カーテンの始まりは、ベッドまわりに取り付けた覆いだと言われています。

天蓋付きベッドや、ベッドの頭部分をドレープたっぷりの布で覆った寝室は、欧米のインテリア雑誌などに登場するクラシックなコーディネートです。

このように、カーテンは窓の前に吊り下げるものだけではありません。窓以外のスペースでも活用し、インテリアを積極的に楽しみませんか。





【窓以外の場所でカーテンを活用する方法】

カーテンは、間仕切りや目隠しを目的に利用することができます。

ふすまや障子、ドアなど建具のない空間で、スペースを区切る方法としてカーテンはとても便利。

開閉時によけいなスペースを必要とせず、状況に応じて開け具合を調節できるのもよいところです。

取り付けに大きな工事を伴わず、手軽に導入できます。


事例をあげると、オープンのLDKをダイニングキッチンとリビングにセパレートするために吊るしたカーテン。

普段はオープンにして、来客時にはカーテンを閉めて落ち着いたリビングにします。広い空間で、冷房や暖房を必要な場所だけ効きやすくするのにも、間仕切りカーテンは有効です。


リビングの一角に書斎コーナーを設ける、ひと部屋の子供部屋を二つに分けるなど、きっちり完璧に区切るほどではないけれど、心理的に仕切りたいとき、部分的に仕切りたいときなどに、

カーテンの間仕切りはピッタリ。状況に応じて部屋をつなげたり区切ったり、フレキシブルな空間活用が可能になります。


収納ゾーンの目隠しとしてもカーテンはピッタリです。本棚や扉のない収納スペースの手前にカーテンを吊るせば、雑多なものが一気に隠せて、部屋がすっきり見えます。

押入れのふすまと異なり、カーテンはフルオープンになるので、ものを探したり、取り出したりするのにも便利です。

洗面所のなかの洗濯スペース、トイレのなかの小さな棚などでも、目隠しカーテンは活躍します。


天井から床までたっぷりと下げてゴージャスにコーディネートしたり、布一枚をシンプルにかけてスライドさせたり、カフェカーテンのような小さなカーテンを多用したりと、そのアレンジは無限大です。



【窓以外で使うのに便利なカーテンの種類】

間仕切りや目隠しとして、設置が簡単で手軽に導入できるカーテンをご紹介します。



【ストリングカーテン】

たくさんの糸が垂れ下がったようなカーテンのことで、糸カーテン、紐カーテン、フリンジカーテンなどとも呼ばれています。適度な遮蔽性があり、出入りしやすいというメリットがあります。

光を通すので圧迫感がなく、風や人の動きでリズミカルに動くのが特徴。いつもの風景も揺れて見え隠れすると、また違って感じるもの。空間に奥行きを与え、スタイリッシュな印象になります。



【のれん】

家庭で使うのれんは、部屋の入り口などに目隠しや日よけの目的で吊るすファブリック。開口部をすべて覆わない丈が短めのスタイルで、出入りしやすいようにスリットが入っているのが一般的です。

のれんは日本で生まれたものですが、選ぶ素材・色・柄によって和洋どんなインテリアにも合わせられます。

麻のように軽い透け感のあるのれんなら、涼しげな雰囲気を演出でき、染めやプリントが素敵なのれんなら、壁にタペストリーのように吊るし、部屋のアクセントにするのもアイデアです。

市販の突っ張り棒や丸棒を通して吊るすので、取り付け取り外しが自在。季節ごとに取り替えるのも簡単にできますので、お部屋のイメージチェンジに最適です。



【すだれ】

すだれとは、自然素材の竹やヨシを編んで、部屋の仕切りや日よけのために吊り下げるものです。日差しや視線を適度に遮りながら、光と風を通すことができるのが特徴。

照明によって光と影が生まれ、アートな空間を演出できます。

最近では樹脂素材や金属素材、モダンなカラーリングのすだれも登場。多様性があり、巻き上げもスムーズになっています。


カーテンは面積が比較的広く、空間を劇的に変える効果があります。模様替えで気分を変えたい、季節感を部屋のなかに取り込みたいときなどに、

カーテンを窓以外のところにも活用してみてはいかがでしょうか。

そんなときは材質や色柄の選択、取り付け方法などの面で、細かな希望に対応可能なオーダーカーテンがおすすめです。