お風呂レシピ

お風呂レシピ トップへ
冬のお風呂の落とし穴

ヒートショックに要注意!

秋から徐々に冷え込んで、布団との親密度がどんどん上がって朝が辛くなる…
それが四季の移り変わり、季節を楽しむってことだったはずなのですが。
最近は四季の流れを全く無視して、夏だと思っていたら急に冬になり、と思ったら時々秋が顔を出す…
特に今年は、早々に猛烈な暑さの夏が来て長く続いたので、体の疲労はハンパないはず。
自律神経が乱れてしまいがちな時はシャワーよりお風呂。
乱れた自律神経が整いますので、体のしんどさが違います。

そして、そんな乱れまくりの天候だから、今年は例年よりも急な気温変化に注意しないとなりません。
昨日まで暖かかったからと油断していると、急に真冬の気温になる事も多い今日、その"油断"と冬の"冷気"が凶器に変わります。
状況によっては、人生を強制終了させられる場合も。

“冷気"がもたらすその凶器の名は「ヒートショック」

ヒートショック!

冬になるとよくニュースなどで耳にする「ヒートショック」。
急激な温度変化によって血圧が急上昇、急降下して起こる現象です。
入浴中の死亡事故は年間1万9千件※1、なんと交通事故の約4倍。
※1 出典:消費者庁平成28年1月プレスリリース
全体の約半数が12月〜2月で特に冬場にかけて多く、その原因のほとんどがヒートショックなんです。
ヒートショックと聞くと、高齢者が注意するものというイメージじゃないですか?
実際に高齢者の事故が多いので、TVやCMでもおじいちゃんおばあちゃんをメインに注意喚起をしていますが、若いからって油断してはいけません。
子どもや若い人でも起こりえるんです。

ゾクッとする、それもヒートショックです

ぞくぞくってするそれもヒートショック!

暖かい部屋から寒い廊下などに出た時、「ゾクッ」っと震えた事、ありますよね。
実はそれ「ヒートショック」です。
若い女性には冷え性の方も多いですが、「う〜〜寒い寒い」と、身体が冷えたままお風呂に入って手足がビリビリ感じた事、ありませんか?
それも実は体が発する危険サイン。
ヒートショックは高齢者だけじゃなく、もっと身近にすぐそこにあるということを知って下さい。

ヒートショックって何?

そもそもヒートショックって、良く聞きますがご存知ですか?
ヒートショックとは急激な温度変化により、体が受ける悪影響のこと。
暖房の効いた部屋から、浴室・脱衣所・トイレなどの暖房がない場所への移動、つまり温度変化の激しいところを移動すると、体が温度変化にさらされ血圧が急変します。
それをヒートショックといい、最悪の場合脳梗塞や心筋梗塞などの深刻な疾患につながる危険性があるんです。
昨日は暖かくてバスルームを暖めなくても寒さを感じなかった。だから今日もちょっと寒いけどいいかと、バスルームを暖めずにお風呂に入ると…その油断が危険なんです。

ヒートショックグラフ

急な温度変化で、こんなに血圧が上下します。
まるでジェットコースター、乱気流のような血圧の乱れが短時間で起こるんですから、具合が悪くなるのもわかります。
高齢者や心臓疾患がある方は、もっと危険だということが分かるかと思います。

でも「そんなに危険なら冬の間はもうお風呂に入らないっ」なんてわけにはいきませんよね。
シャワーでは味わえない冬のお風呂はこれ以上ない憩いの場。
寒い夜に、温かいお湯に包まれてぬくぬく温まる幸福感は、他では味わえません。
ヒートショックの対策は簡単。だからしっかり対策を練りましょう!
そうすれば、寒い思いをしないで済むし、安全に幸せな気分でお風呂に癒されるし、いい事ずくめ。
冬のお風呂ライフを、安全に楽しみましょう!

安全にお風呂を楽しむポイント

ヒートショックを知って、お風呂を楽しみましょう

ヒートショックを意識する

日本最近は、浴室乾燥機や寒くないバスルーム作りのお家が増えましたが、築年数の古い家屋など、まだまだ寒いお風呂場は多いです。
また、気象協会が運営する天気予報専門メディア「tenki.jp」には「ヒートショック予報」が見られます。
「そう言えば実家のお風呂寒かったな〜」と当たりがある方、あれから何年…自分も親も年齢を重ねています。
とにかくまずは、寒暖差をなくす事が重要です。
離れて暮らすご高齢の家族や、一緒に暮らす家族と冬のお風呂対策・ヒートショックについて話し合ってみましょう。

ヒートショック対策に!おすすめバスグッズ

  足元ヒンヤリはマットで解消

浴室内での冷え対策と言えば…浴室マット。
夏は感じなかった浴室の床のヒンヤリ感、冬はピリピリするほど冷たい床のお宅もあるでしょう。
浴室マットは冷え対策の他に滑り防止の安全対策にもなるので、小さなお子さまやご高齢の方がいるお宅には超おすすめです!

浴室マット商品一覧

  湯冷め防止にポカポカ入浴剤

お風呂あがりに体を急激に冷やさないためにも、冬は温浴効果の高い入浴剤がおすすめです。
お風呂で熱いお湯に浸かれば体があたたまる、ということではありません。ちょっとぬるめのお湯にちょっと長めに浸かる、これが体の芯から温まる秘訣です。
そして芯から温まった体は急激に冷えることもありません。
温浴効果の高い入浴剤の力をかりて、効率よく体を温めましょう。

入浴剤商品一覧

  お風呂上がりはバスローブで保温保湿

お風呂あがりは体のあたたかいうちにパジャマを〜!というのはなかなかNGです。
お風呂上がりは知らず知らずのうちに汗をかいています。この汗が湯冷めの原因。
なので、お風呂上がりはとりあえずバスローブを着て体の汗が落ち着いてからパジャマに着替えましょう。
また、入浴後は肌の乾燥もすすみがち。肌の蒸発する水分を保護してくれるのもバスローブです!

バスローブ商品一覧

itemcategory

choice