「マリメッコ」は1951年に創業されたフィンランドを代表するデザインブランドです。

そのテキスタイルの多くは北欧の豊かな自然や伝統的なモチーフから着想された柄で、流行に左右されず、時を経てもなお新鮮さを失わないのが魅力です。

自宅のカーテンに取り入れ、マリメッコの世界観を楽しんでみてはいかがでしょう。


【マリメッコの生地の種類(名前)】

鮮やかなカラーや大胆なプリント柄が特徴のマリメッコのテキスタイル。

数多くの柄の中から、カーテン生地として人気が高く、定番となっているものをいくつかピックアップしてご紹介します。



【Unikko(ウニッコ)】

インパクトのある鮮やかな花のデザイン「Unikko(ウニッコ)」は、ケシの花がモチーフとなっており、マリメッコを代表する柄です。




大きなサイズの柄のため、カーテンやテーブルクロスなど大きいサイズのアイテムに適していますが、好みによっては、ウニッコより柄が小さめの【Pieni Unikko(ピエニ ウニッコ)】



一番柄の小さい【Mini Unikko ミニウニッコ】を選択することもできます。色はホワイト×レッドが最もポピュラーですが、毎年さまざまなカラーで新作が登場し、カラーバリエーションは豊富です。

ミニウニッコが一番人気です。


【Kaivo(カイヴォ)】

シンプルながら、線の太さや柄の大きさに迫力のある連続柄で、カーテンにも適した柄です。

1965年、マイヤ・イソラが泉からインスピレーションを受け、デザインしました。

マリメッコの中ではクラシックな柄ですが、それが今ではかえって新鮮な雰囲気を感じさせます。



【KURJENPOLVI (クルイェンポルヴィ)】


「クルイェンポルヴィ」はゼラニウムのこと。

2006年よりマリメッコで活躍するデザイナー、アイノ-マイヤ・メッツォラが2013年に発表したデザインです。

ブラックやグレー、イエローの単色で、ゼラニウムの花や葉がフリーハンドの線画にて大胆に描かれているのが特徴です。細い線、太い線が使い分けられ、やわらかな雰囲気もしっかりと感じさせます。



【JUHANNUSTAIKA(ユハンヌスタイカ)】


アイノ-マイヤ・メッツォラの作品。

「ユハンヌスタイカ」は「真夏の魔法」といった意味で、魔法をかけられ夏の魅惑をまとった花々を水彩画タッチで大きく表現。

華やかなインパクトあるファブリックは、見るものを魅了します。

とても大きな柄なので、カーテンにおすすめです。



【LINTUKOTO(リントゥコト)】


リントゥコトは、「鳥の住処」を意味しており、マイヤ・ロウエカリが2013年に発表したデザインです。

全体的にはモノトーンで描かれている花や建物ですが、部分的に赤や紫・黄色に色づけされた花がアクセントになっています。

のびのび自由気ままに咲き誇る生命力にあふれた花は、眺めているだけで楽しい気分に。どこをとっても絵になり、使いやすい柄です。



北欧の人気ブランド、マリメッコの生地にはこのようにさまざまな種類があります。

有名なUnikko(ウニッコ)だけでなく、今回紹介したような他の種類にも目を向けてみましょう。

好みのデザインが見つかれば、カーテンの生地としてもぜひ利用してみてください。