上手くなるグラブがさらに進化!

フィールドフォースの上手くなる「3本柱」に
“あなただけの専用仕様”
という新たな「柱」が追加されました。




それでは、「上手くなるグラブ」には、何故3本柱があるのか?を確認していきましょう。
昨今、店頭での型付けが流行しているようです。
しかし、フィールドフォース社の方にとっては、「えっ!なんでそんなことする必要があるの?」 といった感じだそうです。

また、悪い型のグラブを、何とかして強制的に型付けしようと、悪戦苦闘している姿が、目に浮かぶとも…。
「色々な方法を駆使しても、店頭の型付けでは、根本を変えることはできません。
基本構造は、すでに完成してしまっているのですから」とのこと。

そう、いくらお化粧しても、もう手遅れなのです。
悪い型のグラブを即席に 型付けしても、手にフィットしているように錯覚するのはつかの間、
すぐに型崩れが始まってしまい、見るも無残に変わっていく姿を、ただ茫然と見つめることになるでしょう。


フィールドフォース社の素手感覚グラブは、紐通しした後でさえ、ほとんど仕上げをしません。
紐通しが済んだ時点で、すでに型付けが完成しています。そして、お客様が手にした瞬間に、手の平に心地よくフィットし、グラブとの一体感を感じることができます。
この一体感と独自の超軽量設計との相乗効果が作り出す絶妙な操作性。
指先に加えた力が、そのままグラブに伝達され、グラブのそれぞれの指の先端にまでプレーヤーの意思が伝わる構造。

それをフィールドフォース社の方は「素手感覚」グラブと呼んでいます。



※「素手感覚」「BARE HAND」は、フィールドフォース社の登録商標です。


では、フィールドフォース社のグラブの心臓部である紙型をご覧にいれましょう。

といっても、これは旧型の紙型です。
最新型は、企業秘密ですので、お見せすることはできません、残念ですが…。

ご覧のように紙型は平面です。
この平面のパーツを縫い合わせていくことにより、立体の構造物を建造していくのです。


たとえば、下の写真は、グラブの薬指の背面のパーツです。


どうでしょう。平面がちょっと立体的になりましたね。
縫製後の立体型は、「まるで、大海原で泳ぐクジラのようではないですか?」
これが基本原理です。
こうやって立体構造物を組み上げていくので、正しい型で正確に組み上げさえすれば、後で叩いて型付けなどする必要はないのです。


フィールドフォース社製グラブのモニターの御報告
前の項目「素手感覚グラブ編」での説明のとおり、元々のグラブの設計図(型) と異なる強制的な型付けは、グラブの構造にも負担をかけることになるため、 型崩れも早まり、ポケット形状の崩れも早まることにつながります。

フィールドフォース社の「素手感覚」グラブは、 ポケットの位置と操作性(フレックス)のバランスを取りながら 基本となる設計図を作り上げていきます。 無理して強制的に型付けしなくても、軽く使用していくうちに自然に捕球 ポケットが出来上がっていきます。


下記は、ポジション別にそれぞれのグラブに基本設定されているポケット位置です。
この基本を参考に、それぞれお好みに応じて捕球ポケットを作り上げていって下さい。


こうして、基本設定をベースに自然にじっくり出来上がった捕球ポケットは、人工的、強制的にインスタントに作られたインチキポケットに比べ、型崩れすることが少なく、長期間その形状をキープすることができます。

これが、フィールドフォース社独自の「ロングライフ」ポケットなのです。
※「ロングライフ」は、フィールドフォース社の登録商標です。


フィールドフォース社製グラブのモニターの御報告
グラブに使用される材料で、最も重視される材料は本体に使用するレザー(牛皮)ですが、商品のタグに「牛皮製」と記入されていても、実は様々なレザーが使用されています。
自然の動物である牛は、成長する過程で、体にすり傷が付いたり、虫さされの跡が残ったりします。
牛皮の生産工程では、なめしあがった皮革にコーティングをしたり、エンボス加工をしたりしてその傷を消すのが一般的です。

素上げとは、なめしあがった皮革になんの加工も施さない、自然な仕上げ方法です。
なめす前の工程で、傷のほとんど無い原皮のみをセレクトして使用しますので、とても贅沢な皮革なのです。


フィールドフォース社の野球グラブに使用している素上げ皮革は、皮革本来のしっとりした風合いをそのまま表現することを追求した、アメリカの伝統的皮革加工技術です。

ボールを捕球する道具であるグラブ。ボールをしっかり捕球するためには、皮革の表面状態がとても重要です。
素上げ皮革で作られたグラブは、ボールが吸いつくような独特の感触が得られます。

ボールを捕球する道具であるグラブ。
ボールをしっかり捕球するためには、皮革のしっとりとした表面状態と素手感覚のようなしなやかさがとても重要です。


フィールドフォース社製グラブのモニターの御報告
フィールドフォース社の「上手くなるグラブ」とは?
「上手くなるグラブ」の3本柱、いかがでしたでしょうか?
この3本柱を大切に作成した「上手くなるグラブ」、これがフィールドフォース社のグラブです。
実際にはめてみると、この「3本柱」が良く判ると思います。そして必要だとも…。