メタハラの魅力に迫る!メタルハライドランプ特集

メタルハライドランプとは?

白熱球、ハロゲン電球、蛍光ランプ、HIDランプなど照明には種類があります。 メタルハライドランプ(以下メタハラ)とは、そのうちの、「HIDランプ」に属する照明です。 「HIDランプ(High Intensity Discharge Lamp)」とは高輝度放電ランプのことで、 とにかくその明るさが最大の魅力です。 実は結構身近なところにもメタハラは存在しています。野球場の照明もメタハラです! あの強烈なまぶしい光を想像していただければ、メタハラの凄さが理解できるかと 思います。 チャームの水草管理、海水生体管理でも必需品のメタハラ。 強い光で水槽を明るく照らしたい、そんなときにはメタハラなのです!



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海水生体の管理におけるメタハラの重要性

一般的にミドリイシやコモンサンゴなどのいわゆるSPSやシャコガイ、ウミアザミ以外の向日性サンゴは蛍光灯でも飼育が可能とされています。 しかしながらそういったサンゴでもメタハラを使うことによって成長の促進及び長期飼育の実現、そのサンゴが持っている本来の美しさを引き出すことが容易となります。 通常、海水の場合ブルー球を用いますが浅場に生息するミドリイシなどはホワイト、ピンク系のサンゴには赤系を用います。 上記の通りサンゴの色を引き立てるにはその種類に合ったランプが必要ですのでタイプの違うサンゴを一緒に飼育するには複数設置するようにしましょう。 またランプを多灯することによって影を減らすという効果もあるので、是非お試しください。 しかしながら、強すぎる光を当てると種類によってはポリプが開かなったり色が悪くなることもありますので、 そのようなサンゴを飼育する際は直下を避けたり濃い青のランプを使うなどの対策が必要になります。 メタハラを使い分けることによって、飼育の幅がぐんと広がりますので、是非挑戦してみてください!

蛍光灯との比較〜水草飼育を例にとって

水草を管理する上で欠かせないのが照明。 蛍光灯とメタハラという2大照明を比較してみました。 それぞれに良さがあり、お好みに応じて使い分けるとアクアリウムの楽しさがより一層広がるでしょう。 是非参考にしてみてください!!

メタハラ 蛍光灯
外観 吊り下げタイプの場合、オープンアクアリウムを実現でき、尚且つ水槽上部の見た目がスッキリします。 水槽に直に置くため水槽本体との一体感が生まれ、まとまりのある外観にできます。
点光源が特徴です。光が強く、水の波紋や流木の陰などをより自然に近く再現できます。光に直進性があるため、水槽の底まで光が行き届きます。 面光源が特徴です。蛍光灯全体で発光しているため水槽の隅々まで光が行き届きますが、水面近くに設置しないと水槽の底まで光が届かなくなります。
メンテナンス性 本体を吊り下げることによりトリミングなどの作業を行い易いです。 水槽に直に置いてあるため、移動しないと作業が行えませんので、少し手間がかかります。
水草の成長 一般的に蛍光灯より成長がよいですが、ホシクサなどが上手く育たないといったことがあります。 赤系の水草はあまり色が出ない傾向にあります。 また、陰の部分になる水草は育ちが悪いため、あまり光量を必要としない陰性水草(アヌビアスクリプトコリネミクロソリウム)を配置するといった工夫が必要になります。 メタハラに比べ劣りますが、水草全般的に育成可能です。光が満遍なく行き渡りますので、ムラ無く育ちます。メタハラと違い、赤系の水草の色が出やすいです。
発熱量 メタハラは発熱量が多いため、気温が高い季節は水温が上昇してしまいます。そのためファンや、クーラー、室内のエアコンなどで調節しなければいけません。 蛍光灯はメタハラに比べ発熱量が少ないですが、水槽に直に置くため、熱がこもってしまいます。水温の上昇もメタハラより少ないですが、夏場は 水温が上昇しない対策をとらなければいけません。

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●画像によるメタハラと蛍光灯の比較

・外観
メタハラの外観
アクアリストなら誰もが抱く理想の形、オープンアクアリウム。 インテリア性が高く、開放感たっぷりの贅沢な空間を創出します。
蛍光灯の外観
コンパクトなまとまりにより水槽との一体感が生まれます。
・光
メタハラの光
凹凸のあるリフレクターから照射される光は非常に幻想的。 陰影によるコントラストにより、自然な環境を演出できます。
蛍光灯の光
まんべんなく全体に照射する特性からムラの無い水景を作り出します。 平坦なイメージではありますが、光が全てに行き届くというメリットがあります。

FAQ 〜 よくある質問

メタハラでよくあるお問い合わせについてご紹介します。

一般的にメタハラは大型水槽に使用されていますが、60cm水槽にも使えますか?
もちろん使用可能です!標準の60cm水槽だと150Wを目安にご使用ください。
30cmキューブ水槽で70Wという使い方もありますので、是非メタハラを有効活用してみてください。


水槽サイズや水容量とメタハラの灯数・ワット数の関係を教えてください。
サイズや容量以上に、水槽の“高さ”に着目してメタハラを選ぶとよいでしょう。
いくら大きな水槽でも浅ければ底まで簡単に光は届くでしょうし、逆に小さな水槽でも深ければ光が底まで届くのに光量を必要とします。
そういった意味でも深さというのが重要になるわけです。
高さ45cmの場合は150W、60cmの場合は250Wくらいを目安にお選びください。
※横幅ある場合は、ワット数に応じたメタハラを数灯使用することで補いましょう。


水面からどのくらいの高さにメタハラを設置すればよいでしょうか?
高すぎても底部まで光が届かず、さらには水槽外に光が漏れてしまいますし、低すぎても水を熱しさらに生体に被害を及ぼす場合もあります。 まずは水面より45cmくらいに設置し、その水槽や生体・水草に応じた高さまで下ろして微調整するのがよいでしょう。 基本は20cm〜30cmといわれていますが、水槽によって適切な高さがありますので是非お試しください!




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