岸田首相の訪米にあわせた米副大統領と国務長官の昼食会で、フリーマンが3種も選ばれました。中でも注目は乾杯用のBdB。全米代表グランメゾン、シュラムスバーグで醸造長を務めたクレイグ・ローマーへの依頼から特別に造られた本格シャンパン製法です。他2種は●シャルドネ 涼風・●ピノ・ノワール アキコズ・キュヴェ

当代きってのカベルネ・マスター、トーマス・ブラウンのカベルネで最安級。この人ならではの、妖艶な風味と密度高い独特の旨味は特筆ものです。当初は風変わりなラベルの絵柄を見て軟派なキャラワインと勝手に想像し、ためらってしまったものです。先ごろ試飲しましたが、これ程の内容ならもっと早くにしておけば... ちょっぴり悔いたりもしています。

アントニオ・ガローニが「見逃すな！」と述べ100点を献上したPAX シラーが再入荷しました。リリースから間もない頃のPAXには酸が立つ印象も抱かせますが、膨らみを増した旨味が調和し非常に良い頃合いに差し掛かっています。冷涼産地に特化する通称クールクライメット・シラー。エレガントなピノに通じる一味違う魅力を持つシラーです。

ワインアドヴォケイトの最重要レビュワーであり続けたジェブ・ダナックとアントニオ・ガローニが、互いに最上層に挙げる造り手の一画 プリドウォーカー。それを手掛けるカリスマワインメーカーのトーマス・ブラウンは、ピノ・ノワールで100点 カベルネで数十度の100点 シャルドネでも99点を成し遂げます。わけてもシャルドネは、そのほぼ全てがソノマから生み出される中、こちらはなんと、ハーラン・エステイトの上方に広がるMt. ヴィーダーからのシャルドネ。

「天国にいると思わせるよう。完璧...」(ジェブ・ダナック)「衝撃的。見逃してはならない。」(アントニオ･ガローニ) 当代随一のカベルネマスター、トーマス・ブラウンがプリチャード・ヒルで今までにない100点ワインを実現しました。ナパ・ヴァレー随一のカルトワイン産地、プリチャードヒルの「山カベ」といえば、コルギン、ブライアント・ファミリーといった五大カルトの生産が象徴的でしょうか？コルギンやブライアントも真っ青の筈です。

並外れた実体感を持つルイスのロゼが4年半ぶりに入荷致しました。世界No.1「ワイン・オブ・ザ・イヤー」戴冠者にしてPNVオークション3万8千ドル落札生産者(現在レートで570万円)。カルト系生産者としてはお安い部類ですが、普及版とは思えぬ内容です。これほどまでに実体感ある濃厚な味わいのロゼ、他に心当たりがありません。

バニラ香と甘やかなブラウンシュガー様な風味に、たっぷりのコク。他のぶどう品種なら、こんな味わいは出せないでしょう。黒ぶどうの王様カベルネ・ソーヴィニヨンをケンタッキーバーボンに6年間使用したオーク樽で熟成。母国メディアでは年間最優秀ブランドの称号も得た造り手による、この組み合わせだからこそ出来た味わいのワインです。

ジェブ・ダナックが同年産ナパ・カベルネのNo.1バリューに挙げたビーヴァン オントジェニー 2019が再入荷致しました。ロバート・パーカー曰く。『3桁の評点(100ポイント)に相応しい真に心を打つワイン。鮮烈な香り、目もくらむ純度、衝撃的な強度、非現実的な豊かさ、高い密度、並外れた洗練性、驚くべき複雑性、信じ難い純度があり壮大。私はこの造り手に圧倒され続けている。』

母国ソムリエの間でカルト的な人気を博すうえ、100点評価もあって入手難が進むアルノー・ロバーツ。内一つに対し厳格評価のアントニオ・ガローニは「このレンジにおけるハイライトの一つ。全くもって見事。紛れもなく宝石のようなワイン。」と述べます。その同年号同銘柄がこちら。数分の1価格でハーラン・エステイトにも並ぶ高評価を得るカベルネです。

「究極シャルドネ」ザ・ジャッジを擁すジョン・コングスガードの初来日記念にあわせ、日本の為だけにスペシャルなワインが蔵出しされました。氏が「最高の状態」と語る通りにまたとない内容であり、以降これだけの好条件が揃う機会は期待薄と思います。ほとんど知られていない秘蔵のメルロまでも得ることができました。

