私たちのこと




昭和25年(1950年)、祖父の板橋太吉は千葉県印西市で地元の方々のための衣料品店「板橋呉服店」を始めました。

当時は近くにスーパーやデパートなどもなく、地元の商店が地域の生活を支えていました。 

お陰様で当店も地元の方々に愛され、当時はかなりの賑わいを見せていたようです。




父の代では地元小中学校の制服や体操服なども取り扱い始め、店舗運営をしてきましたが、もともと過疎化の進んでいる地域だったことに加え、ご近所の方々も高齢となり、お客様も徐々に減っていきました。

会社員だった私は店舗の維持に難しさを感じながら、お店を手伝っていました。




そんなある日、お店にご近所のおばあちゃんが来店され、洋服を数点購入して下さいました。

その時「この店が開いていると本当に助かるのよ」と、ポロっとおっしゃられました。

この言葉が高齢者向けの衣料品販売を始めるきっかけとなりました。


足腰が弱り、外出もままならないご高齢の方がたくさんいらっしゃいます。

認知症など高齢化による認知能力の低下や「老老介護」の問題も深刻な社会問題となっています。

今や日本は「超高齢化社会」。日本の人口の29.1%、実に3人に1人が65歳以上となっています。


そんな不自由されているご高齢の方々、また介護の必要な高齢者を抱えるご家族のため、私達にできる事は「洋服を届けること」でした。

「今はネット社会、どこからでも、どこにでも品物を届ける事ができる。」

そんな思いから、このショップを立ち上げました。




シニアファッション チアラップ!楽天市場店

板橋呉服店 店長 板橋 春幸