メンズスタッフに聞く ジョセフチーニー サイズの選び方
2018.03.29
自分に合ったピッタリの一足を見つけたい方へのサイズガイドと題し、BRITISH MADEスタッフにチーニーを代表する3つのラストを履き比べ、リアルなフィッティングインタビューをお届けするコンテンツ。
チーニーのサイズでお悩みの人はぜひどうぞご覧下さい。
まずは基本のサイズチェック。 それぞれイギリスの表記が各サイズへどのように対応しているかご覧ください。
一般的にはこちらのサイズ表をご参考いただければ問題ございません。 しかしながらシューズのフィット感は個人の好みによります。 更にラスト(木型)によってもそのフィッティングは大きく変わります。 次は本コンテンツでご紹介するラストの3型をご紹介。
125 LAST(Classic Collection)
125周年を迎えたチーニーが新たに開発したラスト。
日本人を含めた現代人の足を考え抜いて作られたこのラストは、以前よりも細見のフィットを採用し、ヒール部分を小ぶりにすることで現代人の足によりフィットする構造になっています。
スマートな表情を取り入れつつも、バランスのとれた丸みのあるトゥで伝統的なクラシック感を残しています。
1886 LAST(1886 Collection)
長すぎず、短すぎない絶妙なラウンドノーズと、英国の伝統的な丸みのあるラウンドトゥ。
ややゆとりがあるボールジョイントは、幅広な日本人の足に馴染みやすいラストです。
また、土踏まずを絞る事で足を支えるフッティングになっているのが特徴で、やや小さめのヒールカップも日本人の踵にフィットしやすい形です。
11028 LAST(City Collection)
適度なノーズの長さと、ラウンドトゥの組み合わせが特徴の#11028 LASTを使用する事により、モダンでドレッシーな印象を与えております。
また、定番モデルの125LASTや1886LASTに比べると、やや幅広なウィズのため、 幅広な足の人が多いといわれている日本人の足にも合いやすいラストとなっております。
木型の詳細を比べながら実際に履いてみても1時間以上悩んでしまうことも少なくありません。
そこでスタッフに上記のラストをそれぞれ履き比べてもらい、そのフィット感をインタビュー。ぜひサイズ選びの参考にどうぞご活用下さい。
UK5.0-5.5のスタッフの場合
STAFF 01:プロフィール
通常サイズ:UK5.0-5.5(23.5-24.0cm)
足の特徴:サイズが小さい
服装:カジュアル, スーツ
125ラスト
UK5.5(24.0cm)でジャストフィット。
吸い付くようなフィット感と全体的なバランス感、今回履き比べた3足の中で最も自分に合ったラストでした。
最初からジャストフィットを選んで履きたい木型です。
1886ラスト
UK5.5(24.0cm)でジャストフィット。
捨て寸がほとんどないショートノーズと独特の丸みを帯びたラウンドトゥが印象的なラストです。
全体的なフィット感はラスト125と似ていますが3モデル中、最も幅広でポールジョイントも絶妙のフィット感。
しかし捨て寸がないショートノーズという事は、トゥに向かってギュッと急に狭まります。
相対的にタイトに感じる為、幅広の方はハーフサイズアップ推奨です。
ラスト125同様に甲の高さは程よく、どなたにもお勧め出来ます。
11028ラスト
選ぶとすればUK5.0(23.5cm)。
全体的に余裕があったので、こちらはバランスを取ってハーフサイズダウンします。
ラスト125と比べるとヒールカップにはあまり変わりがありませんが、幅や甲の高さ、ノーズがより長く、捨て寸にも比較的余裕があります。
特に甲が高くUK5.5だとシューレースを縛ると内羽根も完全に閉じきってしまいます。
UK7.5のスタッフの場合
STAFF 02:プロフィール
通常サイズ:UK7.5(26.5cm)
足の特徴:幅広
服装:カジュアル
125ラスト
通常サイズのUK7.5、薄手のソックスを履いてジャストフィット。
厚手のソックスを履くとなると、ややタイトめになります。
ドレス、クラシックなフォルムの木型ですがモデルによってはジャケットパンツスタイル、カジュアルにまでピッタリはまってくれます。
1886ラスト
選ぶなら通常サイズよりもハーフアップしたUK8.0(27.0cm)。
幅広でショートノーズなので、いつものサイズを選ぶと前が詰まって指が重なり圧迫感が出てしまいます。
元々ショートノーズなのでハーフサイズアップしても、ボリュームはそこまで出ず、履き心地も丁度良くなりました。
11028ラスト
選ぶならUK7.5(26.5cm)。木型の特性上、ハーフダウンが適正ですが足の幅に合わせてチョイスしています。
ただ甲高の為、UK7.0で履くと甲はぴったりですが、幅が狭まり圧迫感がありました。
また、自分の服装面から言っても着用シーンはオンのみだと思うので、着用回数も限られます。
そうなるとコルクの沈みも顕著には出ないため、初めから余裕を持ったてK7.5を選びます。
サイズアップをしてもトゥがスマートなデザインなので、ボリュームはほとんど気になりません。
UK9.0-9.5のスタッフの場合
STAFF 03:プロフィール
通常サイズ:UK9.0-9.5(27.5-28.0cm)
足の特徴:サイズが大きい、幅広
服装:カジュアル
125ラスト
FウィズということでハーフサイズアップしたUK9.5(28.9cm)が丁度良いです。
幅が広いためUK9.0(27.5cm)で着用すると、かなりタイトになります。
コルクが沈むことを考慮しつつも、フィット感はチャーチの173と似ていますね。
お持ちの方はそちらと同じサイズ感で選んで間違いないと思います。
1886ラスト
ハーフサイズアップのUK9.5(27.5cm)がピッタリです。
UK9.0で着用したところ非常にタイトでした。
コバが隠れてしまうくらいでしたので足と靴のためにも、 通常よりサイズアップしての着用を推奨いたします。
11028ラスト
UK9.5(28.0cm)でピッタリ。特に足幅のフィット感が良いです。
ウェストのくびれ具合、土踏まずの突き上げはラスト125と同じ感覚ですが、捨て寸を長めに取っており、
更にヒールカップをハーフサイズ上げたフィッティングとなっているため締め付けも少なく快適です。
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