ワイン専門家の誰も礼賛するコリソンのカベルネが再入荷いたしました。「ボルドー格付けの中でも一握りのトップシャトーに準ずる質」と言われ、ワイン有資格者の最高峰、ジャンシス・ロビンソンMWをもってしても「これより良いボルドーが思い浮かばない」と讃えられる逸品。伝統銘醸のベクトルに沿うナパCAB特級格として真っ先に挙げられる造り手です。

オーパス・ワンの隣に畑を構えオーパスの10分の1価格で人気を博したフランシスカン。諸事情から輸入が途絶えたフランシスカンですが、立役者は今もナパでカベルネを造り続けます。「手軽な価格の高品質ワインを届けることが自分の使命」と述べる彼が今、最も力を入れるワインがフリーランダー。昨年来の再入荷です。

高級専科キスラーのオーナーが送り込むこのワイン、「この価格としては明らかに突出したクオリティ」と輸入元資料に記されますが、説得力あるものです。キスラー1本分で4本買える姉妹キュヴェ、ヘッドハイのピノに特価SALEを実現致します♪国内最大のカリフォルニアワイン試飲会では同価格帯のブルゴーニュ系で最も高く評価した一つでした。

DRC モンラッシェも上回る10度ものRP100点。五大シャルドネの一角、ピーター・マイケルが入荷しました。今回は近年最も質が安定するベルコート。同年号の正規輸入PMシャルドネでワインアドヴォケイトNo.1、アントニオ・ガローニは全作中のNo.1に推すヴィンテージです。正規輸入元の出荷制限を受け、いったん売り切れると長く「在庫ナシ」が続くピーター・マイケルの中でも久々の筆頭格銘柄。(表示数限定)

●「小さなハーラン・エステイト」と称された当の銘柄はこちら＞＞ ハーラン、オーパス・ワン、ハイツのマーサズ、ト・カロン... 周囲に望むは名立たる銘酒の数々。ナパ・ヴァレーの最有力エリアにあっても格別の小地区に秘めたる神品。ミステリアスカルトことゴースト・ブロックから、広くは知られぬ最上位単一畑が入荷しました。滅多にお目にかかれないトップキュヴェです。

ワインアドヴォケイト主幹のリサ・ペロッティ・ブラウンMWが「偉大なシャンボールの様」と述べるピノに、シャルドネはジェブ・ダナックが準パーフェクト献上。顧客リスト限定とされつつもウェイティング必至で、日本に蔵出は無いだろうと言われたセンシーズが入荷致しました。世界のどこよりも多く100点評価ブルゴーニュワインを生む「真のソノマ・コースト」でトーマス・ブラウンの神の手にかかる注目筆頭格です。

ワインスペクテイターvtgチャート驚異の99点。この年のナパで是非とも押さえたいカベルネがこちら。いったんの年号変更から、好評だった前回の年号が追加可能となりました。「スカーレットのリザーヴはナパ・カベルネの完璧な例としてあらゆる要素を一段と高めている。1分近く持続する余韻、信じがたいばかりのまばゆい味わい。」とパーカーさんもベタ惚れ。100点×20度超のずば抜けた醸造家が手掛ける壮大なカベルネです。

ファイン・ピノノワールのカリフォルニア代表として、最も長い間その名を不動のものとし続ける造り手といえばABCことオー・ボン・クリマ。「このラベルこそがABC」と懐かしむ方もおいででしょう。私にとっても、ABCの秀逸性を知るきっかけはこの銘柄でした。ABCの普及版には、ツバキラベルやミッションラベルなど幾つかのシリーズがありますが、世界に認知される契機となった「当のキュヴェ」がこれ。日本市場から長く姿を消していたSBCが復活です。

昨年末、ある時を境にいつも以上にご注文をいただいたワインがデコイ。手に入れたファンが、SNSにボトルの画像をアップし、それが拡散されたことで、大勢が知るところになったと聞きましたが、なるほど...大谷翔平選手の愛犬の名＝「デコピン」＝「Decoy」だからデコイの注文が増したとは。(笑) 嘗ての4,500円 ⇒ 2,000円台でも品質はいつも安泰。ワイン・オブ・ザ・イヤー戴冠者「ダックホーン」を冠さぬダックホーンのお値打ち版です。