β版です:まだまだ未完成で読みにくい部分はありますがご了承下さい |
いわゆるコーヒー味、苦くて焦げ臭い、それだけで終わらないのがコーヒーの奥深いところです
様々な要因が元になって発生する「味」についてのお話しです
・ 基本的な「香味」の話し
細かく分けると非常に細かくなる珈琲の香りですが、大別すると以下の4つになります
ソフト | 問題のある味も香りも無い、柔らかく成熟した香りのことを指します |
ハード | 渋みのような刺激のある味です(にが味やキャラメル味と混同しがちなので注意が必要です) |
リオイ | チェリーの果肉発酵に由来する薬品臭が少しする状態 |
リオ | リオイが更に強く出た状態、日本国内ではまず出くわすことの無い「商品価値の無い」コーヒーのことになります |
・ 味の表現方法
もっとも言葉にし難いのが「味」についての表現だと思います
さらっと見て頂いて何かの際にご利用頂ければと思います
日本語表現 | 英語表記 | 具体例 |
コクのある味 | BODY | 口に入れた瞬間の質感、また後味の量的な表現 |
甘み | SWEET | 口に含んだ瞬間に感じる糖質に起因する甘みの表現。 |
酸味 | ACIDITY | フルーツのような、後に残らない爽やかな酸味 |
酸っぱみ | SOURISH | 後々まで口の中に残る深いな刺激、酸味と混同しやすい |
苦味 | BITTER | カフェインに由来する薬品的な苦味 |
焦げ味 | SMOKY | 煙やタールに由来する、いわゆる焦げた味 |
渋み | ASTRINGENT | 舌先を刺激する、しびれたような感覚 |
古い味 | STALE | コーヒーの中の油などが経時劣化した油臭さ |
発酵味 | FERMENTED | 不快な酸っぱみ(いわゆる食品が腐った時の味)) |
カビ臭 | MUSTY | 保存状態の悪い生豆などから由来する |
土の味 | EARTHY | 土などの混入による汚れた深いな味 |
汚れ埃の味 | DIRTY | 麻袋などの汚れから生豆に移った深いな味 |
青味 | GREEN | 未熟豆に由来する青臭い味 |
コンペティションではさらに増えて、実に115通りもの味の表現があります
なかには「Livery:生き生きとした」と言ったような意味不明な表現方法もありますので、ここでは割愛したいと思います