よくわかる!出産後のスケジュール

よくわかる!出産後のスケジュール

生まれてから1歳になるまで!どんなイベントがあるの?

赤ちゃんが生まれてから1歳までは、「初めて」のイベントがたくさん。
出産後のお祝い行事をチェックして、行事に見合った贈り物をしましょう。

出産祝い(誕生後7日~お宮参り)

時期:誕生後7日~お宮参り

赤ちゃん誕生という、おめでたい出来事にお祝いの品を贈ります。誕生の報告を受けたら誕生後7日~お宮参りまでの間に行います。
無事出産の報告を受けても、出産直後に産院に駆けつける事は遠慮するのがベスト。近親者以外のお見舞いは、できれば退院してしばらく経ってからにしましょう。出産直後の産婦さんはかなり疲労しているので、十分な休養が必要です。

すぐにでもお祝いの気持ちを伝えたいのなら、祝電か手紙でお祝いのメッセージを伝えておき、後日あらためて出向くようにしましょう。親しい間柄なら、メールなどでも良いでしょう。

■出産祝いにおすすめのアイテム

見た目も華やかなおむつケーキやベビー服などのギフトセットで、お祝いの気持ちを伝えるのがおすすめ。

お七夜と命名式(誕生後7日目の夜)

時期:誕生後7日目の夜

誕生後7日目の夜に、赤ちゃんのすこやかな成長を願って行う祝宴が「お七夜」です。命名を書いたり手形をとったりして、家族や親せきでお祝いをします。
赤ちゃんの名前が決まった時に「命名書」を書き、お七夜の命名式に神棚や床の間に飾ります。略式で書いた場合は、鴨居や柱、壁などに飾ります。
最近ではおしゃれなデザインの命名書も多く、将来赤ちゃんが成長したときに見せるためにこだわるのもオススメです。
命名書は床上げが過ぎる頃まで飾り、へその緒や誕生日の新聞などと一緒にして大切に保管します。

お七夜に招待された場合は、酒肴料・生花・ケーキ・お菓子・ぬいぐるみ・果物・おもちゃ・お酒などの手土産を持参します。のしは「祝 お七夜」「祝 命名」「御祝」などです。金子を贈る場合は「御酒肴料」としましょう。

■お七夜と命名式におすすめのアイテム

大切な思いが込められた名前は、赤ちゃんが生まれて初めて受け取るプレゼント。名入れギフトなら長く愛用してもらえそうですね。

出生届け(誕生後~14日)

時期:誕生後~14日

赤ちゃんが生まれたことを役所に届け出ます。病産院でもらう出生証明書を、本籍地または住民登録している市区町村、赤ちゃんの出生地の役所の戸籍課に提出します。
提出期限は誕生後14日以内で、名前も記入しなければいけないので、それまでに赤ちゃんの名前を決めます。

お宮参り(誕生後 31日、32日目)

時期:誕生後 31日、32日目

子供が生まれて初めて神社(産土神)や仏閣に参拝し、お守りや数珠をいただいて子供の長寿と健康を祈る行事です。男児は31日目、女児は32日目に行うのが通例となっていますが、地方によって日取りが違う場合があります。
また、現在では日取りにこだわり過ぎずに、お母さんの1ヶ月検診を終えた後の体調の良い日や天気に恵まれた日を選ぶ場合も多くなっています。

お宮参りの正式な祝い着は、男児は「羽二重地の紋付で、鷹やめでたい図柄などの”のし目模様”」。
女児は「綸子地やちりめん地に花柄などをあしらった”友禅模様の紋付”」が用いられます。その場合は、付き添う大人も正式な服装で行くべきとなります。
また、最近では、祝い着を用いずに外出用のベビー服や真っ白なベビードレスを着た赤ちゃんを、おくるみやアフガンで包んで抱く、略式のケースも増えているようです。

■お宮参りにおすすめのアイテム

お宮参りは家族で迎える大切なハレの日。上品で特別なベビー服や赤ちゃんを包めるアフガンがおすすめです。

お食い初め(誕生後 約100日目)

時期:誕生後 約100日目

「お食い初め」は、赤ちゃんに生まれて初めてご飯を食べさせる儀式で、「その子が一生食べ物に困らないように」という願いを込めたお祝いです。
お食い初めの時期は地方によって異なる場合があり、ちょうど離乳食を始める時期にあたる生後約100日目に行われます。

お食い初めは5つの祝い膳を用意し、親族の長老の方が赤ちゃんに食べさせるまねをして祝います。
また、この日の為に膳・椀・箸を新調するのがしきたりです。

【祝い膳5つ】
尾頭つきの鯛、煮物、赤飯、香の物(※歯止めの石、梅干し)、汁物
※歯止めの石は、近くの氏神様の境内から小石を3つほどいただき、あらって添えます。

■お食い初めにおすすめのアイテム

新調するしきたりの膳・椀・箸のセットがおすすめ。キャラクター付きの可愛いデザインなら、これからの離乳食でも楽しく使ってもらえそうですね。

初節句(誕生後初めての節句)

時期:誕生後初めての節句(男児は5月5日、女児は3月3日)

初節句は子供の成長を祝福し、将来の幸せを祈るお祝いです。男児は5月5日の端午(たんご)の節句に、女児は3月3日の桃の節句(ひな)に行います。節句が誕生後3ヵ月以内に来る場合は、実際のお祝いは翌年に延ばす場合もあります。
端午の節句はかぶと飾り等の5月人形や鯉のぼりを。桃の節句(ひなまつり)ではひな人形を飾ってお祝いします。親族を招いてホームパーティーを開き、にぎやかにお祝いするとお披露目にもなります。

■初節句におすすめのアイテム

初節句には記念品として名入れのギフトをプレゼントするのがおすすめ。季節にふさわしいお花やお菓子を手土産にすると良いでしょう。

初誕生(1歳の誕生日)

時期:1歳の誕生日

赤ちゃんが誕生してから1年間、無事に育った事を祝い、独り立ちして歩き始める赤ちゃんを励ますのが初誕生のお祝いです。
初誕生のお祝い品にとくに決まりはありませんが、実用的なおもちゃ・洋服・靴・絵本などを贈ると喜ばれます。
また、最近では欧米の習慣が伝わり、初誕生から毎年同じシリーズの「銀色のスプーン」や「食器」を贈り続け、やがて一式が揃うというお祝い方法も増えつつあります。

■1歳のお誕生日におすすめのアイテム

生まれた時から心も体も大きく成長した赤ちゃん。これから使える知育玩具やベビー服でお祝いしましょう。

まとめ

いかがでしたか?赤ちゃんが生まれると年間を通して様々なイベントがありますね。イベントに合わせたプレゼントを贈ると「大きくなったね」「成長を楽しみにしているよ」というあたたかいメッセージが伝わって喜ばれること間違いなし。ぜひこの記事を参考にギフトを選んでみてくださいね。