育成が簡単で手軽の楽しめる。
花期が睡蓮やハスとずれており、葉の形も異なるので
鉢植え等で睡蓮鉢に入れるとメリハリがある。
寒さに強く屋外で越冬できる。
伝統ある日本の古典園芸植物の一つでもあるカキツバタ。
アヤメ科の植物のなかでも特に水辺に適した種類であり、睡蓮鉢での育成も十分に可能です。
ハスやスイレンにも劣らない存在感の花を持ち、ビオトープ、睡蓮鉢を彩る魅力的な美種が数多く存在します。
古典園芸種だからといって気負う必要は全くなく、育成も品種ごとの違いはあるものの、容易な種が多く気軽に楽しむことができます。
花期は5月から6月にかけての初夏で、季節順にカキツバタ、スイレン、ハスの順に花を楽しむのも一興です。
冬季は地下茎のみで越冬するので、スイレンやハスと同様に水を切らさないように管理してください。
また、同属のアヤメや花菖蒲、ジャーマンアイリスはカキツバタほどに水を好まないので混同に注意してください。