ヘビの魅力を知ろう!

ヘビの魅力を知ろう!

ヘビと言われると、どんなイメージを持ちますか?

どちらかというとマイナスなイメージがあるかもしれません。
しかし、実は大人しい性格の種類が多く慣れてくればハンドリングも可能で、カラーバリエーションが豊富なため個性も楽しめるといったように、とても魅力の多い生き物なんです。さらに、管理の手もかからずにおいもほとんどしないためペットとしては最高といえます。
今回はヘビの中でもペットスネークとしてポピュラーなコーンスネークとカリフォルニアキングスネークを中心にヘビの魅力をご紹介します。

コーンスネーク&カルフォルニアキングスネークの魅力

・カラーや模様のバリエーションが豊富!
・慣れればハンドリングが可能!
・餌は冷凍ピンクマウスを週に2回程度でOK!
・他の爬虫類・両生類のように紫外線やカルシウム・ビタミンの添加を必要としない!
・場所を取らずに飼育でき、温度管理も簡単!
・世話や掃除に時間がかからない!

コーンスネーク

コーンスネーク(Elepha guttata guttata)はアメリカ合衆国に広く生息しているナミヘビ科の仲間で、腹側の模様がトウモロコシの粒に似ていることからそう呼ばれています。野生の個体は赤い体色をしており、別名アカダイショウと呼ばれています。繁殖も比較的簡単に行えることから様々な色や模様を持つ品種が作られています。

コーンスネークの色

コーンスネークは「赤・黄・黒」の3つの色素をもっており、これら3色の強弱で色が決まってきます。

コーンスネークの模様

カリフォルニアキングスネーク

カリフォルニアキングスネーク(Lampropeltis getula californiae)は哺乳類、鳥類、両生類のほかにヘビまで食べるほど幅広い食性を持ちます。カリキンと略されることが多く、カラーバリエーションが豊富で飼育しやすいことからコーンスネークと同様にペットスネークとして根強い人気があります。

飼育環境

爬虫類の多くはサルモネラ菌に感染しているといわれています。爬虫類を触った後は必ず良く手を洗うようにし、またケージの水などを台所のシンクに流すようなことは避けましょう。
●ケージ
高さは必要なく、またあまり動かないため小さめの容器でも飼育可能です。
一般的にとぐろを巻いた際の3倍の大きさをが目安とされています。ヘビは脱走の達人なので、蓋はしっかりと閉まるものを選びましょう。

●水入れ
飲み水及び水浴び用に設置します。全身が浸かれるほどの大きさが良いでしょう。重みのあるものやタッパーに穴を開けて使用すると水がこぼれにくくオススメです。

●床材
ペットシーツでも飼育可能ですが、こまめな掃除が必要となります。アスペンチップなどを使用するとにおいも抑えられオススメです。

●ヒーター
ケージの温度が低いと消化不良の原因となってしまいます。パネルヒーターなどで底面を暖めてあげると良いでしょう。その際はケースの3分の1程度を暖めるようにしてください。保温球を使用する際は、火傷防止の為専用のカバーを使用してください。

●シェルター
脱皮の際の取っ掛かりとしても役立ちます。素焼き製などの、表面が多少ざらざらしているものがオススメです。
●エサ
冷凍マウスが主なエサです。ヘビの頭部程度の大きさのマウスを目安に与えるようにしましょう。与える頻度として幼蛇にはピンクマウスのSを週に2回程度を目安に、糞をしたら与えるという形で個体ごとに調節しましょう。与える際は湯せんなどでしっかりと解凍してから与えます。解凍が不十分だと消化不良を起こしてしまう原因となってしまいます。与える際は、解凍した冷凍マウスをケース内に置いておけば大丈夫です。そのまましばらく様子を見て食べないようでしたら一度取り出し、別の日に与えてください。慣れてくればピンセットからも食べるようになります。

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