オーダーメイドと既製品の違い
「オーダーメイドゴルフグローブ」というとその高価なイメージばかりが先行しがちです。確かに既製品の方がオーダーメイドに比べて安価で手頃ではあります。しかも合皮であればさらに耐久性のよさも加わります。
しかしながら、それは既製品のサイズにぴったり合うという手の持ち主だけが実感できるもののはず。
殆どの方はお値段の分だけ必ず妥協しなければならない部分があると思われます。
それは人間の手にも個性があり、指の長短・太さ、甲の厚み・広さ、指先の形、関節の独特のふくらみ等々、既製品はそれら全てを網羅するのは難しいからです。
もともとオーダーメイドのグローブと既製品のグローブはモノ作りの根本が違っているのです。「いかに多くの人たちにはめられるゴルフグローブが作れるか」という既製品に対し、「いかにその人のためだけに良いゴルフグローブを作れるか」という、オンリーワンへの追求から生まれるのがオーダーメイドゴルフグローブなのです。
中には既製品でも皮や形状に随分とこだわったものもあるでしょう。しかし、それはパターン化したものをどれだけ安く製作し、どれだけ高く売れるかというゆるぎないビジネスの観点が根幹にあるのです。
たくさん作って、たくさん売る。
購入者、つまり使用する人の顔が見えないまま、作っていくのです。
それに比べオーダーメイドで作る場合、一つ一つの手形から職人が手作業で丁寧にそのグローブを使う人を思い浮かべながら作っていくのです。皮の選別、加工、そしてグローブへと仕上げていく手袋職人も、長年培ったその厳しい目で注意深く作業して作りあげていくものなのです。
オーダーメイドは商業的な部分から言えば確かに高価なものといえるかもしれませんが、まるで自分の手の一部のような、しっくりと馴染む一体感は既製品では得がたく、その価格相応、否それ以上の満足感を生み出してくれます。
グリップを握った時のぴったりと密着してひきしまった感覚。それはまるで「素手で握っているようなフィット感」だとご好評いただいております。
ただ、いくら言葉で説明しようにもやはり実際に着用してみなければ、多くの方々がオーダーメイドゴルフグローブを選ぶ本当の理由は感じていただけないでしょう。
贅沢か否か…ご購入いただき、実際にコースをまわってご使用いただいて、是非あなたのご感想をお聞かせください。
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