カーテンを購入する際、一番大切なのが採寸(測り方)となります。
ここで、しっかりカーテンの測り方(採寸方法)を説明したいと思います。
まず準備するものは、採寸用メジャー、メモ、、脚立、可能であれば助手となります。
高い窓の場合は採寸するのに脚立を使って正確に測りましょう。
また、幅が広い場合は助手がいると正確に採寸ができます。
カーテン専門店では、カーテンの測り方について説明用のチラシが置いてあります。
インターネット通販では、生地サンプルを取り寄せると、採寸メジャーと一緒に説明の紙が送られてくるお店もあります。
手元に、測り方の説明を用意してカーテンを測るようにしましょう。
(分からないことは必ず、購入予定のお店に確認しましょう。)
どこのお店も丁寧に説明してくれると思います。
説明が不十分だと感じた場合は別のお店で購入するようにしましょう。
★カーテンの採寸については、しっかり理解してから測るようにしてください。
※少しでも不安なところがあれば必ず購入予定のカーテン専門店に確認しましょう。
※オーダーカーテンは基本、ご注文後のサイズ変更、返品、キャンセルは不可となります。
弊社には、カーテンの開き方「両開きor片開」、アジャスターフック「Aタイプ、Bタイプ」は良く質問があります。
では、カーテンの測り方の説明となります。
【カーテンの測り方】
基本、カーテンはカーテンレールに取り付けます。
採寸(測り方)は、カーテンレールが取り付けられた状態で行います。
カーテンレールが付いていない場合は、先にカーテンレールを取り付けましょう。
※カーテンレールが付いていない状態で採寸すると!!
エアコンを取付けたことで、予定通りにカーテンレールが取付けられなくなる場合があります。
その場合、カーテンレールの取付け位置を変更することになります。
そのため、カーテンサイズが変わってしまいます。
オーダーカーテンは、ご注文後のサイズ変更、キャンセルなどが難しいですのでご注意下さい。
カーテンの幅:カーテンレールの長さなります。
※通常はカーテンレールの長さにプラス3~5%します。
カーテンの丈:カーテンレールについているランナーの輪からの長さになります。
※カーテンはカーテンレールのランナーに取り付けるので、そこからの長さとなります。
※はきだし窓の場合は、通常マイナス1~2cmします。
※腰窓の場合は、通常プラス10~20㎝します。(物がある場合などは、長くしない場合があります。)
※出窓の場合は、通常マイナス1~2cmします。
上記はあくまでも一般的なカーテンの測り方となります。
ご自分の好みで、丈などを調節して問題ありません。
ご不明な点があれば必ずカーテン販売店に確認しましょう。
【カーテンのフックについて】
カーテンには、フックの仕様で「Aタイプ」と「Bタイプ」があります。
Aタイプ:
カーテンレールが天井に取り付けられている場合、カーテンボックスが付いている場合はこちらになります。
カーテンレールが天井に取り付けられている場合、Bタイプにしてしまうと、生地が天井に擦ってしまって動きが悪くなるのと、擦れた部分が消耗してしまいます。
Bタイプ:
カーテンレールが窓枠に正面に取り付けられている場合こちらになります。
Bタイプがカーテンレールを隠すように仕様になります。
カーテンレールが正面に取り付けられていても、Aタイプでも問題ありません。
カーテンの総丈を簡単に説明させて頂きます。
カーテン総丈は、カーテンの上から下までの長さとなります。
・アジャスターAフックの丈200㎝の総丈は約201㎝となります。
・アジャスターBフックの丈200㎝の総丈は約204㎝となります。
※アジャスターフックの確認をするには、取り付けてあるカーテンレールの画像を、購入予定のお店に見せるのが一番早いです。
カーテンのお店に行く場合は、カーテンレールがどのように取り付けてあるか写真を撮って持っていくと良いでしょう。
インターネット通販で購入予定の場合は、画像を送って確認してもらいましょう。
【カーテンの開き方ついて】
アジャスターフックと同じく、分かりにくいカーテンの開き方についてです。
幅200㎝の両開きの場合:幅100㎝が2枚となります。
→両開きとは、指定した幅のカーテンを真ん中で分けることになります。
幅200㎝の片開きの場合:幅200㎝が1枚となります。
→片開きとは、指定した幅のカーテンが1枚となります。
【間違ったカーテンの測り方(採寸方法)】
・窓枠で測る(おそらくカーテンレールが取り付けられていないと思います。)
上記で説明しましたが、カーテンはカーテンレールに取り付けるので、必ずカーテンレールを取り付けてから採寸します。
・カーテンのサイズを測る
掛け替えの場合、現在取り付けてあるカーテンのサイズを測る方がいらっしゃいます。
カーテンには、2倍ヒダ、1.5倍ヒダ、フラットなどいろいろな仕様があり、実際のカーテンを測っても正確なサイズにはなりません。
(また、アジャスターフックでもサイズが異なってきます。こちらは、後述します。)
必ず、カーテンレールで採寸します。
【カーテンの採寸は正確に】
カーテンを購入するタイミングは、引越しやマイホーム購入などのタイミングになると思います。
また、カーテンが古くなったので新しいカーテンに変える時も考えられます。
ネット通販で比較的安くカーテンが販売されているので、コストを少しでも削減したい場合は、自分で採寸する必要があります。
分からないことがあればしっかり購入予定のお店に確認しましょう。
最近では「カーテン計測メジャー」もあるので便利です。
カーテンは人生で数回の買い物になるので、なかなかご自分で採寸するのも大変かと思います。
新築の場合は、カーテン専門店に採寸を依頼した方が良いと思います。
【カーテンレールのランナーについて】
カーテンレールのランナーの数を確認することも重要です。
付いているカーテンレールが古い場合は、ランナーの数が少ない場合もありますので、確認した方が良いです。
数が少ない場合、またランナーの滑りが悪い場合は、カーテンレールを取り換えた方が良いです。
【既製カーテンのサイズ】
インターネット通販で購入を考えている場合、既製カーテンを選ぶと一番安く済むと思います。
ただし、既製カーテンの場合、サイズによっては合わない場合があります。現在、窓はいろいろなサイズがあります。必ず既製カーテンが合うとも言えません。
しっかり採寸して購入しましょう。(わたしの身長が158cmだからこれくらいって感じで注文しないようにお願いいたします。)