フェレット
生息地:個体による
体長:約30~35cm程度(品種による)
体重:約800~1500g(品種による)
体長:約30~35cm程度(品種による)
体重:約800~1500g(品種による)
胴長短足のかわいらしいシルエットのフェレット。
フェレットは人間によく懐き、好奇心旺盛で遊ぶことが大好き。おもちゃのじゃらしを追いかけてきたり飼い主の後ろをついてきたりと、遊んでもらいたいアピールをしてきます。
フェレットは人間によく懐き、好奇心旺盛で遊ぶことが大好き。おもちゃのじゃらしを追いかけてきたり飼い主の後ろをついてきたりと、遊んでもらいたいアピールをしてきます。
飼い易さ 普通 |
フェレットは自由奔放で遊ぶのことが大好きです。抑えるポイントとしては餌やりや声掛けなど日ごろのお世話をきちんとすることが前提です。そのうえで遊び好きな性格を利用して一緒に遊ぶ時間を必ずとりましょう。一日一時間でもとることが理想です。 |
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初期費用(用品のみ) 約30,000円前後 |
ケージ・エサ・エサ入れ・給水器・おもちゃ・ハウス・ハンモック・トイレ・キャリーバッグetc... |
毎月の維持費(消耗品のみ) 3000円前後 |
エサ・おもちゃ・トイレ用品etc... |
平均寿命 6~8年前後 |
種類・サイズによって長さに違いがありますが、個体差や生活環境の差の影響も受けます。 |
なつきやすさ 懐きやすい |
フェレットは懐きにくいと言われることもありますが、しっかりと手をかけてあげれば必ず懐きます。ただし、犬のように従順さを求めるのではなく、猫のようにマイペースさをもった動物だと認識しておきましょう。 |
体臭 多少する |
イタチ科特有の臭腺のにおいが強いフェレット。 ペットショップで販売されているフェレットは臭腺除去手術がすでに完了していう子が多く、臭腺のにおいがすることは少ないですが、フェレット自身にも多少の臭いはあるため、お世話をきちんとして清潔にしていれば、臭いは少なくなります。 |
鳴き声 ほとんど鳴かず、鳴き声もそこまで大きくない |
フェレットは犬や猫のように大きな声で鳴くことはありませんが、たまに「クックック」「コッコッコ」「キュー」「シャー」など小さな鳴き声を出すことがあります。 |
トイレのしつけ できる |
フェレットは角で排泄する習性があるので、ケージにフェレットの身体がすっぽり入る長方形のトイレを設置すると成功しやすいです。 |
活動時間帯 夕方・早朝 |
フェレットは1日の大半寝て過ごしますが、早朝と夕方の時間帯に活発に動きまわる性質があります。 |
エサ |
ペレット(総合栄養食/主食)・ジャーキーなど(おやつ) |
フェレットの種類
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カナディアンフェレット
多くが灰色系の毛色体格が良く、骨太で筋肉質なフェレット -
マーシャルフェレット
現在でももっとも人気があり流通しているフェレット -
パスバレーフェレット
丸い顔とガッシリとした体つきが特徴でカラーもセーブルやアルビノ等豊富 -
アンゴラフェレット
日本ではとても珍しいフェレット
フェレットの生態で気にすべきポイント
狭い所に潜り込んだり、噛み癖がある
フェレットは狭い穴に入り込む習性があります。室内に放していると布団やラグの下に潜り込んでしまうことがあるので、踏まないように気を付けましょう
また、噛み癖があるためゴムや発泡スチロール、シリコンなど放置しておくと誤飲の危険性があります。
必ず対策しましょう。
また、噛み癖があるためゴムや発泡スチロール、シリコンなど放置しておくと誤飲の危険性があります。
必ず対策しましょう。
欠かせない予防接種
発症すると致死率100%のジステンパー症とフィラリア症は予防が大切!
