ベビーシャワーとは、アメリカ発祥の妊婦さんをお祝いする習慣です。 赤ちゃんが産まれる前、妊婦さんが８ヶ月あたりの安定期に入る頃、親しい友人や家族とパーティ形式でお祝いをする行事です。

主役である妊婦さんから招待状が届き、家族や仲間と一緒に食事やお茶を囲みながら妊婦さんとの語らいの時間を過ごすのがベビーシャワー。
何かとブルーな気持ちになりやすい妊婦さんに、アドバイスや励ましの言葉をかけてマタニティーライフを楽しもう、という意図でパーティーを開催します。

アメリカでは、このベビーシャワーの時に妊婦さんが欲しい産後に必要なアイテムを贈ります。
そのベビーシャワーで贈るアイテムで定番となっているのが、おむつケーキなのです。
近年では海外セレブがベビーシャワーの様子やおむつケーキをSNSで公開して広まり、日本でもブームとなっています。

おむつケーキとは、おむつを丁寧にラッピングし、リボンやベビー用品などでケーキのようにデコレーションをしたものです。
見た目の可愛さと、中身がおむつという実用性を兼ね備えたプレゼントで、アメリカで大変喜ばれています。

おむつケーキはケーキ型が主流ですが、馬車型やお城型、ボックス型など、様々な形に発展しており、多用なデザインから選ぶことができるのも魅力の一つです。

日本では、出産後の病院お見舞いとしても病室を華やかに彩ることができ、衛生上生花をお祝いに持っていけない病院が多くなってきた今、若い世代を中心に人気が急上昇しています。

様々な出産祝いがある中で、なぜおむつケーキが人気なのでしょうか。 おむつは消耗品で、赤ちゃんを育てるのに必ず必要になってくるので、いくつもらっても嬉しいというのがお母さんの気持ちです。
また出産祝いに贈るギフトで、食器やベビー服では好みが分かれたり、華が無いという贈り手の悩みを解決してくれるのが、華やかでいて、実用的に使えるおむつケーキの人気のポイント。

赤ちゃんが産まれると来客の機会が増えますが、そんな時に部屋を華やかにしてくれるおむつケーキは飾ってかわいく実用的で、今後日本でもさらに人気が高まるでしょう。

赤ちゃんは成長が早く、贈り物が届いたときにはサイズが合わなくなっていた・・・ということも。
おむつケーキはしばらく飾ってから使用されることが多いので、あらかじめSサイズを贈るのがオススメです。また出産祝いが遅れた場合やサイズに迷う場合は、長く使えるMサイズを贈ると安心です。

赤ちゃんの肌はとてもデリケートです。おむつのメーカーによっては赤ちゃんの肌に合わずかぶれてしまうこともあり、ギフトでいただいても処分しなくてはならないケースもあります。
出産祝いは赤ちゃんとママに配慮し、おむつのメーカーは国内の大手メーカーのものか確認してから購入するようにしましょう。