完成したズーマーを眺めてたら

んー　やっぱり黒い部分を塗りたくなってきた（笑）

もともとはノーマルの色の組み合わせをベースに

ミリタリーペイントで塗装しようってことでスタートしたので

今の状態で完成だったわけですが・・・・

　

このフェンダーも塗ったらカッコヨクなりそうなので

やっぱり行っちゃいます

で、フェンダーを外そうとしたら

ズーマーのフロントフェンダーはフォークを外さないと外せないことがわかりました

フォークを外すまで行っちゃうと

ちょっと素人レベルを超えるので通常の方法は今回はあえてNG

　

そこで車体フレームやハンドル同様に

このままバラさすに塗っちゃいます

　

ペンキをハケ塗りするからできる・・・ちょっと強引な技ですが

逆に言うとハケ塗りさえできれば

どんな状態でもカッコヨク塗れちゃうのが

ミリタリーペイントの良さでもあります

　

まずはペンキを塗る前に下地作りから

キャンディタワーの万能プライマーを塗ります

今回はヤスリ掛けしないでそのまま塗りました

　

ブレーキワイヤーだけマスキングテープを簡単に巻きました

　

薄く伸ばすように塗って

乾燥したらもう一度同じように塗って

二度塗りで仕上げます

そうすることで下地がよりしっかりとできあがります

　

　

ミリタリーペイントで戦車色に塗っていきます

パレットに適量を取り出して

　

ハケから一旦ペンキを落とします

ベッチョリしてるとうまく塗れないからです

　

ハケで普通にザッと塗ってから

今度はハケを垂直にして塗装面を叩きます

そうすることでザラッとした鉄の雰囲気が出せるんです

　

　

ミリタリーペイントが乾燥したら

今度はステンシルで文字入れして行きます

　

錆と塗装の塗料のホワイトを使って文字入れします

　

筆に塗料を付けたら

一度その塗料を落とします

　

　

塗料を落とした筆で上から叩くと

薄く残った塗料がうまく塗装面に残るんです

この時、筆に塗料がベッチョリと残ってると失敗します

しっかりと落としてから叩くのがキレイにステンシルを入れるコツです

　

　

こんな風に粉雪が掛かったみたいになればいい感じ

　

ね！　クッキリきれいに入れれたでしょ！

この方法だと誰でも簡単＆確実にステンシルを入れることができます

ちなみに失敗しちゃった場合はまた上からミリタリーペイントを塗ればOK

ミリタリー塗装は何度でもやり直しがきくのが利点です

　

左右にも入れて雰囲気を出します

　

　

次はサビ塗装をします

サビ塗装の塗料のラスティブラウンをパレットに少量出します

　

同じようにしっかりと塗料を落として

もう何も付いてないってくらいの状態にした筆で

こする　＆　たたく

などでサビを表現して行きます

　

このドライブラシ塗装だと

微妙な調整がきくので初心者でも簡単かつリアルなサビ塗装ができるんです

　

基本は「こする」

ただそれだけでこのくらいの表現ができちゃうんです

エアブラシで入れたみたいでしょ！

　

今度はブラックを使って

サビをよりリアルにします

　

アクセントで黒いサビや火薬の破裂した跡をイメージして

部分部分に入れていきます

これも同じように

こする　のと　叩く　方法で入れていきます

　

ほら、さっきまでプラスチックだった見た目が

すっかりと鉄になりました

　

完成した姿

んー　やっぱりフロントフェンダーは塗って正解でした

フロント周りに一体感が出てよりミリタリー車両っぽくなったでしょ！

　

上からの眺めもいい感じ

さっきの黒いプラスチックよりも断然リアルさが増しました

　

横からのシルエットもカッコイイ！

　

今回はフォークの上の部分も微妙に錆びて汚くなってたので

ミリタリーペイントで同色に塗っちゃいました

本物のサビは塗装でわざわざ消して

偽物のサビを後から描いて入れるという

ちょっと笑える話です

　

