<手挽きミルの場合(ツァッセンハウス154-SMを使用しています)>
画像をクリックすると拡大します |
|
|
「日常のお手入れ」
手挽きミルも電動ミルと同様に、ミル刃の部分及び受け皿(引き出し)部分に付着しているコーヒーの粉を取り除いて下さい。
手挽きミルの場合、清掃出来る範囲が限られています。日常的には、目で見える部分のみの清掃となります。
※刃や引き出し部分を水洗いしたりしないで下さい。サビが出て使用出来なくなります。 |
|
「コーヒーの粉が詰まった場合」
長期間清掃せずに使用していますと、ミル刃とミル刃を覆っている「ミル刃カバー」の間に微粉がたまり、最悪の場合コーヒーの粉が落ちて来ないなどの現象が起こります。
※使用するコーヒーの種類(焙煎度の濃い物や水分量によって詰まりやすさが変わります。) |
|
ブラシやエアーダスター等で清掃しても汚れや微粉が完全に除去出来ない場合には、分解して清掃する必要が出てきます。
※分解はあくまでも自己責任で行って下さい。
※ハンドルの軸やネジ等はキズが付きやすいためご注意下さい。
← 左の写真は、各部の名称です。 |
|
「手挽きミルの分解の仕方」
1)ハンドル軸固定ネジの取り外し
まず、 ハンドルの軸を固定しているネジを取り外します。時計と反対方向(左回り)に回すと緩みます。 |
|
2)ハンドルの取り外し
次にハンドルを取り外します。ハンドル部もネジ式となっていますので、 左回りに回すと緩みます。
※ハンドル部はかなり固いため、引き出し部の底から手を添えるなどして軸を固定する必要があります。
※どうしても軸と一緒に回ってしまう場合には、軸をペンチ等で固定する方法もあります。(その場合は、軸のキズにご注意下さい。) |
|
3)ワッシャーの取り外し
ハンドルが取れましたら、ワッシャーを取り外して下さい。
※外した各部品は、無くさないようにご注意下さい。 |
|
4)本体上部カバーの取り外し
次に、本体上部のカバーを固定している3ヶ所のネジを外します。その内の1ヶ所は、開閉カバーを押さえる金具(上下2つ)が付いています。
※3本のネジは細く柔らかいので、ネジ山がつぶれやすくなっています。しっかりと上から押さえつける形でドライバーを回して下さい。 |
|
5)本体カバーの取り外し
3本のネジを外しますと、本体のカバーが外れます。
※ 開閉式のカバーは外す必要がありませんので、付けたままにしていて下さい。 |
|
6)軸を押し下げる
軸を下に押し下げます。 ミル刃が完全に露出しますので、簡単に清掃出来ます。
※分解はここまでです。ミルの底の部分が打ち付けられているため、軸を抜き取る事は出来ません。 また、ミル刃のカバーも取り外す事は出来ません。 |
|
7)ミル刃の清掃
軸の先端にミル刃が固定されていますので、この状態で掃除して下さい。少し堅めのブラシなどが有効です。 ミル刃のカバー付近も清掃して下さい。
※清掃後は、元通りに組み立てて下さい。
※取り外しの際にネジ山を潰した場合、新しいネジを用意してご使用下さい。その方が次回の分解清掃が簡単になります。 |
|
焙煎珈琲豆の心斎橋コーヒ院研究所 |