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2020年オリンピック競技となったクライミング。
近年ではメディアにも多く取り上げられ注目度が増しています。

ちょっとクライミングをやってみたいけどどんな道具が必要なのか全くわからない!

そんな方に向けてクライミングで使う基本的な道具をご紹介をします。



ボルダリングとは?

ロープを使わずマットに着地するスタイルのクライミングです。
ボルダー(boulder)とは"丸い大きな石"を意味します。
近年は室内でのプラスチックホールドを利用したボルダリングが脚光を浴びています。



ボルダリングに必要な道具    

主に必要な道具は
●クライミングシューズ
●チョーク・チョークバック
●ボルダリングマット



クライミングシューズ    

クライミング専用のシューズです。
きついサイズを足の指が曲がった状態で履くのが一般的です。
もちろん、初心者の方や足が痛いのが嫌な方は、ゆったりサイズを選んでもOK!
初めてクライミングシューズを購入する方には、ハーフサイズからワンサイズ大きめをおすすめしています。
素足で履くのが普通でしたが、最近はクライミング用ソックスを使用する人も増えてきています。



チョーク    

滑り止めの粉の事をチョークと呼びます。
汗を吸着することによって手の摩擦を維持する役目があります。
主成分は炭酸マグネシウム(MgCO3)。

・粉末タイプ→一般的に多く使われている
・液体タイプ→ベース(下地として)使われることが多い
・ブロックタイプ→粉末タイプより手につきやすい



チョークバック    

ボルダリングではチョークバックは地面に置いて使う事が多いため、大型の据え置きタイプが一般的です。
口を閉じればチョークが漏れないロールトップ型がおすすめ。



ボルダリングマット    

岩場でのボルダリングの際に、クライマーが落下する地点において、地面との衝撃を和らげるためのマットです。
屋外でのボルダリングで一番多い事故は足首の捻挫や足の骨折です。
落下する位置を予測して適切にボルダリングマットを敷いたり、スポット(登っていない人が落下位置をサポートする行為)が必要になります。



ルートクライミングとは?

ロープを使って高い壁を登るスタイルのクライミングです。
ルートにはスポーツルート(支点用のボルトが打ち込んであるルート)、トラッドルート(支点を自分でセットする必要があるルート)があります。
ボルダリング同様、プラスチックホールドを利用した人工壁もあります。



ルートクライミングに必要な道具    

以下ルートクライミングの中でも基本となるシングルピッチのスポーツルートで必要な道具に的を絞ってご説明いたします。

●クライミングシューズ
●チョーク・チョークバック
●ハーネス
●クイックドロー(通称ヌンチャク)
●ビレイ器具
●カラビナ
●スリング



クライミングシューズ    

クライミング専用のシューズです。
足の指が曲がった状態で履くのが一般的ですが、長いルートを登る場合は足の指が伸びた状態で履けるサイズを選ぶこともあります。
初めてクライミングシューズを購入する方には、ハーフサイズからワンサイズ大きめをおすすめしています。



チョーク    

滑り止めの粉の事をチョークと呼びます。
汗を吸着することによって手の摩擦を維持する役目があります。
主成分は炭酸マグネシウム(MgCO3)。
粉末タイプを袋に入れてチョークボールの状態で使用します。



チョークバック    

ルートクライミングではチョークバックは腰付きタイプを使用します。
好みによって手がすっぽりと入る大きいサイズか、手全体が入らない小さいサイズかを選びます。



ロープ    

ロープにはシングルロープ、ハーフロープ(ダブルロープ)、ツインロープがありますが、シングルピッチのスポーツルートではシングルロープを使います。
また近年は軽く細いロープが増えてきています。
軽いロープには、登っている時に軽いのと、クイックドローにロープをかけやすいという利点があります。



ハーネス    

ロープを体に固定するために使う安全ベルトです。
体にピッタリと合うサイズを選びましょう。
ウエストサイズだけでなくレッグループのサイズも確認が必要です。
スポーツルートで使用されるハーネスには、ウエストにバックルが一つだけしかないシンプルで軽量なものが好まれます。



クイックドロー    

スポーツルートではボルトで打ち込まれたハンガーにクイックドローをかけて、そのクイックドローにロープを掛けます。
きちんと上下が決まっており、ゴムで固定されていない方をハンガーにかけ、ゴムで固定されている方にロープを掛けます。



ビレイ器具    

ロープの流れを操作し、クライマーの安全を確保する為の道具です。
現在、様々なメーカーから多様なビレイ器具が販売されていますが、初めてビレイ器具を購入するのであれば、構造と操作がシンプルな
「ATC」と呼ばれるタイプのビレイ器具がおすすめです。
ビレイ器具よって使用可能なロープの直径が決まっています。



カラビナ    

ビレイ器具を使用するためには必ず、安全環付きのカラビナが1枚必要になります。
また終了点で使用することもあるので、予備のカラビナを数枚持っておくのが良いでしょう。



最後に・・・

クライミングはきちんとした知識を持っていれば大きなリスクはありません。
しかし知識がなかったり、誤った知識を持っていると命に関わる危険を伴います。

とりわけ外岩でのクライミングを始める場合は

●山岳会に入る
●クライミングスクールに入る
●クライミングジムに行って仲間や情報を求める

等して、積極的にリスクについての知識を身につけましょう。