水草には活着する性質をもつものが多数あります。 そんな水草を育成するためには、「巻きつける」という作業が最も重要になってきます。 当店ではモスやアヌビアスやミクロソリウムをすでに巻きつけてある商品も多数ございます。 しかし流木の形状が選べなかったり、思っているところに巻き付けていなかったりという場合も・・・ アクアリウムを好きになればなるほど細かいところへのこだわりが強くなりますよね! そこで、こちらではお気に入り流木の好きな場所にお好みの水草を活着させるために 種類ごとの巻きつけ方、巻くために必要な用品などご紹介していきます!

全くレイアウトの経験がなくて、まずはお手軽に挑戦してみたい!そんな方は是非こちらへ!

流木の選び方はどのような構図のレイアウトにするか、どのようなイメージのレイアウトにするのかをまず決めてから選ぶと良いでしょう。
当店では様々な種類の流木を取り扱っております。完全オリジナルにするための1点ものも盛りだくさん!お好きな流木をじっくりとお選びください!


縫い糸や、釣り糸などがありますが、繊維質の糸の場合育成途中で切れてしまう可能性がありますので注意しましょう。


長いものをロールにしているものや、長さで切ってあるものもあります。

今回はアヌビアス・ナナを使用します。ポットに入っている場合まずはポットから外し、ウールを取りましょう。 付着したウールをキレイに取り除きましょう。 設置しやすいよう、伸びている根を切ってください。 巻き付けたい位置に乗せます。
糸で巻きつける場合、根茎にキズがつかない程度の強さで巻きます。ですが、巻く力が弱すぎると外れたり動いたりしますので注意が必要です。 ビニールタイで巻きつける場合、流木と接する部分により巻く本数を変えます(動かなければ平気です)。ビニールタイをネジって余った部分は切り取ってください。ビニールタイも糸と同様に根茎を傷つけないようにします。 これで完成です!非常に立体感のあるレイアウトが可能になります! グラスアクアなどでも存在感を発揮します!是非お試しください!

今回はウィローモスを使用します。 2~3cmくらいにはさみで切り分けてください。 このような感じで切り分けましょう。 巻き付けたい場所に一回にまきつけられる量のモスを置いていきます。この時流木も濡らしておくとモスがくっついて作業がしやすくなります。
1度端から端までモスを固定するように大雑把に巻きます。また最初の位置まで巻きながら戻るのですが、この時に糸と糸の間隔を5ミリほどにするとモスの成長がよくなります。 これで完成です!しばらくすると活着して葉が広がっていき、存在感がでてきます!

今回はミクロソリウム プテロプス ナローを使用します。 アヌビアス同様にポットに入っている場合はウールをきれいに剥がしてください。枯れている葉などはこのときに取り除いてください。根は、ある程度なら切っても平気です。その後、巻き付けたい位置に乗せます。 アヌビアス同様に根茎にキズが付かないように巻いていきます。新芽の部分や葉を巻き込まないように気をつけてください。糸が葉に絡まって巻きにくい場合ビニタイを使ってください。 動かないようビニタイの本数を調節しながら固定してください。
これで完成です! アヌビアス同様グラスアクアでも非常にマッチします!

活着の特性を生かして、このような迫力のあるレイアウトを作成することも可能です。是非ご覧ください。

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