今回の相談内容
私は丸顔でベビーフェイスです。もうすぐ27歳になろうというのに、いつも20歳ぐらいにしかみられません。童顔がコンプレックスです…大人っぽく見えるメイク方法を教えてください。
一般的に本当に贅沢な悩みだと思うんですよ。
本当ですね。普通はみなさん若く見せたいと思うものですからね。でも実はメイク的に言うと老けている顔、いわゆる老け顔を若く見せるより、すごく簡単なんですよ。
是非教えてください。
大人っぽくみせるために、まず知っていただきたいんですけど、「外国人の顔」と「日本人の顔」の違いなんですよ。
根本的に全然違いますよね。
外国人の顔って凹凸が激しいですよね?
そうですね。とても彫りが深いです。
どちらかというと、日本人の顔は凹凸があんまりないんです。これが童顔に見えるか、大人っぽく見えるかの違いなんですね。例えば外国の人は16歳や17歳でメイクをしてしまうと、プラス10歳は上に見えますよね。モデルの子でも急にすごい年上に見えますよ。
しかも海外行くと本当にうれしいことに日本人は…
みんな若く見られますよね!だから、より彫りの深い顔、立体的な顔が作れば大人っぽく見えると思います。でもだからと言ってたくさん顔に影を入れたら怖いですよね?
そうですね。
ただ影を入れるだけじゃなくて、ポイントがあるんですよ。例えば“眉から目元”に関していうと、“眉骨”を出っぱらせる。
眉骨ですか?眉毛の下の骨ですか?
そうです。眉山のちょっと下側に骨がありますよね?その下を触って頂くとアイホールって呼ばれるへこみがありますよね。眉骨が出ているとアイホールがへこんで見える、だから眉骨のところには、ちょっとハイライトを入れてあげるといいんです。
どんなハイライトがいいんですか?
パール系のハイライトがいいですね。そうすると目がちょっとくぼんで見えますから、まずそこで立体感が出します。
眉骨のところに、パール系のハイライトを入れた後はどうするんですか?
今度は眉骨がちゃんと見えよるような“眉”をつくる。例えば、一直線の眉だったりすると、あまり眉骨が出っぱっているように見えませんよね。ちょっと山型にする、そういう風に眉を上げて下げてを作ってあげると眉骨がはっきり出てくるので、それでだいぶ大人っぽく見えます。
とてもわかりやすいですね。次はどうしたらいいですか?
次はですね、頬です。丸顔は、とうしても幼い顔に見えるんですね。だからちょっと“骨っぽい顔”を作ってあげるといいんです。
“骨っぽい顔”はどんな風に作ればいいんですか?
こめかみからずっと内側に向かって頬骨がありますよね。まず頬骨の高いところに、少しだけ光のあるハイライトカラーを入れます。そして今度は、頬骨の下のところに一直線に指あてるとへこんでるところがあると思うんですが、そこに「シェーディング」というものを入れます。
シェーディングとはなんですか?
影です。影を入れてあげるんですよ。
どんな色で影を入れてあげるといいんですか?
そこは影色にならないといけないから、あんまり淡いピンクとか明るい色じゃなくて、ベージュ系の色、ベージュピンクでもいいし、ベージュオレンジでもいいですね。そういう色を頬の下に入れていきます。そうすると頬骨のハイライトと影とで、すごく立体感のある顔ができます。だから“眉骨と頬骨が出っぱらせるメイク”をすると大人の顔になるんですよ。
じゃあ、もう大人っぽい顔なのにこのメイクをしてしまうと…
もっともっと年上に見られてしまう、ってことですよね。大人顔の人は眉骨出しちゃだめですよ。この逆をやればいいんです。眉骨にハイライトをいれない、頬骨もハイライトをいれない、シェーディングなんてもってのほかです。
若い方、若く見られている方が、“大人っぽいメイク”をするというのはポイントを押さえればとても簡単だということがよくわかりました。
立体的な顔をつくる。みなさんも上手にハイライト使ってみてくださいね。

>> Beauty Spiralトップへ

オススメのアイテム

メイクアップベース+ドレステージセット
メイクアップベース+ドレステージセット
素肌感のある大人メイクを簡単に演出するメイクセット
プレストパウダーシューティングスター・ボーテ
プレストパウダーシューティングスター・ボーテ
美しい肌のために考え抜いた3色・3層のフェイスパウダー
パレットコンシーラープロフェッショナルパフォーマンス
パレットコンシーラープロフェッショナルパフォーマンス
シミやニキビ跡をピンポイントでカバーできるコンシーラー