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広島生まれの純国産スニーカー、スピングルムーヴ

SPINGLE MOVE(スピングルムーヴ)

広島生まれの純国産スニーカー、スピングルムーヴ!

ボストンクラブHEPFIVE店のワカバヤシでございます。 当店スタッフのヤマネ君とは違い(笑)、あまりマニアックでない情報やエピソードをお伝えできればと思っております。
しばしお付き合いいただければ幸いでございます。

今回は老若男女に国内外を問わず人気のスピングルムーヴのご紹介でございます。
スピングルムーヴは職人気質あふれる街、広島県府中市から誕生した純国産ブランドでございます。



広島生まれの純国産スニーカー、スピングルムーヴ!

画像はSPM-110というモデルでございます。
スピングルムーヴを代表するアイテムの一つであるこのモデルは、アッパーにオーストラリアカンガルーの革を使ってまして、柔らかくて軽く柔軟性もあり、足に馴染みやすいモデルでございます。
皆様ご存知の通り、カンガルーは良くキックをしたりします(笑)ので、甲革にどうしてもキズが入ったところが出てしまいます。
出来るだけ目立ちにくい場所で職人さんが革を裁断するようにしてますが、これもカンガルーレザーの一つの味となっております。

スピングルムーヴは天然レザーではカンガルーをはじめ、牛、馬、豚、ラクダ、ゴード(山羊)、シープ(羊)、クロコダイル、パイソン(ヘビ)、リザード(トカゲ)、イール(ウナギ)、珍しいものではシャーク(鮫)などを使用し、様々な表情の靴を生み出すことに挑戦していらっしゃいます。



広島生まれの純国産スニーカー、スピングルムーヴ!

スピングルムーヴの特色の一つが、ソールがそり上がってアッパーを巻き込んでいる この独特のデザインでございます。
見た目はもちろんのこと、底とアッパーの結合が強く、底が剥がれにくい、型崩れしにくい、といった機能性も兼ね備えたこのフォルムは、硫黄を加えたゴム底と靴本体を接着し、釜にいれ熱と圧力をかける、170年以上も前の1839年にアメリカの発明家チャールズ・グッドイヤーが発明した「バルカナイズ製法」によって作られております。
「バルカナイズ製法」は基本的に手作業のため、 想像以上に労力と手間がかかり 生産効率が悪く、その数は激減し、現在、日本でバルカナイズ製法を行っている会社は三社のみ、といわれております。
実際工場に見に行って来ましたが、職人さんが手作業で仕上げて行く姿は、誇りと自信が感じられて感動すら覚えます。
より一層大事に履こうと思いますね(笑)
それ以外に特徴が有りまして、土踏まずと、中骨足(足の裏の真ん中らへん)にクッションが有り、前ズレが少なくピタッと足裏にはまると履きやすく疲れにくいので、リピーターが多いのも特徴なスニーカーです。
一度お試し下さい。癖になるかもです。



スピングルムーブ SPINGLE MOVE

スピングルムーブ SPINGLE MOVE