Namikiの最高位シリーズがエンペラーコレクションです。 およそ90年前に製作された大型蒔絵万年筆と同じ大きさの50号ペン、インキ止め機構をもち、軸材はエボナイトを削り出したうえで、高度な技術が必要とされる「研出高蒔絵」を施しています。
古来より日本で親しまれてきた四季折々の自然を、絵柄に合わせて研出高蒔絵や螺鈿といった様々な技法で色鮮やかに表現したユカリ コレクション。日常の中で携帯しご使用いただけるサイズながらも、細部にまで日本の美が宿っています。
蒔絵と並んで日本が世界に誇る漆芸技法のひとつ、「沈金」を用 いた万年筆がチンキンコレクションです。漆面に専用のノミで文様を彫り、その彫跡に漆を入れてから金箔や金粉を置くことで絵柄を表現。繊細で緻密な描写と、立体的で力強い表現力に富んでいるのが特徴です。沈金は、彫りの技法であるため、失敗が許されず、まさに一彫り一彫りが真剣勝負です。
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ニッポンアートコレクションは、日本の伝統的な題材を平蒔絵技法で展開するシリーズです。古来、縁起が良いめでたいしるしとされてきた瑞祥。日本独自の浮世絵のモチーフにもなっている富士山。 日本の伝統的な遊びであり、世界でも広く知られている折り紙。どの図柄も、黒漆を背景に、色鮮やかに描かれています。
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1930年代初頭に製造された50号大型万年筆。No.50 Jumbo と称され、インキ止め機構も当時と同じです。蝋色漆仕上げは上塗りに油分を加えない漆を使用し、研ぎ炭で研ぎ、さらに生漆を摺り込み乾かしては磨くことを繰り返し独特の艶を出す技法です。20号中型万年筆もラインアップしシリーズの幅が広がりました。
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塗る・描く・蒔く・研ぐ。美しく繊細な蒔絵を生み出すため、4つの工程を幾度となく繰り返し蒔絵万年筆は完成します。
完成までに必要な期間は3カ月以上、多いものだと130もの工程を経るものもあります。
その中でもこれは、Namikiの最高位シリーズで、およそ100年前に製作された大型蒔絵万年筆と同じ大きさの50号ペン、インキ止め機構をもち、 軸材はエボナイトを削り出したうえで、高度な技術が必要とされる「研出 高蒔絵(とぎだしたかまきえ)」を施しています。他の蒔絵技法に比べると立体的で重厚な表現が可能ですが、多くの時間と労力、そして高度な技術が必要とされます。