今では沖縄そばのブランドの一つとしての地位を築いています。
お昼時になると地元のウチナーンチュはもちろん、観光客、基地内のアメリカ人なども多く訪れます。多い日では一日に500食以上も食べられるそうです!

キレイな店内。お昼時になると広い店内は、お客さんで一杯になります!
取材の日はいませんでしたが、チャンプルーな町の沖縄市は外国人の方も多く見られます。アワセそばの康博さんいわく、「観光客の方は外国人がそば食べているのが珍しいみたいで喜んでいるよ〜」とおっしゃってました。

守り続けているこだわりの味♪平麺の太さは約7mm、麺の長さは約30cmです。

アワセそばの特徴の平たい麺は、創業当時(終戦直後)食糧不足の時代に食べごたえと、手打ち風の感覚が受けて現在でも変わりなく、50年余り同一デザインで販売しています。
今では「元祖!平麺のアワセそば」として県内でも人気があります!

アワセそばの麺は創業当時から“たまご”が練りこまれているのが特徴です。
たまごが練りこまれている事でツルツル感がちがい、のどにすべるように入っていきます。
特に他の店舗では味わえない平麺の喉越し、食感はアワセそばならでは!の味わいで人気を集めています。

本ソーキとは、骨付きのスペアリブの事。アワセそばは軟骨ソーキにこだわります。
なんと!隠し味に泡盛を使用。これが開店当時から守り続けている、美味しく煮込んであるソーキです!あまり煮込むと煮崩れしてしまうので煮込み時間にも注意が必要です!

創業当時から地元でも老舗の精肉店からしか取り寄せないこだわり!
スープは「鶏、豚、カツオ+丸秘」のだしを「秘密」な時間で、丁寧にあく抜きし「だし」を取っています。スープだしに加える丸秘食材を知るのは従業員の中でも一部の人のみ!
また出汁を煮込む時間も一部の職人さんだけが知る!そうです。

アワセそばの歴史

今では沖縄で平麺と言えば「アワセそば」と言われるくらいの知名度を得るようになりましたが、これまでのアワセそばの歴史について社長の盛康さんへ語ってもらいました。

生まれも育ちも本島中部沖縄市の泡瀬。終戦直後、小麦粉をそばに加工する家内工業を昭和23年、当時の泡瀬1区通称美浦というところで僕の両親が始めたのが創業のいきさつです。

高校卒業時に、親にぜひ家の仕事を続けて欲しいと説得されてそのまま手伝うことになりました。
創業からずっとこの仕事に携わっていることになるので、製麺業ひとすじ60年余りですね。
その間、変わらないのはアワセそばの特徴の平たい麺。食糧不足の時代ですから、食べごたえと手打ち風の感覚が受けたのではないでしょうか。現在でも平麺、細麺は変わりなく、50年余り同一デザインで販売しています。
アワセそばは製麺工場が60年前の創業で、そば屋(店舗)の「アワセそば」は30年前に開業しました。
今でも伝統の味に満足することなく、もっと美味しくならないかって常に研究し続けています。日持ちがしてかつ、無添加にこだわりいい商品を適正な価格で提供する。大切なのは人(消費者)、そして商品に対する思いやりの心だと思います。

一部ご紹介♪参考にしてレシピを考案していただいてもOK!