緑のカーテンをやってみよう

緑のカーテンって?

緑のカーテンとは、ゴーヤやへちま等のつる性植物をネットに絡みつくように栽培し、ベランダや庭に立てかけて日差しをさえぎるカーテンのように仕立てたものです。
緑のカーテンは単に日差しをさえぎるだけでなく、植物の葉が水分を蒸発させて空気の熱を奪ってくれるので、外の熱気が部屋の中に入りにくくなります。
結果として室温の上昇を和らげる効果があり、エアコン使用時間の減少に繋がります。 使用時間が減ることで節電にも有効な上、室外機の熱を外に放出することもありません。
さらに、ゴーヤなどの野菜を使えば大きく育てて実を収穫して食べる楽しみもでき、いいことづくめです!
エコな上に涼しい緑のカーテンで、楽しく夏をすごしましょう!

緑のカーテンの効果は?

緑のカーテンに必要なもの

緑のカーテンを作るには、ゴーヤやキュウリ、アサガオ等、つる性の植物を用います。 つる性の植物であれば、どんな種類でも緑のカーテンは作ることができます。 植物の種類により、それぞれの葉の大きさや伸びる高さによりカーテン効果も異なります。 初めて栽培する場合は育てやすく、程よい日陰を作ってくれる上に収穫も楽しめる「ゴーヤ」が特にオススメです。

緑のカーテンにオススメの苗

あると便利な園芸用品

ゴーヤの育て方

●植え付け
日当りと風通しが良い所で、水はけの良い土に、肥料をよく混ぜ込み、苗を植え付けます。プランター栽培の場合は、なるべく大きいプランターを使用して下さい。苗1本に対して容量15L以上が目安です。
●仕立て
つるが5cm伸びてきたら、支柱を立て、つるを支柱にからめながら、1~2箇所ほどゆるめに留めて固定して下さい。つるが50cm程度に伸びたら、ネットに這わせてください。
●水やり
プランターは水分の蒸発が早いので、水は毎日あげてください。夏場は、朝、夕に水遣りをするのがよいでしょう。
●追肥
1番花が咲いたら、2~3週間に1度、肥料を株の周りに与えて下さい。
●収穫
花が咲いてから15~20日くらいの未熟果を収穫します。18~20cmくらいで、果実にツヤがある内に、早めに収穫するようにします。