手型の取り方ここがコツ!
グローブが出来上がったあと、ほとんどの方が 「ぴったりフィットして気持ちいい」 「自分の手にぴったり。さすがオーダーメイド」と喜んでいただける中、 「ちょっと小さいんだけど」「きつくて入らない」「指が余ってしまう」など、 少数ですがお手に合わないとお叱りをいただく場合がございます。 職人は皆様が取られたお手型という情報だけで、ぴったりのグローブを作ろうと 必死に努力しているのですが、お手型の取り方によってはなかなか難しい場合もあります。
ここでは、よりフィットしたグローブをお作りさせていただくために、 お手型の取り方のコツをお教えいたします。
押し付け方が弱いと、きちんとお手型がとれません。発色液をつけたあと、用紙に強く押し当て、さらに上から押さえつけるようにして正確なお手形をお取りください。
やむをえず輪郭だけで採寸される場合で、爪が長い場合などは、その旨ご記入いただいたほうが正確なグローブになります。
たとえば、このようなお手型だけですと、指の長さも太さも、手のひらの大きさもはっきりとわかりません。
職人の勘だけでお作りすることになってしまいます。輪郭を忘れずに記入してください。
このように輪郭があれば
指の長さ、太さなどがはっきりと
わかり、お手の特徴にあったグローブをお作りすることができます。
職人は指の長さ、太さを採寸して型を起こします。
輪郭をとる場合、指の股と指先の位置を正確に取っていただくことでよりぴったりした手袋になります。
正確な輪郭を取るためには、ペンを直角に立てていただく必要があります。
直角に立てて輪郭をとるのと、少し内側の輪郭をとるのとでは、5mmほどの違いが出てしまいます。
これでは「かなりきつい」グローブになってしまいますね!
キットに同封の、軸の細いペンを使用して、手のひらに沿わせて直角に立ててお取りいただくと、もっとも正確な輪郭をとっていただけます。
キット同封のペーパーメジャーで、手のひら周りのサイズを採寸していただきます。
手の厚さの厚い方、薄い方、いろいろありますので、ジャストフィットなグローブ作りのために大切なことです。
市販のグローブサイズは手のひら周りのサイズで表示されていますが、メーカーによってかなり差がありますので、実測サイズが市販サイズと違っていても大丈夫です。
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