よくあるお問い合わせ (FAQ)
Q レンズの調整方法を教えてください。
撮影範囲の調整ができる防犯カメラには、主にバリフォーカルレンズ (VFレンズ) が搭載されています。

防犯カメラの製品名の中に (f=○○mm) という表記があります。
この数値はカメラの撮影範囲を表しており、(f=○○〜○○mm) と範囲が有る場合は、撮影範囲を調整できるカメラです。

VFレンズの調整は、フォーカス調整とズーム調整とに分かれています。
また、機種によって六角ネジであったり、マイナスネジやツマミなど、様々な調整ネジの形状となっています。
ツマミ型の調整ネジ カバー内に入っている場合 六角ネジ型の調整ネジ

下記では、『 ツマミ 』の形状の場合における調整方法をご案内します。


■ VFレンズの調整方法
○ 手順 1  ツマミ自体を緩める
カメラのカバーある場合は、カバーを外します。
その後、フォーカス調整、ズーム調整のそれぞれの調整ツマミ自体を反時計回りに回して緩めます。

○ 手順 2  撮影範囲を調整する
ズーム調整ツマミを動かして、「広角(W)側」 または 「望遠(T)側」 で撮影するのかをおおまかに調整します。
( ※ 最大限まで動かすのではなく、少し戻した状態が最もピントが合います。 )

○ 手順 3  ピントを合わせる
フォーカス調整ツマミを動かして、焦点が合う箇所に調整します。

○ 手順 4  ツマミ自体を固定する
調整ツマミ自体を時計回りに回して固定します。


■ 撮影範囲の特徴
f値が小さい程、広角の撮影が行え、f値が大きい程、望遠の撮影が行えます。

広角撮影の場合、広い範囲を撮影できますが、対象物は小さく写ります。
望遠撮影の場合、狭い範囲しか撮影できませんが、その分対象物は大きく撮影できます。

下記の2枚の写真は、同じ場所から同じカメラ (CT-C166) で撮影したサンプル画像です。
左側が広角撮影、右側が望遠撮影を行っています。
広角撮影 (f=3.8mm) 望遠撮影 (f=15mm)

全体を撮影したいのか、特定の対象を撮影したいのか、ご希望の撮影範囲によってカメラをお選びください。
撮影範囲がわからない場合は、撮影範囲の調整ができる防犯カメラがお勧めです。