アリスコレクション子供服の誕生について
女の子がいたら一度は、着せてみたいおとぎの国の子供服
| アリスコレクションの最初の作品は、黒のエプロンドレス。 だからほら、商品番号もCC0001→1番です。 水色アリスの企画は、5番目。 最初、工場長の提案は、袖口が編み上げでしたが、レースアップだとあまりにもゴスロリっぽいので、編み上げをすべてなくしてそで口にレースまわし、その少し上にレースを縫い付けるだけにして、利便性のために、袖は、取り外しができるようにしようと決めたのでした。以来、形は変わっていません。 いわゆるロリィタが流行るちょっと前のことで、このシリーズが売れるかどうかは大きな賭けでした。 子供服で、袖が取外しができるワンピースもなかったし、厚手の制服生地でつくった衣装っぽい子供ドレスもどこにもありませんでした。 でも、実際に小さな子供に着せると、確かに、提案した工場長の言う通り、めちゃくちゃ可愛いのです。 「アリスコレクション」を立ち上げて、たくさんの子ども達にこの服を用意したい・・・という話を工場長に改めて告げました。 「店長、心配しないで、一緒にやりましょう」と返事を国際電話でもらったのを覚えています。 そして、販売初日。 用意した在庫は、すべて当日完売。 それまでの輸入ドレスでは、なかった経験でした。 
↑最初の撮影は、当時出張で滞在していたオーストラリアで、友人のお嬢さんに頼みました。 当時4歳のモデルをやってくれた子がすっかり気に入って、鏡の中の自分の姿にうっとり。 撮影後なかなか脱いでくれなかったので、欧米人でも、可愛いと思うんだなーと妙に感心したのを覚えています。 きゃりーぱみゅぱみゅが海外ライブで盛況なのを知る今では、不思議に思うことはないですが・・。 この金髪のモデルの女の子も今では中学生。本当に長い間愛されているエプロンドレスです。 キャサリンコテージのオフィスはディズニーランドの近くにあるので、ハロウィンが近づくと、何人かで、テーマパークにリサーチ?!に行きます。 キャサリンコテージのアリスも含め他のアリス衣装もたくさん見かけるのですが、うちのアリスワンピースが一番可愛い。（親ばか） 水色の似たようなエプロンドレスを着ている子が何人いてもすぐ見分けがつきます。 理由は、キャサリンコテージのアリスは、歩いている時にスカートがフワフワッなこと。 生地が厚手で、パニエが内蔵してあって、裾も2重になっている上、けまわし（スカートの裾まわり）がたっぷりしているので、当然です（オッホン！） （テーマパークでは、1番の黒のエプロンドレスもよく見かけます。 黒は賑やかなところだと逆に目立って可愛いです。） このアリスエプロンドレスはロングラン人気商品なので、コピー品も出回ったりしていますが、うちのが本物デス。 黒いエプロンドレスは、エプロンをはずすと入学式にもぴったりの優れもの。 お洗濯だって、洗濯機でOKです。（制服用のポリエステル生地を使用しているので、丈夫です。） 生地や職人の手仕事が高騰して、こうした凝ったものを安く提供するのが難しくなっている中、開発時から一緒に歩んできた工場長が、がんばって安くだしてくれているので、この価格を保っています。 そうそう、以前、工場長が浦安のオフィスに来た際、イクスピアリ（ショッピングセンター）で、 キャサリンのエプロンドレスを着た小さな女の子に出会ったときには、感動して涙ぐんでいました。 私（店長）もうちのドレスを着たお嬢さんを見かけると、涙がこみ上げてきそうになるので、苦労します。 つい振り返って見てしまうので、 目が合うと、声をかけたりもするのですが、いきなりキャサリンコテージの店長ですなんて、声をかけられたら気持ち悪いですよねー。 すみません・・・。 でも、自分のてがけたドレスを着てくれているお子さんに街で偶然出会う嬉しさというのは、 例えることができないほどの喜びです。 キャサリンコテージの子供服。 着用してくださるお客様すべてに心からの感謝を申し上げます。 店長：三原みぎわ |
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