海洋深層水 海洋深層水とは?

まず海水を「表層海水」と「深層海水」という2種類に分類します。表層海水とは200mより浅い部分の海水、深層海水とは太陽光が届かない200mより深い部分の海水を指します。
表層海水域には多種多様な生物が生息しているため栄養成分がそれら生体によって消費されやすい環境となります。しかしながら深層海水域にはその栄養成分および生命維持に必須とされる成分が人間の手では再現できない絶妙なバランスで豊富に温存されているのです。当店では、非常に潜在能力の高いこの海洋深層水を導入し、生体管理に利用しております。それでは海洋深層水がもつ驚異的な能力、そしてアクアリウムにおける無限の可能性をひも解いてみましょう。
海洋深層水の特徴

清浄性

排水などの汚染された水の影響がなく、化学物質による汚染の可能性がほとんどない生体にやさしい海水といえます。水質悪化の原因となる有機物濃度が低いため、有害な雑菌等も少なく立ち上げやリセットにも最適な清浄海水です。

栄養性

太陽光が届かない環境のため、栄養物質を消費する植物プランクトンがほとんど存在しません。そのため海の生き物を育む栄養物質を豊富に含んだ海水となっております。現在の環境に追加して使用することで、サンゴ等への栄養補給を促す添加剤の役割も果たします。

低水温性

海洋深層水は比重が重いため、太陽光の影響を受けやすい表層水と混じり合いません。そのため年間の水温の変動がほとんど無く、常に低温(約4℃)が維持され、水質が安定していると言われています。

ミネラルバランス

水深800mの低温の深海で長い年月をかけることで、カルシウムやマグネシウムなど、細胞の働きを助ける様々なミネラルや微量元素が、バランスよく豊富に含まれた海水となっています。海水生体が最高の状態を維持できる、人間の手では再現しえない「究極のレシピ」がつまっています。

取水地へのこだわり
市販されている海洋深層水は水深300mあたりの海水を汲み上げたものが一般的ですが、当店で扱っているものは伊豆赤沢沖の水深800mから取水されたものです。水深800mともなると年間を通して常時4℃という低温に保たれ、それによりミネラルがバランスよく且つ豊富に含まれた海水に仕上がります。
さらに伊豆赤沢沖は地理的にみても清浄性に富んだ場所といえるでしょう。伊豆半島は約100万年前にフィリピン海プレート上にあった島が日本列島に衝突し形成されました。そのため火山島であった伊豆半島には、大きな河川が存在しておらず生活排水の影響を受けにくいのです。
全海洋生物のうち約14.6%が日本近海に存在している事実からも現在日本の海は生物多様性の高さで世界的にも注目されています。その中でもこの伊豆赤沢沖は清浄性や潮流など様々な要素が絡み合い、生物多様性に富んだ海域といっても過言ではありません。“生体にとって最適な環境を提供する”それが取水地にこだわる理由です。

購入する

前述したように当店で扱っている海洋深層水は800m地点の海水を汲み上げたものです。
より高い清浄性が期待でき、栄養も豊富です。汲み上げたあとは自然と同等の水温で保管し、新鮮さを維持。当店の生体管理でも必須のアイテムとなっています。
栄養を積極的に補足し難いサンゴなどの底生生物(ベントス)や成長段階にある幼魚には有用な海水です。また海洋深層水は養殖などあらゆる分野での実績があり、アクアリウムという分野においても今後大きな貢献が期待されます。
命を育むための自然が作り出した最上のレシピ、海洋深層水で水槽環境を改善してみませんか?お客様のアクアスタイルに合わせて原水と濃縮タイプの2種類からお選びください。


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