最近は機種も多くどれを選んだらよいのか迷うところです。
まずビルトインコンロの「天板材質」を決め、その後、グリルなどの機能・デザイン・価格などで比較することをオススメします。
ビルトインコンロのサイズついて
ビルトインコンロのサイズは、天板サイズ幅が、「75cm」と「60cm」の2種類があります。
本体の幅は同じ幅で作られているため、どんなシステムキッチンにもぴったりフィットします。
『自分が使いやすいサイズを選ぼう』
75cmタイプのビルトインコンロは、トッププレートの幅が広く、余裕のバーナー間隔。
一方、60cmタイプは75cmタイプに比べて調理スペースが広めに確保できるので、狭い間口のキッチンにも設置しやすいタイプです。お好みにあわせて最適なタイプをお選びください。
天板の種類について
ビルトインコンロの天板の種類は、主に4種類。 材質の特徴は下の表をご覧下さい。
※販売価格帯は実売価格のおおよその目安です。
トップ材質 |
長所 |
短所 |
販売価格帯 |
ガラストップ |
透明感のある見た目が美しく、耐久性、耐熱性に優れ、お手入れが簡単。一番人気の天板です。 |
重いものを落とした場合、破損の恐れ。※ガラスの破損はメーカー保証の対象外 |
55,000~220,000円 |
ガラスコート
(強化ホーロー) |
ガラスの光沢感と、鋼板の堅牢度を併せ持つ。割れることがない。 |
衝撃などにより表面塗装が割れると、そこからサビ始める。 |
55,000~150,000円 |
ホーロー |
耐久性に優れ、硬い物でこすっても大丈夫。 |
衝撃などにより表面塗装が割れると、そこからサビ始める。年数が経つとコーティングが剥げてくることがある。 |
30,000~65,000円 |
ステンレス / アルミ |
使い込むほど味がでる。業務用のようなシンプルさがある。 |
強くこすると傷が付きやすい。 |
100,000~130,000円 |
「魚焼きグリル」について
最近では、魚焼きグリルのトレーに「水」を入れる必要がなく、上と下から一気に焼き上げる「無水両面焼き」が主流になっています。
無水両面焼きですと、途中でひっくり返す必要がないのでグリル内の熱が逃げることなく、またグリル内での水の蒸発がないため、カリッとこんがり焼きあがります。庫内の温度が高くなる両面焼の方が美味しく仕上がると言われています。
上位機種にはさらに「オートグリル機能」が付いている機種も増えてきてます。オートメニューと焼き加減を設定するだけで、焼き時間と火力を自動でコントロールし焼きあがると自動で消火するので、とっても便利です。
両面焼 |
片面焼 |
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メリット
・上下から加熱するのでスピーディ
・途中でひっくり返す手間がいらない
・グラタンなどさまざまな調理も楽しめる
デメリット
・片面焼に比べ焼網にくっつきやすい |
メリット
・両面焼に比べ焼網にくっつきにくい
・グリル内部の構造がシンプルなのでお手入れが楽
デメリット
・片面ずつ焼く必要がある
・焼き上げるのに時間がかかる
・ひっくり返すときに身がくずれることがある |
「グリル専用容器(ダッチオーブン、ココット、プレート等)」について
ピザ用プレート、ダッチオーブン、スリット蓋付きプレートなど、グリル専用の調理器具が、各メーカーから発売されています。
従来の魚焼きグリルの枠を超えたさまざまな調理がお手軽に楽しめます。最近人気のフタ付きの容器なら、グリルの中を汚さずに高温で美味しく調理ができます。手間のかかるグリル掃除もほぼ不要で、毎日気軽にグリル調理が楽しめます。
安価な汎用品も発売されていますが、コンロメーカーの純正品の場合、グリル内の容量を最大限生かした形状のため、深さのある容器や大きな魚も切らずに焼けるなどのメリットがあります。また、上位モデルではグリル容器に特化したオートメニューが搭載されており、火力や時間も自動調理ができる物もあります。
>> グリル専用容器はこちら
お手入れについて
汁受けレスのフラット天板が最近の主流になってきています。汁受け皿を外して洗う必要がなく、台布巾などでさっと拭けばお掃除完了♪
とっても好評です。
汁受け皿がないタイプ (汁受けレス) |
汁受け皿があるタイプ |
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メリット
・ゴトクをとってすぐ拭ける
・お手入れ点数はゴトク2点
・煮こぼれが内部に入りにくい構造
デメリット
・大量に煮こぼれるとあふれる可能性がある |
メリット
・大量の煮こぼれにも汁受け皿が対応
デメリット
・お手入れ点数が多い
・隙間から内部に煮こぼれが入りやすい |