環境(リサイクル)
ついてちょこっと

りさいくるに
このところ塩化ビニール焼却時のダイオキシン発生の関係から敬遠されています。
しかし農業用にもたくさんのビニールが使用されています。トンネル栽培や
ハウス施設は特に!
ミカンやイチゴ?メロン・ナス?キュウリなどいっぱい。 恩典に与っています。


このハウスミカン施設もハウスの中では たくさんのミカンが収穫されています。

ところがこの被覆は1シーズンを過ぎると強度的に弱く、また汚れもひどくなります。
毎年、加温前の仕事として新しいビニール被覆が重要な作業になります。
すると当然、昨年のビニールは廃棄される運命なんですが・・・
それを燃やさず再利用する
こんな事がこの阿波徳島でも行われています。
そして やってくるんです。廃ビニールが
こんなにぃ〜〜〜〜。


(^。^ゞ 阿波親父
「これを再生するんです。ものの見事に!」

今回はお邪魔したのは大洋電工(株)で社長が私の友達です。

「金属探知器」を通り小石等の粗異物を省き
小さな塊にカットされ、それを広げて
連続2台の洗浄機に 流れ込む
勢いよく回転して洗う!洗う!洗う!
洗浄機の水がすごい。でもまだ汚れは
完全ではない。ここから1次破砕へ
粗洗浄粉砕行程では所定の小さな破片に
水切供給機で濁水を分離
いよいよ超音波洗浄へ
破壊された廃ビニールはこんなに
キレイで小さくなっていますが
まだまだこんなもんじゃない。
破壊された廃ビニール(フラフ)は
超音波を応用した2次洗浄機で洗浄
さらに分離層で異物除去そして脱水へ
脱水機から遠心分離脱水後
送風輸送機で乾燥機に投入
乾燥されたフラフは異物分離装置で
またしても金属除去をし粉砕機でさらに
細かく粉砕されます。
コンパウンド用にグラッシュ処理された
原料を押出機 により溶融押し出し
細かい連続の棒状になり冷却する。
ペレット状になったこの用途は
伝染皮膜用になるとのこと。
ここにある廃ビニールの再生原料は
被覆用再生ビニールや園芸シート
また電線被覆などの用途に出荷されます。


燃やさず再利用できるということは環境にもやさしく
資源の有効利用も最適です。そしてまたリサイクルでの
おいしい作物が出来る施設にも貢献しています。