を投入。そのまま2分ほど置きます。火にかけなくていいんです。そのほうがいいだしがとれるんです。 |
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2分後にだしを漉します。かつおのだしがらも、干して油で揚げて佃煮風に。極上の飯の友になります。 |
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これでだしが完成!昆布に火をかけながら、かつおを削れば、作業時間は約7〜8分。だしをとるのって、結構簡単なんですね。 |
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だしのおいしさは、まず醤油だけで味わってみてください。試しに、粉末のだしの素でとっただしと醤油をたらすだけで飲み比べてみてください。その大きな違いにきっと驚きますよ。 |
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