今回、フェンダーを装着したままで塗装してみましたが

全く難しさはなかったです

ただしスプレー塗装や、

ムラができたらダメな通常のソリッドカラーの塗装の場合は無理だと思います

ミリタリーペイントでハケ塗りなら全く問題なし

これなら素人でも何の難しさもなくできますよ

　

フェンダーが黒かった時は

ホイールも塗りたかったんですが

フェンダーが同色になると

今度はむしろ足回りが黒でまとまってる方が良くなって

ホイールの黒が貴重になりました

なのでフォークとタイヤ周りはこのままの状態で完成

　

この角度から見てもやっぱり同色がカッコイイです

　

ますます戦車ズーマー　気に入ったぜ

　

リアフェンダーは逆にナット3本で固定されてるだけなので

簡単に取り外しできました

フェンダーレスにしたら　いかにも走りそうな姿に！

　

もともとの真っ黒だった頃とはまるで別物って感じ

　

まあ　こうなることは予想できましたが

前を塗ったら　後ろも塗らないワケにはいかないでしょ

　

ここだけ黒ってのがむしろ浮いてるからね

しかもプラスチック丸出しの見た目もイヤになってきました

　

こっちはナット3本で簡単に取り外しできました

　

ちょっと奥まった場所だけど

特に何も外さずにレンチがギリギリ届きます

スパナを動かせる範囲が狭いので　ちょっと地味な作業が続きます

キコキコ・・・・ほんのちょびっとずつ・・・・

　

外せました

　

フェンダーレスもカッコイイんだけど

今回はノーマルの見た目を残したいので

あえてフェンダーも付けて仕上げることにします

　

まずは塗装の前に下地作りから

　

キャンディタワーのオリジナル万能プライマーを塗ります

　

薄く伸ばして塗って

乾燥したらもう一度

二度塗りで仕上げます

　

ミリタリーペイントの戦車色をパレットに出します

　

ハケで叩きながら塗っていきます

　

1回目おおざっぱに塗って乾燥

二回目　三回目と繰り返して仕上げると

キレイに塗れますよ

　

ステンシルを入れていきます

　

筆で叩きながら入れます

　

プラスチックステンシルプレートを使って

大きな文字を入れます

　

筆で叩いて入れると

クッキリとにじまず入れる事ができます

この方法を知るとスプレーでステンシルを入れるなんて

もはや考えれなくなりますよ

あまりの確実さに

　

ちょっとおおげさなくらい文字を入れました

この辺りは好みとセンスですが

私はリアルさよりも

アニメの世界観に近いイメージで仕上げました

　

装着するとこんな感じ

　

サビ塗装をしてないので

全体がキレイで　文字がクッキリとしすぎて

まわりと比べると主張しすぎてます

　

　

そこでサビ塗装を施して

車両全体と馴染ませていきます

　

使ったのは100均で5本100円で売ってたブタ毛の硬い絵筆です

しっかりと塗料を落としてから

　

私はこの絵筆をハサミで毛先をカットして

こんな感じで短い毛先の筆を自作して使ってます

こうすることで毛が寝にくくなるので

こすったり　叩いたりするのにちょうどイイんです

　

思い思い場所をサビさせて行きます

　

次は黒でアクセントを入れて

サビをよりリアルな表現にして行きます

　

これで周りと馴染みました

　

近くで見るとこんな感じに

　

文字がちょっとうるさいくらい入ってますが

演出的にわざとしてみました

　

装着してみて　しっくりこなければ

またミリタリーペイントで上から叩いて消せばOK

何度でもやり直しがききますからね！

　

リアフェンダーも完成し

ついに戦車ズーマーの塗装が完成しました

　

後ろから見るとこんな感じに

ノーマルのフェンダーも塗装すると結構カッコイイ形してるでしょ

　

完全なカスタム車両に見えますが

よく見るとまるでノーマルというところがポイント！

　

ミリタリーペイントとサビ塗装でここまで生まれ変わりました

　

さあ、最終章では完成した車両をじっくりとご覧下さい

その変貌ぶりがわかるように

ビフォー　アフター　でお見せします

いよいよ最終章はこちらからどうぞ！