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第160回芥川賞・直木賞受賞作品特集

第160回直木賞受賞

宝島

真藤順丈 (著)

英雄を失った島に、新たな魂が立ち上がる。
固い絆で結ばれた三人の幼馴染み、グスク、レイ、ヤマコ。
生きるとは走ること、抗うこと、そして想い続けることだった。
少年少女は警官になり、教師になり、テロリストになり―同じ夢に向かった。
超弩級の才能が放つ、青春と革命の一大叙事詩!!

第160回芥川賞受賞

ニムロッド

上田岳弘(著)

1R(いちらうんど)1分34秒

町屋良平(著)

なんでおまえはボクシングやってんの?
青春小説の新鋭が放つ渾身の一撃。デビュー戦を初回KOで飾ってから三敗一分。当たったかもしれないパンチ、これをしておけば勝てたかもしれない練習。考えすぎてばかりいる21歳プロボクサーのぼくは自分の弱さに、その人生に厭きていた。長年のトレーナーにも見捨てられ、変わり者のウメキチとの練習の日々が、ぼくを、その心身を、世界を変えていく――。

第160回 直木賞候補作一覧

童(わらべ)の神

今村翔吾 (著)

平安時代「童」と呼ばれる者たちがいた。
彼らは鬼、土蜘蛛、滝夜叉、山姥…などの恐ろしげな名で呼ばれ、京人から蔑まれていた。
一方、安倍晴明が空前絶後の凶事と断じた日食の最中に、越後で生まれた桜暁丸は、父と故郷を奪った京人に復讐を誓っていた。
様々な出逢いを経て桜暁丸は、童たちと共に朝廷軍に決死の戦いを挑むが―。
皆が手をたずさえて生きられる世を熱望し、散っていった者たちへの、祈りの詩。
第10回角川春樹小説賞受賞作。

信長の原理

垣根涼介 (著)

吉法師は母の愛情に恵まれず、いつも独り外で遊んでいた。
長じて信長となった彼は、破竹の勢いで織田家の勢力を広げてゆく。
だが、信長には幼少期から不思議に思い、苛立っていることがあった―どんなに兵団を鍛え上げても、能力を落とす者が必ず出てくる。
そんな中、蟻の行列を見かけた信長は、ある試みを行う。
結果、恐れていたことが実証された。
神仏などいるはずもないが、確かに“この世を支配する何事かの原理”は存在する。
やがて案の定、家臣で働きが鈍る者、織田家を裏切る者までが続出し始める。
天下統一を目前にして、信長は改めて気づいた。
いま最も良い働きを見せる羽柴秀吉、明智光秀、丹羽長秀、柴田勝家、滝川一益。
あの法則によれば、最後にはこの五人からも一人、おれを裏切る者が出るはずだ―。

宝島

真藤順丈 (著)

英雄を失った島に、新たな魂が立ち上がる。
固い絆で結ばれた三人の幼馴染み、グスク、レイ、ヤマコ。
生きるとは走ること、抗うこと、そして想い続けることだった。
少年少女は警官になり、教師になり、テロリストになり―同じ夢に向かった。
超弩級の才能が放つ、青春と革命の一大叙事詩!!

ベルリンは晴れているか

深緑野分 (著)

総統の自死、戦勝国による侵略、敗戦。
何もかもが傷ついた街で少女と泥棒は何を見るのか。
1945年7月。
ナチス・ドイツが戦争に敗れ米ソ英仏の4カ国統治下におかれたベルリン。
ソ連と西側諸国が対立しつつある状況下で、ドイツ人少女アウグステの恩人にあたる男が、ソ連領域で米国製の歯磨き粉に含まれた毒により不審な死を遂げる。
米国の兵員食堂で働くアウグステは疑いの目を向けられつつ、彼の甥に訃報を伝えるべく旅出つ。
しかしなぜか陽気な泥棒を道連れにする羽目になり―ふたりはそれぞれの思惑を胸に、荒廃した街を歩きはじめる。
最注目作家が放つ圧倒的スケールの歴史ミステリ。

熱帯

森見登美彦 (著)

沈黙読書会で見かけた『熱帯』は、なんとも奇妙な本だった!謎の解明に勤しむ「学団」に、神出鬼没の古本屋台「暴夜書房」、鍵を握る飴色のカードボックスと、「部屋の中の部屋」…。
東京の片隅で始まった冒険は京都を駆け抜け、満州の夜を潜り、数多の語り手の魂を乗り継いで、いざ謎の源流へ―!

第160回 芥川賞候補作一覧

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