7月のテーブル



Jardin

アウトドアといえば、パリのみんなの憧れ。
パリ市内では庭でお食事なんて、
セレブの邸宅でしかできないので、
みんなが目指すのは、郊外の庭付き一軒家や田舎の別荘。

日本でもBBQやアウトドアテーブルは人気。
紙皿や紙コップで賑やかに食べる楽しさもあるけれど、
ちょっとお洒落にテーブルを装えば、
BBQだって一流のおもてなしに。
木々の緑や風を感じながら、
豊かな時間が流れていきいます。

スイスの学校に通っていた頃、クラスメイト達が、レマン湖沿いのビュヴェやドイツ語圏ソロチューンなどの長閑かな街の別荘に招待してくれた事を思い出します。あたたかな木の香りと明るい日差しがあふれる家とアルプスの山々を見渡せる素敵なお庭。そのお庭では、お父さんがご自慢のバーベキューコンロとピザ釜に火をおこしてスタンバイ。アウトドアのテーブルでもきちんとしたお皿を使って、洗いざらしのリネンクロスにナフキンを添えて出してくれました。
テーブルに並ぶのは、スイスでポピュラーなライスサラダ(ツナやケイパー、きれい色の野菜が添えられた、やめられなくなるクセになる味!)、庭のハーブをのせたトマト、お父さんが炭で焼いてくれた旬のズッキーニとパプリカにはブルサンアイユをのせて、ローストビーフは赤身であっさりとして肉らしいお肉、そして、ご自慢のピザ釜で焼いたフォカッチャ。
スイス・ジュネーブの静かな町を離れ、パリで暮らしていた頃「きらびやかなパリにデビュー!」という気持ちで、スタイリッシュな都会生活満喫していた私には、パリジェンヌたちが何故そんなに田舎に憧れるのか分かりませんでした。 忙しく時間が流れる日本に帰り、今はあの頃の時間と食事がとても優雅なのだとわかります。
パリジェンヌたちが憧れる週末の豊かな生活―――
今、招待していただけたなら、ブランドジュリエおすすめの"アクリルグラス"をお土産に持っていきたいです。
~ パリ歳時記 * Maiko Sato * ~


ガーデンのテーブルといえばリネン。ざっくりとした無染色に黒のストライプがかっこいいテーブルクロスは、イタリア・フィオリラ社(Fioria un Giarino)。「ガーデンで過ごす、ゆったりとした時間」がテーマの由緒正しインテリアデコレーションブランドです。エプロンやナフキンもコーディネートして。食器類は、リネンが主役の素朴な装いに映えるアスティエのシンプルシリーズ。野鳥のプリントのプレートで遊び心を添えました。美しいワイングラスや大きなガラスボウルに見えるのはアクリルガラス製。軽くて使いやすい大人のアウトドア食器です。

●食器
ディナープレート:「Astier de villatte」シンプル・ディナープレートΦ24
デザートプレート:「Astier de villatte」John Darian デザートプレート・スズメブルー
ボウル:「Astier de villatte」シンプルボウル15㎝
ライスサラダを入れたボウル:「Astier de villatte」アデレイド・サラダボウルM
ローストビーフとグリルのお皿:「Astier de villatte」アデレイド・グランオーバル大皿
シルバーとガラスのピッチャー:シルバー・ピシェ・イリーナ
●アクリルの食器
フォッカッチャをのせたプレート:クリスタルカッティングプレートM
グリーンサラダのボウル:アクリルサラダボウル33㎝
●カトラリー
ナイフ:「Astier de villatte」ナポリ・ストーン・ディナーナイフ
フォーク:「Astier de villatte」ナポリ・ストーン・ディナーフォーク
サーバースプーン&フォーク:「Astier de villatte」ナポリ・ストーン・サーバーセット
●グラス(アクリル)
シャンパングラス:ドルチェヴィータ・シャンパグラス・クリア
ワイングラス:ドルチェヴィータ・ワイングラス・クリア
ウォーターグラス:ドルチェヴィータ・ウォーターグラス・クリア
白いタンブラー:クリスタル・タンブラー・ホワイト
●トレイ
シルバー・ラウンドプレート:シルバー・ラウンドプレート
ファーストプレート:ファーストプレート・アンティーク・ロッソ
●リネン
テーブルクロス:「Fioria un Giarino」 リーノテーブルクロス・リネン100%
ランチョン:オイルクロスランチョン・キャレ・ノア
ナフキン:「Fioria un Giarino」ボットーニ・ナフキン・リネン100%
トルション:リネントルション・リカモ・ナチュラル
エプロン:ソムリエエプロン・ストライプ・リネン100%