■ラグ・カーペットのお手入れ方法■
日常のお手入れ
細かなゴミやホコリをとるために週に1~2回、毛並みの反対方向に掃除機をかけてください。
月に2回程度のお手入れ
月に2回は雑巾がけをしてください。染み付いた汚れや汗、臭いを拭き取ります。
中性洗剤1~2杯をバケツ1杯のぬるま湯にとかし、雑巾を固く絞って強く拭いてください。
年に1回程度のお手入れ
外に持ち出し、ラグの裏側から棒などで軽く叩いて奥に入り込んで溜まったほこりやゴミを出してください。
そして2~3時間裏返しのまま干してください。
■ラグ・カーペットのお手入れのポイント■
湿気をためないこと
一番の大敵は湿気です。 その為カーペットを長持ちさせるにはまず家全体の風通しを良くしましょう。
天気の良い日は窓をあけてできるだけ風を通し湿気を逃がします。
ラグは裏返したり下に椅子を入れて持ち上げたりして、裏側にも風を通すのがコツ。
カーペットもラグも、乾燥していればホコリもとれやすく、掃除機をかけても傷みが少なくて済むのです。
もちろん、乾燥していれば、ダニも増えにくくなります。 湿度45%以下の場合ほとんど死滅します。
電気掃除機のかけかた
ホコリが取れにくいからといって、掃除機で上から押さえつけて吸おうとしている人をよく見かけます。
中にはどんどん叩いていたり。 これではかえって取れにくくなるし、カーペットを傷めてしまいます。
優しく、毛を起こすようにしながら逆目にかけるのが正解です。
干す時のコツ
カーペットやラグを屋外に干すのは気持ちの良いものです。 でも、太陽の光は微妙な色柄の大敵です。
色落ちしないように必ず陰干しにしてください。
しっかりと干して湿気がとれたら軽くはたいてホコリを落として取り入れます。
重いものですので丈夫な物干しざおを使ってくださいね。
遊び毛について
多くの人が心配しますが、実はカーペットから毛が抜けることは実際ほとんどありません。
抜けたように見えるのは「遊び毛」といって、製造工程の残りだったり、パイルが削れてできたもの。
買った当初は見かけますが、何度かお掃除すればなくなるはず。アレルギーが心配になるようなカーペットの毛ぼこりは、抜け毛ではなく、ホコリの集まったものです。
まめにお掃除をして、ホコリがあまりたまらないようにしたいものですね。
ラグが汚れてしまった場合
真っ先に考えることは、「汚れを広げないこと!」。
あわてて水をつけたティッシュでごしごし、というのが一番しては困ることです。

汚れをふく時は、周辺から汚れの中心に向かってふくこと。
汚れたぞうきん面がきれいなところにまで汚れを広げません。
また、化学洗剤は必ず薄めて使ってください。

汚れがひどかったり、長時間たってしまったものは経験のあるクリーニング店に任せるのが最良です。
こんな汚れには
・油脂・糖分 住居用洗剤(マイペット等)アンモニアを少量たらしたお湯で雑菌を絞り、強く拭きます。
後はきれいな布で拭き取り、これを繰り返します。
・ペンキ ついた直後であれば、テレビン油をつけた布で柔らかくこすればとれます。
乾いてしまったものは専門家へお任せしましょう。
・インク・墨 まず吸取紙によく吸い取らせます。その後で牛乳を少したらし、ブラシでよく叩いてから
お湯で絞った雑巾で拭き取ります。
・泥 よく乾かしてから、電気掃除機で吸取ります。後はぬるま湯で拭き取ります。
・酒類 汚れた部分に塩をのせ、ブラシで拭き取ったあとから、水を含ませたスポンジできれいに
拭き取ります。
・卵 冷水を布につけて軽くこすり取ります。
・チョコレート 硼砂粉末をまき、20分ほど冷水に浸した布で拭き取ります。
これが乾いたら電気掃除機で吸い取ります。
・靴墨 歯ブラシにベンジンをつけ、汚れたところを叩くようにして取ります。
・ガム 丸めながらつまみ取り、シンナーで拭き取ります。
取れないときはドライアイスで冷やし、固まった物を粉にして取り除きます。
・動物の汚れ物 すぐに塩水で拭き取ります。そのうえで5%のアンモニア液で拭き、最後にぬるま湯で拭き取ります。
・牛乳 ぬるま湯に浸した布で軽くこすります。牛乳に熱湯は禁物ですから注意してください。
・タバコの焦げ オキシフルをつけた歯ブラシでブラッシングすると、焦げた部分が目立たなくなります。
・紅茶・コーヒー 水で固く絞ったタオルで拭いてください。生クリームやミルク入りのときは、薄い洗剤液で拭いてください。古いシミは、レモン片か酢で拭くと効果的です。
・ビール・洋酒 水またはぬるま湯を、布か綿棒に含ませて、シミを吸い取らせるような感じでたたいてください。ぬるま湯でも落ちないときは、中性洗剤をご使用ください。
・あめ お湯に洗剤を溶かし、それで絞ったタオルで拭きとってください。もし、跡が残っていたら、アルコールで軽く拭いてください。
・ケチャップ 紙でとり、酢で拭いてください。色が残ったらオキシドールで拭いてください。
・醤油・ソース ティッシュペーパーなどでできるだけ吸い取り、洗剤を入れたぬるま湯で拭いてください。古いシミはオキシドールで漂白してください。
・生クリーム・バター・ マヨネーズ お湯を含ませた布で拭いてください。その後、洗剤液で拭いてください。まだ残るようならアルコールで、拭いてください。
・口紅 アルコールでこすり取り、洗剤を入れたぬるま湯で拭いてください。
・香水・化粧水 石鹸水で拭いてください。
・クレヨン・靴ズミ ひどい汚れはアルコールを歯ブラシにつけて、たたくようにして取り、その後ぬるま湯で拭いてください。

■カーペットQ&A■
Q,カーペットを買ってきてひろげたところ、臭いがきつく数日たってもとれません。
素材又は、製品特有の臭いと思われます。どちらも人体に有害な成分ではなく、一日1~2時間程度お部屋の窓を開けて換気していただきますと1~2週間で随分軽減されます。
その後も臭いが軽減せず、気分が悪くなるようでしたらただちに使用をおやめください。
Q,買ってきたカーペットから遊び毛がでてきて、なかなかおさまりません。
綿やアクリルウールに代表される紡績糸使いのカーペットはしばらくの間余分な毛が出てくる場合があります。
掃除機(ブラシなし)で吸い取っていただきますと1~2ヶ月程度で随分軽減され、この遊び毛が取れたあとにカーペット本来の毛ヅヤが出てきます。
Q,折り曲がったまま使用していたら折りシワがついた。
スチームアイロンの蒸気か、ぬるま湯を湿らせた布でパイルを起こし、
毛並みの反対走行にそってブラッシングしてください。
Q,防ダニ、抗菌防臭等、各種機能性の加工は人体に安全ですか?
使用薬剤の安全性は「化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律(化審法)」に基づき確認していますので
安心です。
Q,カーペットのよごれを落す洗剤はありませんか?
ホームセンター等で販売しているカーペット用のクリーナーをご使用ください。
Q,防災カーペットは燃えないのですか?
火災の原因となるため火気を近づけないでください。
「防災カーペット」は燃えないカーペットという意味ではなく、火気には一般品同様に十分な注意が必要です。







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