人の内面は黄金に輝いてる。大切なのは殻ではないが時には重要である。
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guji Journal

clam Journal #4

休日に必要なものはボーダー柄



休日のショッピングやカフェ巡りなどオフのコーディネートについつい取り入れてしまうボーダーアイテム。

元々は漁師や船乗りが着ていたものでしたが、フランス海軍が制服に採用しました。 青と白の縞模様は海と馴染んで迷彩になり、敵に見つかりにくい効果もあるとか。

日本ではシマシマのボーダーシャツを「バスクシャツ」と多くの人が呼びます。バスク地方(フランスとスペインの国境近くに位置するエリア)の漁師さん達が着ていたボーダーTシャツがその元祖とする説からついた呼び名ですが、このバスクシャツと言う言い回しはフランスではほぼ通じ無いんだとか。もしわかる人がいれば、よほどの日本通か、日本と頻繁に商売をしているような人らしいです。

フランスではこのボーダーシャツのことを”マリニエール” (Mariniere)と呼びます。フランス語の marin=海 からの派生語で、船乗りさんを表すフランス語であると同時に、このアイコニックなボーダーシャツを指し示す言葉でもあります。

ここではclamで取り扱うボーダーアイテムを紹介したいと思います。


フランスメイドにこだわる
Le Minor



100年の歴史をもつ老舗ブランドのLe Minorは、3大バスクシャツブランドのひとつと言われるほどのメジャーブランドです。生地から製造し、完成までフランスの自社工場で行う徹底ぶりがこのブランドのこだわりです。

この手のボーダーシャツって洗濯後に縮むのがネックなんですが、こちらのルミノアは全く縮まないのでご安心を。

20ゲージでざらっとした質感の生地が暑い季節にも十分に対応してくれます。

ネックの仕様もクルー型ですので、ボートネックが苦手な方には嬉しいですね。

生成り地にブルーのボーダー

ブラウンベースにホワイト

パネルボーダーの半袖も


知る人ぞ知るブランド
KANELL



こちらも1923年創業で約100年の歴史を持つブランドKANELL。 こちらのKANELLですが、こだわっているものがあります。ここではその説明を。

ある日、フランス軍がメーカーに作成を依頼したデザインがあるというのです。 「ボディに21本のボーダー、袖には15本のボーダーを配したマリニエールをつくって欲しい」フランス海軍はメーカーに対しこんな依頼をします。21本+15本、合計36という数字は、ある時代にフランスの英雄、ナポレオン・ボナパルトが成し遂げた、対イギリス戦の連勝記録と言われています。英雄ナポレオンに敬意を払い、その栄光を受け継いでいく。発注されたフランス海軍のマリニエールはそんな思いが込められていました。

メーカーはそれに準じた商品を作成しますが、ある問題に直面します。依頼された希望の数のボーダーを配したモデルをLサイズで具現化できたとしても、XSサイズにそれを転用した場合、XSサイズでは何本かのボーダーがカットされてしまい指定された数のボーダーに満たなくなってしまいます。

効率的な生産を必須とするミリタリーウエアにおいては、サイズ毎に生地を編み直すような事はできず、このフランス海軍より依頼を受けた「真のマリニエールは」限られたサイズにおいて、若干数が作成されるにとどまりました。

そこでKANELLではXLとXSではボーダー自体の幅、及びボーダーの間隔を変えています。 こうすることで全てのサイズにおいて36本のボーダーを配置することができています。単純ですが、とても手間のかかる作業で、これを具現化しているメーカーは他にはないでしょう。 かなりマニアックな物作りをするブランドです。

こちらのアイテムは洗濯を重ねるたびに体に馴染み、「自分のものになっていく」を実感していただけるかと思います。

こちらは首元が開いたボートネック仕様です。

4パターンのカラーリングでご用意しています。


イタリアのニットブランドが織りなすボーダー
FILIPPO DE LAURENTIIS



ここ数年でメジャーブランドに昇格したと言っても過言ではないFILIPPO DE LAURENTIIS。

コストパフォーマンスに優れたファクトリーブランドが作るボーダーニットです。

スーピマコットンを使用し肌触りがカシミヤのようにとても柔らかく、ラグジュアリーな気分にさせてくれるニットという印象です。やはりニットですので、前述のフランスブランドのそれとは全く違う位置付けとなるんですが、イタリアブランドということで地中海に似合うボーダー柄といった印象でしょうか。マリンスタイルを完成させるという点では通ずるものがありますね。

ホワイト地にネイビーのマイクロボーダー

ブラウンのご用意もございます


アイスコットン素材でも
MOONCASTLE

大阪岬町に工場を構える老舗ニットブランド「月城ニット」。

メンズニットブランドを立ち上げて数年経ちましたが、その人気はうなぎ登りで当店でも入荷すれば結構なスピードで旅立っていく印象です。今季からボーダー柄が登場しまして2カラーを発注しましたが、すでにこちらのブルーひとサイズのみとなってしまいました。

長袖のニットですが、暑い夏にその性能を発揮するアイスコットンですので、盛夏でも全く問題ありません。明るいロイヤルブルーのボーダーも清涼感をアップさせてくれます。

発色の良いブルーが夏に映えます


大人の夏スタイルではやはり長袖のほうがいいでしょうか

白地にブルーは鉄板アイテムです

ブラウンも合わせやすいですね

clamで取り扱いのボーダーアイテムのご紹介でした。やはりボーダー柄って休日に似合うといいましょうか、うまく説明できませんがなんかいいんですよね。ついつい着ちゃうみたいな。

サイズ選びで着こなしがガラッと変わりますし、とにかく色々なものをお試しいただきたいです。

合わせるものも柄物を避けていただくと、すんなりコーディネートに溶け込む印象です。 夏は素肌に直接着こんで「ショートパンツに」とかいいですよね〜

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