ブショネとは
 ブショネはワインの輸送状況や保管状況に起因するものではなく、通常コルクの汚染
コルクを洗浄する際に使う塩素の残留分が化学反応を起こして発生すると言われています。

特徴としては、新建材に近い香りがし、それが味わいにまで及んでいます。昔からありましたが、最近では発生率が高く非常に問題化しています。)

やコルクの品質などが原因とされています。

コルクというのは自然の植物ですので、そこには目に見えない菌が存在しており、
その中に悪性の菌が存在していた場合、ボトル内である種の化学変化が起こりワインの質を変えてしまいます。

ある調査ではフランスワインの全生産量の5〜8%、また全世界のワイン生産量の3〜7%がブショネであると言われています。


生産段階での瓶詰または瓶詰直後からブショネであるというのが現在のところのワイン業界での認識であります。
特に高級ワインや、ビオワインは天然コルクを使用されている場合が多く、また、良質のワインほど手造りの傾向があり、
手造りは不安定要素が多く、ブショネになる確率が高くなります。

現在はスクリュー・キャップ、王冠キャップ、プラスチック製コルクなどを使用するワイナリーが増えており、
それに伴いブショネの問題は減少しつつあります。




ブショネは、ソムリエなどのプロフェッショナルでも分かっていない人が多く、コンディションが良くないワインの場合、
ブショネなのか、コンディションが悪いのか判定が難しいものまであります。

コンディションが良い場合、はっきりと分かりますが、微妙なブショネの場合判定が難しい場合もあります。

このような状況ですから、ブショネの責任がどこにあるのかは微妙な問題なのです。

ブショネを現実として受け入れ、その分のリスクを織り込み済みでワインをいただく、そんな現実があります。

もしインポーターやワインショップが責任を負うことになると、現在の価格設定は成り立たなくなります。もっとワインの価格が
跳ね上がってしまうでしょう。現在インポーターと生産者の間でブショネ返品率を決めているところもあるようですが、
それは極僅かな上、これが当たり前になるには難しいのが現実です。

<当店の見解>
当店では原則ブショネの返品対応はさせて いただいておりません。
ブショネでの返品ブショネはワインの輸送状況や保管状況に起因するものではなく、 通常コルクの汚染やコルクの品質などが原因であること。
ブショネの判断、感じ方には個人差が大きいこと。(レストランではその場で確認することができますし 返品のリスクを考慮したうえで、原価の2〜3倍といった価格を頂戴しております)
また軽微なブショネを含めると流通しているワインの中でも5%といった統計であること。
それに対する業界対応(保険など)が整備されていないことが理由です。



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