とてつもなく暑かった夏の日差しに、秋の気配が混じってきたなぁと感じる9月中旬。その第3月曜日は敬老の日です。
敬老の日とは…多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う日の事。
小さい時、よくおじいちゃん、おばあちゃんの似顔絵とか描いて贈りませんでした?
あれから何年…何十年? ある程度年齢が大きくなると、″似顔絵″とか″手紙″だけじゃ…って思いが混じって、いつの間にか″プレゼント″という、「もの」を贈る事がメインになってしまいます。
何を贈れば喜んでもらえるか、祖父母の好みがわからなくて色々悩んでしまい、いつも無難な食べ物やハンカチなどになってしまう…そういう方も多いと思います。
おじいちゃんおばあちゃんにとって、孫は目に入れても痛くない、もう可愛くて仕方ない存在。
大学生になっても、成人しても、社会人になってどこからどうみても立派な大人になっていたって、いつまでも似顔絵を描いて贈ってくれていた、可愛い孫のままなんです。
だから、いつも同じものでも、無難な食べ物でも、「孫が自分の為に選んでくれた贈り物」だったらきっとなんでも嬉しいと思います。
一緒に住んでいる人も、離れて暮らしている人も、心から「いつも可愛がってくれてありがとう」っていう感謝の気持ちと、「敬老の日おめでとう」というお祝いの気持ちを贈りましょう。
お風呂のソムリエとしては、お風呂を通じて気持ちを伝えるプレゼントとして、簡単にできる、でも心の残るイベントを提案します。
イベントと言っても、盛大にパーティーを開くとかそういうのではありません。
そっちは町の敬老会とかで企画してくれてるでしょうからお任せして、このイベントは、“ただおじいちゃんおばあちゃんのお話を聞く”それだけ。
そんなの日常でやってるし全然特別感ないじゃん、なにそれ、と思った方、場所が”お風呂“だったらどうですか?
そしてそのお話が″おじいちゃんおばあちゃんの青春時代の話″だったらどうですか?
一緒にお風呂に入って、背中を洗いながらおじいちゃん、おばあちゃんの話をたくさん聞く。
ほら、なんか一気に特別感が出てきたデショ!
お風呂が狭くて二人は入れないっていうなら、一緒にお風呂屋さんに行ってもいいですし、
昔の銭湯などにいたという「三助さん」みたいに、話をしながら背中を流してあげてるのも″粋″ですね。
孫である自分は男子だから、さすがにおばあちゃんとお風呂には…っていう場合は、お風呂上りに飲み物を用意してあげて、その側に座りながらお風呂上りのゆったりした時間を一緒に過ごしてはどうですか?
そしておじいちゃんおばあちゃんには、青春時代の話や馴れ初めなど、色々話してもらいましょう。
お父さんお母さんの小さい時の話を聞いてもいいですね。
あまりおじいちゃんおばあちゃんから話って聞かなくないですか?
小さいころから会うたびにいつも学校の話、友達の話、色々近況を聞きたがるから、
そう言えばいつも自分の話しかしていない。
おじいちゃんとおばあちゃんの馴れ初めとか、知らないかも?
自分のことを聞かれるって、自分に興味があるって事なので、とても嬉しいものです。
いつまでも小さいと思っていた可愛い孫に背中を洗ってもらうなんて、
きっとおじいちゃんおばあちゃんにとって、特別な思い出になると思います。
なんなら泣いちゃうかも?!
テレビとか、スマホとか、気が散るものはシャットアウト。
お話しに集中して、意外な話とかジェネレーションギャップなどを感じながら、
お互いに大切なバスタイムになること間違いなし。
コミュニケーションが、なによりのプレゼントです。
今年の敬老の日のプレゼントは、
に決まり!
※お風呂から上がった後もお話しの続きは出来ますので、話に夢中になり過ぎて、お爺ちゃんおばあちゃんがのぼせないように注意してくださいね。
敬老会やお友達と温泉旅行や、温浴施設に行ったりする機会が多く、結構お風呂に縁があるおじいちゃん、おばあちゃん。
なので、お風呂に使えるタオルやグッズは喜ばれるアイテムです♪