マスク製造販売のいきさつ
日常清掃によるパンデミック対策
から始まりました。弊社は全国40店舗のホテルを日常清掃する事業の会社です。
1日当たりの取り扱い客室数は、多いときで2万室に及びます。
何かの病気がホテルに発生するとクラスターとなる側面があります。
そこで弊社は、感染や汚染を発生させないこと、持ち込ませないことを事業の理念として、パンデミック対策を10年以上も前から取り組んできました。とはいえ、安全な協力で長時間有効な抗菌・抗ウイルス剤は存在しませんでした。
そこで人体に有用な金属に着目し、それらの金属だけからなる抗ウイルス・抗菌剤の開発に着手しました。
おかげさまで,2018年に開発に成功し、ホテルに導入することで日常清掃によるパンデミック対策を実現することができました。
市場から消えるマスク。
開発のコンセプトは「確実な感染防止」しかし、2020年の新型コロナウイルスによるパンデミックが
始まり、どのようにして安全に守るかを考えた時、まずは抗菌剤の無料配布と、N95マスクの確保が最優先で速やかに必要であるとの認識でその取り組みを始めました。
ところがN95は政府の統制下におかれて市場から消え、パンデミックによってあらゆるマスクも欠品するようになりました。マスクの入手が困難となった中、何とかスタッフの人命と生活を守りたいとの一心で,市場にないのであれば自分たちで作るしかないという社長の号令の下、急遽マスク開発を開始。
目指したのは、布製マスク、ウレタンマスク、ガーゼマスクではなく、確実な感染防止で安全と安心の置ける自分たちの使いたいマスクを作ることでした。
医療用N95と同等かそれ以上の
高機能マスクの性能を実現確実な感染防止の要求を満たすにはN95と同等かそれ以上である必要があります。
研究を重ねた結果、このN95マスクの性能は高機能の不織布を5層構造にすることで確保できることが分かりました。
こうした研究開発を経て製造方法を確立し、5層構造の高性能マスクが誕生しました。
弊社の5層マスクは第三者検査機関によってN95の捕集能力を超え、DS3の性能であると評価を得ました。ただ、それだけでは終わりません。
もしウイルスや細菌のたくさん付着したマスクに触れたらどうなるだろうかと心配したのです。幸いなことに弊社にはとっておきの切り札がありました。
それは、「ブルーシールド抗菌剤」です。
これはコロナウイルスをアルコールのように瞬く間に不活性化する超強力な機能を持っています。
そこで、マスクの表面にJISで認証済みの抗菌機能を持つブルーシールドをコーティングした5層マスクを作ることとしました。