トリミングナイフのご紹介

トリミングナイフ(プラッキングナイフ)とは?





もともとはテリア種のコートを常に綺麗に保つため、短期間で全身の被毛を引き抜く為の道具として使用されています。
その他にも、レーキングと言って、ダブルコート、トリプルコートの種の換毛期に抜けきれなかった毛を、負担をかけずに処理する時にも使用します。
ここでは、専門的なプラッキングではなく、日常使いに向いているレーキングでのご使用方法をご説明いたします♪

レーキングをすると…
換毛期はもちろん、普段のお手入れに使用すれば、床に落ちる毛も大幅に軽減されます。

換毛期に抜けきれないまま残った毛も、しっかり抜けるので通気性がよくなり、涼しく過ごせます。
またレーキング後にシャンプーをすると、皮膚の汚れが落ちやすく、乾きも早くなります。

年々強くなる紫外線…わんちゃん用の日焼け止めはありません…
バリカンで毛を刈ってしまうと、涼しさは感じられますが、紫外線が直接皮膚へあたってしまいます。
不要な毛をしっかり抜き、毛の長さを残す事で皮膚へのダメージを軽減できます。

不要な毛は抜け、健康な毛が残るので毛艶が良くなり、レーキングするだけでツヤツヤになります。
また、新しく生えてくる被毛にもしっかりと栄養がいきわたり、わんちゃん、ねことゃんの皮膚、被毛の健康維持に役立ちます♪


ねこちゃんは一日過ごす時間で、毛繕いにとても時間をかけています。
それだけしっかりお手入れしていますので、どうしてもお腹に毛が溜まってしまいますよね…
少しお手入れのお手伝いをしてあげるだけで、吐いてしまう回数を減らしたり、毛球症の予防にもなります!

わんちゃんの抜け毛はしっかりとしていて、クッションや絨毯に刺さったり…粘着テープなどでコロコロしても取れにくかったり…
お掃除が大変ですよね。
レーキングはねこちゃんだけでなく、ダブルコートのわんちゃんにも最適です!
ダックスさんのアンダーコートや、意外と抜け毛の多いパグちゃん、夏はモサモサ抜ける柴さんなど、カットはちょっと…と思われるわんちゃんにも向いていてオススメです!。



トリミングナイフ(プラッキングナイフ)の使い方


*力加減を確認しておきましょう*
プラッキングナイフを軽く持ち、寝かせた状態で手の甲に当ててみましょう。
擦れた時に痛すぎない力加減で梳かしていきます。


*少しずつ梳かしていきます*
プラッキングナイフを寝かせ、刃の部分を少し浮かせるように当て、毛の流れに沿ってそっと梳かします。
この時、刃を立てるとアンダーコートが抜きにくくなり、また、刃が皮膚に当たり痛がる場合もあります。
できるだけ力を入れずに梳かしましょう。力を入れてしまうと、健康な毛までひっぱり、嫌がる原因になりますので気をつけましょう。

粗目から使用し、毛のひっかかりがなくなったら、中目、細目の順にナイフを替えて仕上げていきます。
抜ける量は少なくなりますが、粗目のみでの使用も可能です!
保定をしてもらえるなど、作業者の左手が空いていれば、ナイフを当てている場所の少し上の皮膚を押さえながら梳かすと、作業しやすくなります。


*注意点*
毛量が減ってくると、刃先が皮膚に当たりやすくなります。
同じ場所を何度も擦ったり、力を入れて梳かすと皮膚が赤くなってしまうことがあります。
特に肩や太ももの筋肉と皮膚が近い部分や、骨が触れるような皮膚の薄い部分は特にご注意ください。

乳首やイボなどは引っ掛け、出血させてしまう可能性もあります。
お腹部分はデリケートでもあり、嫌がる子も多いかと思います。
スリッカーブラシや、ピンの幅のあるコームなどを使い分けて、お手入れしていきましょう。


ねこちゃんの集中力の持続時間は、5分程度と言われています。 長時間のブラッシングはストレスになることがあります。
プラッキングナイフは、飼い主さんが使い方に慣れれば、2〜3分の作業時間で、ふんわり両手いっぱいになるくらい、不要なアンダーコートを処理することができます。
保定をしてもらえる場合は、ご褒美をあげながらなど、ねこちゃんも楽しみながらレーキングすることをオススメいたします♪



動画でのご紹介


実際の商品を使用した動画を作成しました。是非ご覧ください♪