爪切りについて

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爪切りについて

わんちゃん、ねこちゃんも人間同様に爪が伸びます。
定期的に爪切りが必要ですが、爪切りが苦手なこも多く、お悩みを抱えている飼い主さんもいらっしゃるかと思います。

わんちゃん、ねこちゃんはなぜ爪切りが苦手なこが多いのでしょう?

・触られるのが苦手
足の先、しっぽ、耳、鼻や口まわり、お尻は敏感なポイントです。
突然触ったり、強く握ったりしないようにしてくださいね。
また、普段から少しずつスキンシップをとって、痛くない、怖くない事を教えてあげると触らしてくれるようになることもあります。

・爪切りの音や振動が怖い
人間では気にならならい爪切りの音でも、わんちゃんにとっては大きな音に聞こえてしまいます。
また、振動を少しでも抑えてあげるよう、爪の根元を保定してあげ、少しずつ切っていきましょう。

・飼い主さんのドキドキが伝わる
トリマーさんに爪切りをしてもらうと、全く嫌がる様子はないのに、飼い主さんだととても嫌がる…なんてことありませんか?
わんちゃん、ねこちゃんは人間の心音もしっかり聞こえています。
爪切りを苦手と思っている飼い主さん…ドキドキしていませんか?
いつもより飼い主さんがドキドキしていると、わんちゃん、ねこちゃんも「大丈夫???」と不安になってしまいます。
まずは飼い主さんが爪切りに慣れることも大切ですね。


では、飼い主さんが爪切りに慣れるため、爪切りの方法についてお話します♪


ポイント1 保定


切ろうとした時、動いて切れない…
そもそもじっとしてくれないなど、人間のようにじっとしてくれるこは少ないですよね。
コツを掴むまでは1人で頑張らず、他の人にお手伝いしてもらいましょう。
保定は、わんちゃん、ねこちゃんが動かないよう抱え込む事ですが、この時、押さえつけないよう注意してください。
優しく声をかけながら、体をできるだけ密着させて、安心させる事が大切です。


ポイント2 爪切りとヤスリ


最初から全ての爪を切ろうと、頑張らないでください。
わんちゃん、ねこちゃんの様子を見ながら1日1本ずつなど、怖がらせないよう、少しずつ慣れらせていきます。
また、早く済ませようと、一度に深くはさみ切るのも、出血させる原因となりますのでやめてあげましょう。
爪の先端から少しづつ、角を取り除くようにカットしていきます。
その後ヤスリで丸くします。
爪切りが苦手なこは、爪の先端を1箇所切り、やすりで短くしていきます。
ヤスリは爪を切らずに使うこともできますが、先端を少しだけ切ってから使う方がよく削れます。


ポイント3 出血しても騒がない


わんちゃん、ねこちゃんの爪切りの難しいところは、深爪すると血管を傷つけ出血してしまうところ。
特に、黒爪のこはどうなっているのかさっぱり…ですよね。
爪の縁を少しずつ切っていきましょう。
出血してしまった時の為に、市販されているペット用止血剤を、用意しておけば安心です。
また、少しの出血であればティッシュをあてて、切り口をギュッと圧迫し続けることで止血できます。
一度にたくさんの爪をはさみ深く切らなければ、出血量は少しすみますので、少しずつ切っていきましょう。


ポイント4 たくさん褒める!褒めて終える!


最後は褒めて終えてください。
嫌がったり、怒ったりしている状態で終えてしまうと、嫌な事をされたと思ってしまいます。
爪切りが出来なくても、足を触らせてくれた事を褒める、足を握らせてくれたからご褒美のおやつなど、嫌がらずさせてくれたことを褒め、終えるようにしましょう。
出来なかった事が出来るようになった時は、大袈裟なくらい喜び、褒めてあげてください。少しずつ出来るようになれば、爪切りの時間も長く我慢出来るようになります。



爪切りをせずにいると爪はどんどん伸び、肉球に刺さる、布団やカーペット、飼い主さんのお洋服などに引っかかり、折れ、大量出血してしまうなど、とても危険です。
また、歩行時の痛みや、体のバランスが乱れ、足腰にも悪影響を及ぼします。
伸びた神経や血管は直ぐに短くなりません。
定期的な爪切りで伸び過ぎないよう、予防していきましょう。