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玄米低温貯蔵庫Q&A

Q.玄米低温貯蔵庫とは?

日本の多くの地域の農家では稲の刈り取り後、もみ殻を取り玄米の状態で備蓄をしています。そして従来のドラム缶などの保管庫で貯蔵し、必要な分だけそのつど精米をして食べています。しかしその方法では長期保存に向いていません。なぜならお米というのは収穫後も呼吸をしていますので、梅雨時期から夏場にかけての高温多湿の条件下では活発にデンプンを消費し、脂肪も酸化してしまい味が落ちてしまうからです。そこで玄米の保管に最適な13℃前後の温度と湿度60〜70%の条件を保つために玄米貯蔵庫での管理が必要なのです。

Q.なぜ玄米低温貯蔵庫に入れておくと年中おいしいお米が食べられるの?

A.気温15度、湿度70%以下で玄米の呼吸作用が抑制され、脂肪酸の酸化とでんぷんの分解を止めて新米の時のおいしさを維持します。

Q.玄米・野菜両用の低温貯蔵庫にお米と野菜を一緒に入れてもいいですか?

A.同時保管は避けてください。お米の水分は14.5%が標準とされています。入れる野菜により多少の違いはありますが、葉野菜など水分が80%以上含まれている野菜などは野菜の水分がお米のほうに吸収され、お米の含有率があがり、お米がだめになります。

Q.どんな場所に置くのがよいのですか?

A.納屋や物置小屋等でコンクリート打ちされた風通しの良い所が理想です。風通しが悪いとホコリが熱交換機の所に溜まり冷えが悪くなり、電気代が通常より高くなる場合があります。

Q.コンセント、アースについて教えてください。

A.2極差込15A−125Vの専用コンセントを設置場所の近くに付けてください。アースは漏電による感電・火災予防ですので、電気工事業者にて取付工事をお願いします。

Q.低温貯蔵庫を倒して搬入してもいいですか?

A.倒して搬入するとコンプレッサーのオイルが逆流しますので、正常位置に戻して1日ほどおいてから電源を入れて運転してください。

Q.棚板の耐荷重は何kgですか?何枚付けられますか?

A.棚受け柱の耐荷重は50kgです。二枚付ける場合は一枚あたり25kgとなります。

Q.土間に置きたいのですが大丈夫ですか?

A.14型タイプでお米を14袋入れると約630kgの荷重が4箇所にかかります。30cm角のコンクリート平板を4枚(21型は6枚)下に敷く事をおすすめします。

Q.冬場も庫内が12℃に保てるのですか?

A.玄米保冷庫には庫内の加温機能がありません。冬場の温度が低い時期には、保冷庫の庫内温度も低くなりますが、お米自体には問題ありません。但し、精米する際には冷えた状態から急激に温めるとお米が割れる場合がありますので、庫内から出したあとは常温に戻してから精米することをおすすめします。

Q.玄米、野菜の保存条件を教えてください。

A.玄米、野菜の保存条件は下記をご参考ください。野菜の保存には玄米・野菜両用低温貯蔵庫をお使いください。
  ※温度・湿度・期間はあくまで目安です。

  貯蔵温度(℃) 貯蔵湿度(%) 保存可能期間(日)
玄米 13以下 60〜70 300〜350
きゅうり 7〜10 90〜95 10〜14
きゃべつ 0 90〜95 30〜40
さつまいも 12〜16 90〜95 40〜60
いちご -0.5〜0 85〜90 7〜10
なす 7〜10 85〜90 7〜15
ほうれん草 0 90〜95 10〜14
アスパラガス 0〜2 90〜95 15〜20
さやえんどう 0 90〜95 20〜50
ピーマン 7〜10 90〜95 14〜20
にんじん 0 90〜95 40〜50
だいこん 0 90〜95 20〜40
しいたけ 0 90〜95 10
かぼちゃ 10〜13 70〜75 20〜60
たまねぎ 0 65〜70 60〜80
にんにく 0 65〜70 60〜80
カリフラワー 0 90〜95 14〜20
ブロッコリー 0 90〜95 7〜10

 

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