生後1年のベビーフェレットは年に2回、2年以降の大人のフェレットは年に1回、ジステンパーワクチンを打つようにしてください。
生後1年のベビーフェレットは年に2回、2年以降の大人のフェレットは年に1回、ジステンパーワクチンを打つようにしてください。
飼育方法
▼フェレットが住みやすい飼育環境について▼
温度・湿度
フェレットは、寒さには比較的強く、毛布などにもぐり暖かく過ごします。パネルヒーターを設置してあげてもよいでしょう。
温度:15℃~25℃、湿度:45~60%が理想です。
温度:15℃~25℃、湿度:45~60%が理想です。
ケージの設置場所
出入口が近い場所は避け、フェレットが落ち着いて過ごせるような場所を選んであげてください。
エアコンの風が直接当たったり、うるさい場所・振動を感じる場所・他の動物がいる場所はフェレットのストレスにあるので避けてください。
エアコンの風が直接当たったり、うるさい場所・振動を感じる場所・他の動物がいる場所はフェレットのストレスにあるので避けてください。
日当たり・風通し
直射日光は避け、風通しのいい場所にケージを置いてあげてください。
▼日々のお世話について▼
エサやり頻度
1日2回
フェレットは食べる量を自分で調整できるので、多めにペットフードを入れても大丈夫です。
フェレットは食べる量を自分で調整できるので、多めにペットフードを入れても大丈夫です。
水やり頻度
毎日取り換えてあげ、新鮮なお水を与えましょう。
掃除頻度
トイレ掃除:1日2回以上
ハンモックやケージマットなどケージ内の掃除:1週間に2~3回が理想
ケージを分解しての掃除:1か月に1回程度が目安
ハンモックやケージマットなどケージ内の掃除:1週間に2~3回が理想
ケージを分解しての掃除:1か月に1回程度が目安
初心者向け飼育セット
フェレットを飼うのに必要な用品が何かよくわからない、一つ一つ選ぶのがめんどくさいなど、
初めてフェレットを飼う方におすすめのケージと必要な用品とフードがまとまったセットを集めてみました。
初めてフェレットを飼う方におすすめのケージと必要な用品とフードがまとまったセットを集めてみました。
飼育用品の選び方
▼お迎え時必ず用意する必要があるもの▼
ケージ
ケージは、フェレットにとって快適で、安心な空間にしてあげることがとても重要。
購入する際、下記ポイントに気を付けて選ぶことをおすすめいたします。
①お掃除しやすい仕組み:下部がトレイになっていて、上下分かれるケージを選ぶと掃除が楽です。
②広さのあるケージを選ぶ:奥行45cm×幅60cm×高さ60~60cm以上あるようなケージを選びましょう。
①お掃除しやすい仕組み:下部がトレイになっていて、上下分かれるケージを選ぶと掃除が楽です。
②広さのあるケージを選ぶ:奥行45cm×幅60cm×高さ60~60cm以上あるようなケージを選びましょう。
フード
毎日食べるフード。フェレットは完全な肉食なので、「動物性タンパク質30~40%、脂質20%、繊維質5%以下」が理想バランスとされています。
栄養バランスがしっかり取れるフードを選ぶようにしましょう。
食器・給水器
固定式のフード入れを使用しないと、お皿をひっくり返すことがあるので、ケージに固定できるタイプのフード入れがおすすめです。陶器製だと安定感があり齧られず、プラスチック製だとお手入れがしやすいです。
おもちゃ
フェレットはとにかくよく噛みます。ケージの金網などのかじられて困るものから興味をそらし、かつストレスを発散させるためにも噛んで遊べるグッズを用意しましょう。
トイレタリー
清潔を保てる掃除しやすいトイレを選びましょう。
ハウス・トンネル・ベッド・マット・ハンモック
フェレットが入ってくつろげる大きさのものを選びましょう。
マット類
足の裏の保護や掃除しやすいようにマット類があるといいでしょう。
▼必要に応じて用意した方がいいもの▼
保冷・保温用品
フェレットは、寒さには比較的強いですが、フェレット専用ヒーターがあるといいでしょう。また28℃以上だと熱中症になる恐れがあるため、ひんやりマットなどもあるといいです。
キャリーバッグ
お出かけや病院に行く際に必要になりますので、一つだけ用意しておくとなにかあった際安心です。