アメリカ南西部で作り出されるスーピマコットンを主な原材料しして使用しています。
通常のコットンより強度が40％以上高く、また色を吸収しやすい。
通常のコットンとスーピマコットンの手触りを比べてみると、目隠しされてもその違いが分かるほどスーピマは繊細で、硬さが無い。ちなみにアメリカで生産されるコットンのうち、「スーピマ」と名乗ることを許されるのはわずか数パーセントだという。

世間一般ではカジュアルなTシャツなどは30〜40番手という太さのカード糸を使用する事がほとんどですが、
ボブズの『レンシルR』シリーズは最上級のコーマ糸で、かつ80番手という非常に細く上質な物を使用しています。

コーマ糸とは、綿糸を作る工程で、短かい繊維を除去し、繊維をよりまっすぐにし、糸の強度を増すためにコーマ(comb 櫛の意味)という機械を通して作られた高級糸の事です。
コーマ機を通す事でより締まった糸になり、上品な光沢も出て、糸の強度も上がります。

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  コーマ糸を作る紡績機。出口の所で特殊なパーツによって糸の余分な毛羽を取り除き、洗練された糸を紡ぎだす。

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  出来上がったコーマ糸。この段階ですでに上品な艶が生まれている。

この糸でも十分Tシャツの原料としては高級な部類に入るのですが、さらにその糸の表面を特殊な機械で焼き、完全に毛羽を取り、独自に開発した連続マーセライズ方式と呼ばれる加工を加えています。
こうしてさらなる光沢と発色性を出した特殊素材は『レンシル・・』と呼ばれ、これは世界でもフジボウテキスタイルのみが生産を実現した最高級糸となります。

• ハイブランドの高級Tシャツなどに使用される。
• 毛羽立ちが無くなり、光沢が産まれている。
• ほぼ毛羽立ちが無くなり、さらに光沢が増している。細くなってしなやかになっているが強度は増している。

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• 交編とは、生地を編み上げる際に、２種類以上の糸を使用する編み方の事で、綿糸としては最高級の『レンシル®』糸と、さらに吸水性、光沢、着心地に優れた特長を持つレーヨン糸の２種類の糸を交互に編機に通し、両方の特性を持たせることに成功しました。

  これにより、ボブズの『レンシル・・』シリーズは、美しく深みがありシルクを連想させる光沢と、しなやかさ、ドレープ性、鮮やかな発色性、さらっとした素材感、着心地の良さ、丈夫で型崩れしにくい形態安定性など、様々な優れた特長を兼ね備えた究極と呼んでも良い生地が生まれました。

  写真左：『レンシル®』加工を施した生地。
  光沢も素晴らしいが、発色の良さも抜群。

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• 一見普通のTシャツと同じ様に見えますが、ボブズの『レンシルR』シリーズは、クオリティと着心地にこだわり、糸から全て国内で加工しています。

  実は、普通のTシャツと、アンダーウェアでは縫製する機械が違うため、Tシャツ工場では本格的なアンダーウェアは縫う事ができません。当然、専門性の高い工場の為、通常の工場よりもコストは高くなりますが、肌へのあたりを最小限にし、フィット感と着心地を重視するため、アンダーウェアの縫製が得意な国内最高レべルの縫製工場にて生産しています。

  国内最高峰との呼び声高い縫製工場。
  整然とした工場にはチリひとつ無い。

着心地を重視したため、アンダーウェアの工場で縫製していますが、アンダーウェアを作りたかったわけではありません。むしろフォーマルな場面でも着用できるほど計算されたデザインをしています。
立体裁断にて縫製されたパターンは、素材のしなやかさと相まって身体にぴったりとフィットします。
ブランドアイコンでもあるBの文字にラインストーンをあしらったワッペンは上に羽織ったシャツやジャケットからチラリと覗いた時にさりげない輝きを放ちます。
カジュアル過ぎず、かと言ってセクシー過ぎず、男性の首や鎖骨が一番美しく見えるように計算された絶妙な襟ぐりは、タンクトップとTシャツを重ね着した際にも下の色がほんの少し見えるようになっています。
レザーと合わせてロックスタイルにも、シャツと合わせてカジュアルにも、テーラードジャケットやスーツと合わせてフォーマルにも、どの場面にも大活躍するカットソーシリーズです。